今日は、尾島で開催されたRC航空ページェントへ行ってきた。年に一度開催されるラジコン飛行機・ヘリなどによる「ラジコン版航空ショー」なのである。
ラジコンの航空ショー?なんて決してバカにしてはいけない。観客は楽に数千人を超える日本最大規模のラジコンによるお祭りなのである。その参加機体も実機の飛行機の4分の1スケールと言う超巨大なものまで飛び交うので、実機までとは言わないまでも迫力は半端じゃない。
十数年前に一度来た事があったけれど、その時はバブル景気の影響で、今回の倍くらいの人が見に来ていた。このイベントの様子は特別ページを作って公開する予定なのでお楽しみに。
さて、今回のイベントで一番何がすごかったのかと言うと、イベントそのものはしっかりと楽しんだんだけれども、それ以上に、イベント終了後にイベントでスケール機と呼ばれる、歴代の戦闘機などをリアルに復元した模型飛行機を飛ばした仲間(今回のイベントの為に九州からクルマに飛行機を積んで来た強物)と話をしている時に、ものすごい事が起きたのである・・・。事の全容は、観客で来ていた人が話しに加わり話が盛り上がった時に、その話に加わった人の中の一人が、すごい物を今日は車に積んできているから見せましょうと言ってきたのである。
一体何が出てくるのかと思うと、なんと!!本物の第二次大戦当時の主力戦闘機である、旧日本軍の「零式戦闘機(ゼロ戦)」の機体の羽根の部品数点や四式戦闘機「疾風」の主輪と尾輪を持ってきていたのである。しかも手にとって触らせてもらい、当時の日本の航空技術の高度さと、まさか第二次大戦の日本の誇りであった戦闘機の本物の部品を実際に触ることが出来たので全身鳥肌が立った。
話はこれだけで終わらず、なんとその人は戦後に海外で発見されたボロボロの状態の実機の四式戦闘機「疾風」を所有しており、自らの手で復元修理をしているのだと言う。海外ではニュースなどで話には聞いた事があったが、日本でしかもこんな所でそんなすごい人と話が出来るとは思いもせず、ものすごい感激だった。
飛行機の復元には多大な労力と時間とお金がかかるので、つい「なぜ復元しようと思ったんですか?」と野暮な質問をしてしまった。すると、「夢と情熱だけが全てで、今はこれが生きがいなんですよ。」とものすごく自然に答えてくれた。
人それぞれ夢があって、実現に向けて様々な努力をしているのだけれども、この人は飛行機への情熱で、職業パイロットになり飛行機を手に入れるためと復元する夢の為に財産を築き、復元作業をするための時間まで作る事が出来ている。日本にもこんな人がちゃんといた事に感動した。
今日は夢と情熱の為に生きている人にも出会えて、大きな影響を受けた一日だった。
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