〓 悪夢の1日 〓
さて、昨日の日記の最後に悪夢が始まったと書いたのだけれども、何が悪夢だったかと言うと、「こんな事ならスノボに行っておけば良かった・・・。」と後悔させるような出来事が起こったからである。
もともと友人の群馬の友達が、共通の友人が結婚するからと言うことで、パーティードレスを選ぶのを手伝って欲しいと言う事で、わざわざ大切な時間を使っての事だったのだけれど、単刀直入に言うとこちらの気遣いなどは全て無駄になっちゃった・・・と言う訳。
詳しく書くと、筑波に行ったりと疲れ切っていたのだけれど、せっかくだからと体に鞭打って飲み会に顔を出したら、まずはそこでひどい仕打ちにあった。
まず、「初めまして・・・」と他愛無い話をしていたのだけれど、気持ちが悪いくらいに「他人行儀な敬語」を使われて、友人と3人共通の話を探って場を和ませようとしているのに距離をとられたのである。
「何かおかしいな?」と思っていたら、「〜なのかな?」みたいな質問に対して「あなたは私からどんな答えを聞き出したいの?」という「???」という返事が返ってきたりした。先生をやっていると紹介されていたから、生徒に対しての上から見下ろす接し方が体に染み付いてしまっているのだろうと思っていたのだけれども、いくらなんでも上から見下ろされる喋り方はさすがに嫌な気分である。
いくらこっちが自分を見せていこうとしているのに、一切を受け入れようとはしない。ここでオレも「感じの悪い人だな・・・」なんて思っちゃったから大変な事になって行ったのである。
この子は教職員免許をまだ取っていないので、臨時教員として正式な教師ではないらしい。ただ、教育の現場では自分の理想があり、それを実現させたいらしいが、理想はあくまでも個人的な理想で、少々問題のあるものだった。自分も一応、教職員免許は持っているから、基本として頭に入っている事なんだけれど、教師になる際に最もやってはいけない事の「個人的な感情の押し付け」をしていたのである。これだけではなく、職場で何十歳も年上の教師との○○関係など、教師という仕事と自分の欲求を混私混同していたのである。
この事にはさすがに、「それはおかしいよ。」と言ってしまったら、「私の事なんだし、あなたにそう言われなきゃいけない意味が解らないなぁ。じゃあ何が正しいの?解りやすく教えて頂戴。」とブッたまげる答えが返ってきたから大変である。一言で言うとひどく歪んでいる・・・そんな人間がよりによって教師だなんて・・・。生徒の親と、もめたりして「辞めさせろ」と苦情が入ったりして大変なんだと言っていたが、もめない筈がないし自分が原因でそうなっている事に気が付いていないのは痛い所である。
キレそうな感情を抑えて、冷静に社会的な常識を説明すれば、「あなたの喋り方って、宗教の勧誘をしている人みたいで、諭されているようで腹が立つ!!私を否定してそんなに楽しい??電車が動いているならとっくに群馬に帰っているわ。」なんて言い出す始末。だって間違いを諭しているんだから・・・。いくらなんでも被害妄想が強すぎだって・・・。
そんなこんなで朝方7時まで大激論を交わし、体力もさすがに尽きて最後は友人には悪いけど、見捨てるしかなくなりました。
弱い部分を持っているのは当たり前で、その部分を指摘されれば腹も立つかもしれない。でも、弱さを隠すために相手に対して「嘘の自分」を作って逃げてしまうのは卑怯だと思う。自分の弱さを受け入れて、時には傷付いてでも強くなる必要があるんじゃないかな?
ただ、スノボを断ってまで予定を空けたんだから、買い物をしていってもらわないと腹の虫も治まらないので、デパートへ3人で行ってドレスを選んであげる事に。
しかし、こっちが真面目に選んであげても自分の思い込みが激しく、「私はこれ!!」みたいな感じで、絶対に似合う筈のないドレスを選ぼうとする・・・。
半ば無理矢理「いいから試着してみて。」と着させてみると、「どうしてこれが似合うとわかったの?この縫い目がここにあるから?」や「刺繍が入っているのはなぜ駄目なの?幅?それとも位置が悪いの?」だなんて、芸術系でそれなりに結果を出している人間に対して、バカな素人丸出しな質問をするのである。こうなると、全て理論付けはできるけど面倒だから「直感でわかるから、感性です。」と言って逃げた。だって理論付けすると、ドレスとかは露出度が高いから、体形が一番影響しているんだって言ったら、感情的になって殺されかけない気がするんだもん・・・。
似合う色はあったけれど、後で影で文句を言われるのが嫌だったから、本人希望の黒で一番体形の崩れを隠す事ができて、ストールとの組み合わせで華やかさを出せる物を選んであげた。
その子が電車に乗って帰って行った後で、友人と一緒に食事をしにいった時に聞いた話によると、オレがいない時に「私があの人に言い負ける筈がないわ。」と話し合いの件の事を言っていたらしい。言いくるめるつもりは毛頭無かったし、社会的な一般常識に照らし合わせて、間違いに気が付かなければやってはいけない仕事に携わっているから、教育の現場に持ち込んでいる悪い事はハッキリと否定しただけで「勝った・負けた」なんて関係の無い話だったのに、ここまで勘違いされると「天晴れ」と言うしかないね。人に嫌われるのはすごく嫌な事だけど、いつかこの出来事があの子が成長する糧になればいいと思う。
まったく、まさに絵に描いたような「悪夢の1日」でした。(涙)
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