萩原 英雄さんのあれこれでーた



■ 萩原 英雄 Hideo Hagiwara ■

1913年 山梨生まれ
1938年 東京美術学校油絵科卒
日版協

芸大卒後十数年、油彩画壇で啼かず飛ばずの萩原が病気療養中一大発心して
版画を本格的に始めたのは1955年。以降、門外漢として独立独歩、油彩で追求してきた
画面の空間表出というマチエールに裏づけられた自己表現を木版画で確立。
そのため木版凹版など新技法を開発。その自由な作風はまず外国で認められた。
(室伏哲郎著「版画事典」より)



■ 著 書 ■

「版画の楽しみ方」 主婦と生活社 昭41(1966)
「現代版画入門」 主婦と生活社 昭47(1972)
「萩原英雄木版画集」 ギャラリー壱山 昭53(1978)
「木版画」 主婦と生活社 昭55(1980)
「萩原英雄版画集」 講談社 昭57(1982)
「萩原英雄 木版画作品総目録volU」 ギャラリー壱山 昭61(1986) 
「21世紀版画92/9=萩原英雄/私の蔵書票」 悠思社 平4(1992)
「萩原英雄」  玲風書房 平4(1992)
「美の遍歴」 日本放送出版協会 平8(1996)
など



■ 展覧会 ■

1986年5月24日〜6月29日
山梨県立美術館 「現代木版画の巨匠 萩原英雄の世界」 200点
(図録 カラー図版15点、モノクロ図版186点)

1996年
武蔵野市 「悠久の夢を追い求める詩人 萩原英雄 無垢なる世界」
図録(オールカラー 木版画191点、油彩・コラージュ81点、その他42点 計314作品)

2001年1月20日〜3月25日
山梨県立美術館 「作家の眼差し 萩原英雄コレクション展」
(これは山梨美術館に寄贈された萩原さんご自身のコレクションの展覧会)

2001年2月24日〜4月1日
町田市立国際版画美術館 「萩原英雄・深沢幸雄二人展」 各50点

2001年4月7日〜5月27日
山梨県立美術館 「萩原英雄全仕事展」
(図録 オールカラー、木版画107作品、油彩、水彩51作品、立体・墨彩画等、全249作品)



■ パブリックコレクション ■
大分県立美術館 神奈川県立近代美術館 河口湖美術館 諏訪市美術館 東京国立近代美術館
東京都現代美術館 徳島県立近代美術館 栃木県立美術館 富山県立近代美術館 浜松市美術館
福島県立美術館 広島市現代美術館 広島県立美術館 北海道立近代美術館 町田市立国際版画美術館
宮城県立美術館 山梨県立美術館 米子市美術館 和歌山県立近代美術館
ニューヨーク近代美術館 ボストン美術館 フィラデルフィア美術館 ホノルル美術館 サンパウロ近代美術館
オックスフォード大学美術館 ジュネーヴ美術・歴史博物館 リュブリアナ近代美術館 ウイーン国立美術館 オーストラリア国立美術館





■「たからもの」へ■   ■「MYSERENITY」へ■