〜その二 「美術館」初体験〜


販社でシルクスクリーン版画を購入して、ちょっぴりの後悔と、純粋な絵への興味とで、「たくさん絵を見たい」と思ったものの、「絵とは?」それ以前まったくそういうものに興味のなかった私は「"絵"を見る」方法がわからず、約一年ただひたすら必要以上に?販社の展示会に行っていました。
ある日、ふだん買い物をしていたデパートのチケットぴあ(無趣味なのでココにも縁がない)の「オルセー美術館展」のポスターが目に入りました。「あ、そうか!」とやっと「絵を見る」方法を見つけた私は友達を誘い、前売券を買って見に行くことになったのでした。
場所は国立西洋美術館。
「ゴッホって、ひまわりの人?」というレベルだった私ですから、わかる作家などいません。が、何枚かお気に入りの絵を見つけたり、私の美術館初体験は感動をもって終わりました。
これをきっかけに、オルセー展の丁寧な特別サイトページがあったこともあり、少しずつ美術館にあるべき?作家を知っていきました。

その時には、「常設展」という存在をもちろん知らず、ミュージアムショップで所蔵のポストカードを見て「これ見たいな〜」と、そのままため息をついて帰ってきた私です(笑
その後まもなく、思いを遂げて、あの充実した「常設」を感動しながら見、それ以後も何度も行って
いるお気に入りの美術館です。



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