SMAP いくつかの場面
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初めてのSMAP
   byまま


SMAPがはじめて南座の舞台に出た時、私は子育ての真っ最中だった。
少年隊から、ずっと付き合ってくれていたJちゃんから久々電話がかかってきた。
「折り入って話があるの・・・怒られるかも知れないけど・・・聞いて欲しい・・・」
Jちゃんの様子で、ピンときた。
彼女とはJ関係の事しか共通点がなかったから・・・。
最近、少年隊もご無沙汰で、きっと悶々とした日々を過ごしているのだろう〜〜〜と思っていた矢先の電話だった。

何時間も経たないうちに、Jちゃんは我が家にやってきた。
「・・・あのね〜南座へね〜・・・行ったの。・・・ごめんね、少年隊がいやになったんじゃないんだけど・・・」
バツの悪そうな顔で、上目つかいに ぽつり ぽつりと話し出す彼女を見て、
「SMAPってイイ?どんな感じ?」っと聞き返したものだから、堰を切ったように、
「あぁ、よかった。Rちゃんなら分かってくれると思った。絶対〜観て欲しい!浮気した訳じゃないの、でも すっごくイイの・・・」熱く語るJちゃん。
その日以来、ドップリ浸かってしまった。

ありがとう、Jちゃん。
貴方が居なかったら、私はSMAPを知ることはなかったし、こうして、熱く語ることもなかった。

こんどは私がJちゃんに・・・。
「あのね・・・浮気した訳じゃないの・・・でもね〜イイの!
すっごくイイんだ!  Jちゃんにも絶対観て欲しいの!」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・A・RA.SHI。。。

握手会
 「叱られても〜」
    byまま


1992年、会場では「笑顔のゲンキ」が、繰り返し〜流れていた。
そんな中、行われたSMAPの握手会。
先頭は、拓哉で、最後は中居くん。中程は誰だったのかほとんど覚えていない(ごめんなさい)ただ、プレゼントの手渡しも出来たし、一言・・・話す事も出来た、今では考えられない光景でした。
ゆっくりといっても、それなりにスタッフの人達は、FANを急がせるし、「はい、さっさとすませてね」と言う掛け声も飛び交う・・・
他のタレントさんとあきらかに違ったのは、FANよりも、SMAP自信が、その行列を、足止めさせていた事だった。
特に最後の中居くんが、FAN一人一人に声をかけ、感激で泣き叫ぶFANの肩に手をやり、一生懸命接していた。最後には、事務所の年配の女性マネージャーから「もう、困るわ。FANじゃなくてタレントを叱るなんて、SMAPがはじめてよー」と、何度も何度も、叱られていた。
中居くんが居たから、今のSMAPはあるのだと思う。
彼は誰よりもSMAPが好きで、大事で・・・・・。
ことごとくスタッフを裏切り、SMAPとそのFANの為に一生懸命尽くしてきた。
彼は、そういう人なのだ。
誰よりも敏感にまわりの雰囲気を感じ矢表に立ってしまう。
「身体はちっちゃいが、いつも〜何とかしてしまう」
そう、中居くんは”愛しのSMAP”がゆえの、数々の苦労(?)があったと思うのです。
中居くんのそういうところ・・・大好きです。
中居くんが、ひるまない限り、SMAPは安泰だと信じています。

Kyo to Kyo
中居くん・慎吾君
   byみみ


1997年8月25日(月)京都シアター1200の柿落とし公演は、中居くんの単独公演だった。当然私も見に行きました。
今まで、コンサート会場では、はるか彼方にしか見えなかった中居くんが、すごく近くに見えて、ず〜と夢見ごこちでした。
前日は、福岡でコンサートがあり終わってから東京に戻って「サンデージャングル」、そして次の日京都。2時からの3回公演。
そして、次の日は「いいとも」とすごい過密スケジュール。
なのに、過酷さを見せない中居くんは最高でしたね。
ひとりSMAPで、♪$10も歌ってくれて、『ジュニアの紹介をします』って言うと、慎吾君が出てきてくれて会場大パニック!!
質問コーナーでは、「誕生日の日は誰とどのように過ごされたんですか?」という問いに、
笑いながら『この日は丁度月曜日で”中居くん温泉’S”の収録で山ちゃんと哲っちゃんと猿岩石と一緒で、終わってからしゃぶしゃぶを食べに、残っていた券を使って、僕がおごりました』って言って、爆笑!
『プレゼントは山崎にシルバーのブレス、出川に指輪を4つ、猿岩石に時計貰ったんだけど、あいつらおかしくってよ、ペアの時計をくれるんだよ。二人で一つじゃなくて、一人ひとつ買って、僕が、本当にあげる子なんていないから。って言ったら、「出来たらその子に上げてください」』って言われたそうだ。
あの時計は、今も中居宅にあるのだろうか・・・それとも・・・
きゃぁ〜、考えるのはやめよう・・・。辛くなる・・・
そして、この日(25日)の『スマスマ』から、計算マコちゃんが登場したのでした。

愛ラブSMAP
   byねね


この間、「スマスマ」の「アイドルキックオフ」で、トランポリンやっていましたよね。
それでねねは思い出して居ました。
「愛ラブSMAP」の事・・・
この番組。1996年春に終わってしまいましたが・・・面白かった〜
トランポリンももちろんやっていましたよね・・・
今回のは、競技形式になっていましたが、「愛ラブ〜」のほうは、もっと高度な技も・・・
回転技とか・・・昔々のドリフの全員集合の時みたいな。。。
みんな楽しそうに2人技とかやっていましたよね。トランポリン以外にも、面白いコーナー目白押しで・・・
これから徐々に「愛ラブSMAP」の思い出についでは、まま&みみにも思い出してもらって、いっぱい書いていきたい!
最近のスマスマでのコント作りこみすぎているのがあって、関西人の私には素直に笑えないところもあって・・・
あの頃の素直な面白さが、逆に今懐かしい〜

ホワイトシアター年越し公演見たかった〜
   byねね


1995年から1996年の年越しの時期、東京でのお正月公演!!
ねねは残念ながらホワイトシアターの中には入っていません・・・
外でガンガン鳴り響いている聞こえてくる音!声!歌!歓声!聞いていました・・・
そのお正月、私は、30年ファンやっていたある歌い手さん(最近良く出てきているけど・・・)のコンサートの為東京に行っていました。
SMAPがお正月公演している事も知っていたし、紅白終わってからのカウントダウンをTVの前でじ〜っと見ていました。
SMAPは「MORI MORI」が始まった頃から好きで、ず〜とTVの前で、ひそかにファンしていました・・・
何故か???周りにSMAPファン居なかったし。。。年齢もあって、若い子達の中に一人では
飛び込んでいけませんでした。で、ひたすら、隠れFANだったわけです。(ふつつかものです・・・)
東京に行って、私の行くコンサ会場に行ってみると、なんとNHKをはさんで、隣でSMAPがコンサやっていたのです。私の見に行ったコンサは一日一回。SMAPは一日3回?やっていました。
会場の外では、SMAPのコンサの音が、ガンガン鳴っていて、この中に彼らが居る〜と思うと
居ても経っても居られず、一緒に行った友人には悪いと思いつつ、時間があれば、ホワイトシアターの近くに行って聞いていました。。。
その時一緒に行っていた友人に(あまりの私の行動に、呆れつつも・・・)、ままを紹介してもらい、晴れてSMAPFANデビューとなった訳です。
そのときの友人には、感謝!!です。
で、今の気持ちは、何故もっと早くから一歩踏み出していなかったんだろう?
って思っています。こんな後悔「嵐」でしないためにも、ままに引っ張ってもらって、楽しみたいこのごろです。

Reading『椿姫』With
草なぎ剛
[VOIS]
2002・2・14&15
サントリーホール小ホール

byねね


東京サントリーホール、小ホールにて行われた「椿姫」行ってきました。
クラシックの殿堂と言われている通り案内の方は燕尾服で、立派なホールでした。
小ホールだったのですが、床はフラットで、やや舞台を囲むように椅子が配置されていました。
収容人数400人少し、本当に小さいホールです。
会場に入る前にチラシが欲しかったので、ホールのチケット売り場で聞くと、「ご用意できますが何枚ごいりようですか?」と丁寧に聞かれまたまたびっくり〜!
舞台の前に小さなステージが作られていて、向かって中央やや左よりにテーブルと椅子。テーブルの上には水差し(お茶が入っていました)と、お茶の入ったグラス、蝋燭に火のついていない燭台そして金色の細長いライターが置いてあり、その後ろは黒い幕でその中、舞台中央右よりにグランドピアノが置いてました。
ホールには、いろんなお花でいっぱい。堂本兄弟から〜なんて言うのもありました。
パンフレットは1人一冊!と言われ、余れば後でお売りしますとのこと。一冊1000円はお買い得!と思いました〜。
パンフには6月にCD-BOOKが出ますとかかれてました。
前日に入った友人から事前にトイレに行っておくようにと言われていたのでトイレへ〜、そこにはホワイトボードが置かれていて、「落書きしないで下さい」と書かれみんなが感想なんかを書き込んでいました。

14日、7時10分頃暗くなりスタッフの方が「業務日誌」(今回の朗読劇の台詞本です)を2冊置いていった後、ピアノの高田さんが入ってこられピアノが流れるとともに、黒いバックの幕をスクリーンに椿姫のプロローグあらすじが映し出され、暗い中舞台左手から剛くん登場しました。(客席のすぐ前を通って舞台に上がっていきました)
衣装は全て白で、ジャケットはふくら織りのような素材で、中にスパンコールの付いたTシャツ・白いパンツ・白い靴でした。
最初に田村麻子さんの「♪私が愛するほどに私を愛して」のソロから始まりました。
物語は椿姫を上演しているサントリーホール小ホールの28歳で新人の清掃担当、有谷と上司の係長笹倉との業務日誌を読む形で進んでいきます。
あと、登場人物は業務日誌の中で「椿姫」を見に来てトイレに落書きしていく、椿と言う女性、その恋人の古谷、それと、係長笹倉が部長に昇進した後次の係長になる真壁です。

サントリーホールで「椿姫」の上演がある度(一年に4回上演があるという設定で、最初2月から始まり6月、9月12月と進んでいきます)、椿姫の主人公「ヴィオレッタ」に照らし合わせおなじ道を歩んでいる自分の気持ちや恋愛の事を椿がトイレに落書きして行く事で、最初は落書きに手こずって良く思っていなかった有谷(草なぎ)が、次第に椿の本当の気持ちを知り引かれていきます。椿姫と同じく愛する恋人を残して死んでいくと言う椿の苦しみを理解して、別れた恋人に会いたいと言うふたりの仲を何とかを手助けしようとするお話です。

物語の場面の間に田村さんのソプラノが入ります。
私自身オペラ歌手さんの舞台観るのは2回目なのですが、田村さんの綺麗なソプラノに感心しました。
オペラの時はその歌詞などが舞台の上に映し出されました〜。
椿の落書きを朗読する場面では高田浩さんのピアノがバックで流れ、女性の雰囲気にもっていってました。
最後は椿は物語り同様哀しい結末となるのです。
ちなみにトイレの落書きボードは、物語の中に出てくるものでした・・。

剛くんの朗読は、時折噛んだりした場面もありましたが、情感たっぷりで、5人の登場人物声のトーンも変えて表情も豊かに演じ分けていました。最初の上司笹倉と頼りない新人有谷の業務日誌のやり取りは、笑いが客席からも出るほど面白く、暖かなやさしさもありました。
剛くんの生の声は本当に素敵でした。音響がいいのか、静かな会場に響いていきます。ピンスポットが当たり、白い衣装に色白の剛君が舞台の上に浮かび上がりました。
後半椿の哀しい人生になっていくと、客席からもすすり泣いてる声が聞こえたりして、剛君の目にもキラリと光るものがありました。
最後剛君が蝋燭にライターで火を灯し、田村さんの「♪ああ神様!私の短い人生も終わる」の歌が終わった後蝋燭を吹き消す剛君、切ない顔が素敵でした。蝋燭が消えた後真っ暗になる演出も良かったです。
最後業務日誌をテーブルにおき、立ち上がって最後の台詞言った後。田村さんの「♪乾杯の歌」で終わりました。

読んでいる最中の剛君は、足を組んで、緊張からか喉が渇くのか?田村さんのソロになると何度もお茶を飲んでいました。私の席は1日目は6列目2日目は8列目でともに左手だったので剛くんの顔の表情も、本をめくる指先も、本に書き込んでいる赤いマークも見ることが出来ました。(右手の方は横顔になってしまっていたようでした)
最初は見るほうの私も緊張して、あまりに静かな空間に固まっていました。客席全体にも緊張感漂って・・・。
ただ私は1日目なんと眼鏡を忘れてしまって、双眼鏡のぞいていました。(お陰で目に光る涙よく見えましたが・・・)双眼鏡使ってもいいのか?って思える雰囲気でした。勿論2日目は朝から眼鏡を買いに走ったお陰てよく見えました。
本当に胸が熱くなる1時間半少し!チケ取れた事も感激でしたが、実際見ることが出来て本当に感激しました。
拍手が鳴り止まずその後何回かカーテンコールに左手から出てきて舞台に上がって右手胸に当てて何度もお辞儀してました。声には出さないけれど「ありがとう」って何度もつぶやいてました。
が、ここでやはり剛君やってくれました(笑)最初、田村さん舞台に上がるのに手を添えて舞台にエスコートしていたのですが、その後1人で上がってしまい、14日の日は田村さんも大丈夫だったのですが、15日ドレスのすそ踏んでしまってこけてしまいました・・。心の中で、剛〜〜〜エスコートしなくちゃ〜!って叫んでました。
最後観客立ち上がってスタンディングオーベーション!男性のお客さんがブラボーって・・。

15日の時、田村さんが歌ってる歌詞をスクリーンに映し出す時、間違えてパソコンの画面映し出されてしまい???でした。スタッフ慌ててるだろうなぁ〜って。少し残念・・・。
また、田村さんの歌が終わった跡、拍手される方がいらして(オペラでは通常のことなのでしょうが)剛君の朗読、次の出だしが出にくそうで拍手とかぶってしまうところもありました。特に15日に多かったです。全く違うもののコラブレーションなので色々難しかったのだと思います。
14日の日終焉後ロビーに演出の土田英生さんがいらっしゃいました。観客とお話されてました。

でもこの舞台たった4日間で終わってしまうのは本当にもったいないと思いました、是非是非他の地方も回って欲しいし、再演して欲しいと思います。CDだけじゃぁ物足りないです。フジTVに感想アンケート送るのですが、是非再演をと書こうと思いました。