【APOLLON】 用語集
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【アート・プラネット・レジデンス】
人類が新たな居住圏を得るために造り上げた人工惑星の総称。
その質量による相互重力干渉を起こさぬように、金星〜火星間の公転軌道を一定の間隔を置いて周回している。
直径は2000km。星としてのサイズは衛星並だが、その構造体はすべて機械化されているために、地表〜地下400kmまでが居住可能スペースとなる。
また、中心核は全長100kmの熱核原子炉である。
人工惑星は全部で5基あり、アルバ、ベルタニア、ガーム、デルベス、イクシオーサと言う。
アルバ、ベルタニア、ガームは居住区と食料生産施設を併せ持ったスペースコロニー。
デルベスは工業惑星。イクシオーサはNSSF議会やCKOを初めとした新太陽系政府の中枢として機能している。
【ABSOLUTE COSMOS ENFORCER(ACE)】
通称を【ACE(エース)】、もしくは【特務執行官】という。
彼らはハイパーテクノロジーにより生み出された人工生命体。単体で師団クラスの敵を相手取ることが可能であり、その気になれば惑星規模の戦乱を鎮められる力を持つ。
無限稼動炉【インフィニティア】によって稼動し、不死ではないが不老の存在(不死でない理由は【インフィニティア】の項を参照)。
肉体を原子レベルで再生変換でき、機械などの無機物と同化して機能を拡張利用することも可能。
宇宙、深海などあらゆる空間で活動でき、亜光速飛行や大気圏突入すら可能である。
彼らは人工生命体であるが、意識は人間のものである(ACEへの志願、死亡した個体からの意識の移植など経緯は様々あれど、かつて人間として生きていた過去を持っている)。
プライベートネームは人間として生きていた頃のものが用いられるが、姓は人間を捨てて生まれ変わったという意味で【〜フォース】と名乗ることが義務付けられている。
ACEはゼウス、ヘラ、ヘルメス、デメテル、アポロン、アルテミス、アテナ、ポセイドン、アフロディーテ、ヘパイストス、アレス、ヘスティア、ハデス、ペルセポネ、ディオニュソスのコードネームを持つ総勢15名。
カオスレイダーから人類圏を守るべく、ほぼ不眠不休で活動している。
ACEは平時、人間とまったく同じ組成の生命体として活動している上、元が人間だったこともあって、一般人となんら変わりのない生活を送っている(つまりは飯も食べるし、眠りもするし、性的欲求もある)。
しかし、彼らは老化することもなく自然死もしないため、普通の人間と同じ時を歩むことはできない。
また、カオスレイダーとの戦いにおいて、取り付かれた人間を殺す必然性も生じる。
ゆえに彼らは人間としての生き方をしながらも、人間とは違う存在という疎外感と非人道的行為に対する罪悪感を持ち続けているのである。
彼らが普段取る人間的な行動は、元の意識を基にしたスタンスでしかなく、本質では自分たちが人並みの幸せなど求められない存在であるということを理解している。
ゆえに彼らは、その重荷に悩み苦しむこととなる。
【ANTI-CHAOS SUPPORT INVESTIGATOR(ACSI)】
通称【ACSI(アクシー】、もしくは【戦闘支援捜査官】という。
不審事件や当時者の調査を行い、カオスレイダーの関与があきらかになった場合、対象者の始末をも遂行するオリンポス所属の特殊捜査官。
フリーマーダーライセンス(殺人許可証)が与えられており、カオスレイダーに取り付かれた人間であれば、法の関与なしにその始末を遂行できる。
各惑星に数名ずつ派遣されており、やはりギリシャ神話の神の名をコードネームとする。
彼らは人間であるが、特殊戦闘部隊並の訓練を受けてきた猛者たちである。
カオスレイダーから取り付かれるのを防ぐため、コスモスティア製のアクセサリーを常時身につけている。
【インフィニティア】
特務執行官の文字通り心臓部と呼べるもの。
コスモスティアを核とし、リング状に配置された制御システムとメモリーデータバンク、原子変換システムにより構成される。
大きさはゴルフボールほどのサイズ。
この稼動炉を破壊されない限りACEは死なないが、常時、特殊な防御フィールドに包まれているため、通常兵器の攻撃では傷ひとつつけることはできない。
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【カオスレイダー】
ACEにとって不倶戴天の敵であり、全生命体の脅威となる謎の存在。
種のような寄生生命体で他生物と融合し、その精神エネルギーを捕食することで強力な魔獣に覚醒する。
レッサー、エルダー、グレーターの三段階のクラスが存在し、クラスが上がるにつれて知性や戦闘能力が格段に跳ね上がる。
ただ、融合のためには潜伏期間を必要とし、力の強いカオスレイダーであればあるほど、融合に有する期間は長くなってしまう(レッサークラスなら数日〜数週間ほどだが、グレータークラスともなれば1年近くはかかると言われる)。
寄生された者は時と共に情緒不安定になり、突発的な殺生命体衝動(殺人も含む)を起こすことも多い。
覚醒すると通常兵器による攻撃は意味を成さず、カオスレイダーを消滅させられるのは、ACEが有するコスモスティア・エネルギーのみとなる。
そして、一度カオスレイダーに取り付かれた者は、救うことができない。
つまり覚醒しようがしまいが、寄生者はACEやACSIに討たれる運命にあるのである。
【火星】
人類が一番最初にテラフォーミング計画を行った星で、現在では最も居住環境に恵まれている。
大気組成は、西暦1500年代の地球と同一。海陸比は6:4で、遺伝子操作で品種改良された地球産の動植物が生息する。
地球での教訓を生かし、NSSFによる徹底した環境管理が行われている。
既存惑星の中では最も居住人口が多いが、その多くは特権階級や富豪などであり、いわば金持ちのための星である。
それゆえ、火星居住者を敵視する者は多い。
【金星】
人類によってテラフォーミングが行われるも、統一暦116年現在も環境の適応化ができていない星。
全体の5割以上が砂漠の惑星で、水資源に恵まれていない。
大気組成も二酸化炭素が非常に多めであり、日照時は摂氏50度、夜間はマイナス20度にもなる過酷な環境である。
人々は主にドーム状の都市で生活している。これといった産業や資源があるわけでなく、新太陽系の中では貧しい星と言える。
そのためか貧困階級が多く住み、罪人の収容所もほとんどが金星に集中している。
最もNSSFに対する風当たりが強く、テロや反政府運動が活発な惑星でもある。
【コスモスティア】
カオスレイダーと対消滅するエネルギーで、小惑星パンドラ7で発見された同名の物質から放射されている。
コスモスティアは半永久的にエネルギーを放出し続けることが可能。
その原理は一切不明だが、一説では超古代文明の作り上げた多次元結合変換エネルギーユニットと言われている。
非常に稀有な物質であることと取り扱いの難しさのために、資源利用は見送られた。
特務執行官はこの鉱石を核とした無限稼動炉【インフィニティア】によって稼動している。
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【新太陽系】
地球壊滅の危機に瀕した人類が宇宙に進出し生存圏を開拓、もしくは建造することにより、西暦時代と異なる惑星配列構造を有することになった新たな太陽系。
実際には金星、地球、火星の3惑星及びその衛星と、アルバ、ベルタニア、ガーム、デルベス、イクシオーサの人工惑星による人類生存圏を指す名称として用いられることが多い。
【新太陽系連邦(NEO SOLAR-SYSTEM FEDERATION)】
人類の生存圏たる新太陽系全域を統括する政府組織。
通称を【NSSF】と言う。
本部は人工惑星イクシオーサ。各惑星の代表によって構成された連邦議会を立法行政機関としている。
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【地球】
誰もが知る人類発祥の星。しかし、行き過ぎた文明のもたらした環境汚染によって温暖化が進行。
現在では全体の93%が海となり、文字通り水の惑星となっている。
大気組成は二酸化炭素比率が従来の二倍近くになっており、気温は赤道付近で平均50度。突然変異した海洋生物が多く生息している。
NSSFはこの星を自然環境保護惑星に認定。人工建造物の建造を一切禁止した。
従ってこの星に住む住人は、原始時代に近い生活を送っている(そうすることを望む者たちしか残っておらず、それ以外の人類は皆、他惑星に移住した)。
それは人類の、地球に対するせめてもの罪滅ぼしか。
【秩序管理維持機構(COSMOS-KEEP ORGANIZATION)】
新太陽系の秩序維持を目的として創られた治安維持組織。人類の生存圏を守るために活動している。
通称を【CKO】と言う。
高度な科学力を有し、大規模災害救援、紛争調停などの軍事活動、各惑星の治安維持活動など様々な事態に対処する。
本部は人工惑星イクシオーサ。多数の機関によって構成され、それぞれに異なった任務を遂行している。
その中でも特殊な位置付けにあるのが、オリンポスである。
【超古代文明】
詳細は一切不明だが、人類が繁栄する数万年も前に存在していたとされている。
現在のアステロイドベルトは、その文明の栄えていた惑星が爆発してできたものという説もある。
それを裏付けるかのごとく、一部の小惑星には文明の名残を思わせる構造物が存在していた。
カオスレイダーを封印していた小惑星パンドラ7もそのひとつである。
超古代文明がなぜ、滅びたのか――その鍵は、恐らくカオスレイダーが握っている。
【特務秩序執行機関オリンポス】
CKOのあらゆる秩序維持活動において優先指揮権を有する機関。
CKOの中では唯一、アステロイドベルトにある小惑星パンドラ7に拠点を置いている。
全人類の敵カオスレイダーから生命を守るという主要秘匿任務(特務)を遂行する機関。
ABSOLUTE COSMOS ENFORCER――通称ACEと呼ばれる戦士たちと、そのサポートを行う人間たちで構成され、CKO最大の戦闘力を有している。
メンバーはギリシャ神話の神の名をコードネームとしている。
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【パンドラ7】
火星〜木星間のアステロイドベルトに存在する小惑星のひとつ。全長はおよそ100km。
かつて太陽系に存在していた超古代文明の遺跡が発見された星であり、現在は特務執行機関オリンポスの本部が置かれている。
人類がカオスレイダーを解き放ってしまった場所であり、また特殊鉱コスモスティアを発見した場所でもあることから、災厄と希望を閉じ込めていたパンドラの箱にあやかって命名された。
ちなみに7というのは、この星が超古代文明の存在を示す7番目の星として発見されたことからきている(この星以外にも遺跡は存在したが、残念ながら主だった収穫は得られなかった)。
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