6.3cm 鏡筒バンドの製作

→望遠鏡


 

2004年、石川町で購入した6cm屈折鏡筒。
鏡筒外径63mmなので市販品のバンドが有りそうですが、
気に入ったのものが見つからず、作ることにしました。

鏡筒バンドの内径は65mmにして、1mmの隙間はフェルトを貼ります。

材料は31cm主鏡セルに使った10mmアルミ板の余りです。

仕上がり線より2.5mm離れた所に3mmドリルを4mm間隔程で開け、
ドリル穴を4mm〜4.5mmに広げて余計な肉を落とします。

2つの鏡筒バンドは、まだ切り離さず、メガネ状になっています。

ボール盤にヤスリの刃を付けて削っています。
(ボール盤作業中は手袋はしません。
切り粉やドリルに巻き込まれて危険です)

メガネ状のバンドを切り離して、最終仕上げです。

この後、側面にネジ穴(M4)を切り、金鋸で2つに分割します
(実際は簡易ジグソー盤でしました)。

フェルトを10mm幅に切って貼ります。

ビクセンのアリ形プレートに取り付けます。

鏡筒締め付け用のネジもM4なのですが、
写真は間に合わせにM3ネジとナットで締めています
(締め付け用ネジの紛失防止のため、バンドの上半分にも
M4が切ってあるので、ボルトに逃がしを入れないと
使えないからです)。

GP赤道儀に乗せてみました。

最終的には木製経緯台を作って乗せようと思います。

(H17.3.21)