光で生きる人−石川皓英さん(4)

 

 

 

 


 

その日を信じて・・・

 

ピッピが、

「石川先生のお葬式の時の音楽 ききたいなー」

と言う。

「ピッピ、あの音楽好きなんだ。」

それは、出棺の時に流れていたミネハハさんの『ひとつ』

 

 

 人と人がとけて ひとつ

 今日も幸せ感じ合いたい

 国と国がとけて ひとつ

 その日を信じて今日も生きる

 

 

石川皓英という人は、本当にそれを生きていたなと思う。

四十九日前にお宅に伺った時には、

訃報を知ったミネハハさんから送られてきたという歌が流れていた。

 

 


 

太陽

 

「太陽をみてみろ。

太陽は、自分の恵みに気づいて、感謝しているひとにだけ与えているのではない。

自分の恵みに気づいている人にも、気づいていない人にも、平等に与えている。」

って。

自分が与えたこと、自分がしてあげたことに気がついて

それに感謝してくれる人に、愛を与えるのはわりと簡単なことだ。

 

自分が与えていることに、気がつかない相手にも

自分が与えているものに、感謝しない相手にも、

わけ隔てなく愛を与えられるかどうか・・・。

夏のよい天気には、

感謝するどころか、「暑い、暑い」と文句まで言う者にも恵みを与える。

「太陽のように与えてみろ。」

 

 


 

農薬(1)

 

農薬って、葉や茎や花や実につく虫を退治するために使うのだと思っていた。

農薬を使わないと、作物が虫に食べられてしまうから

人間が食べる部分がなくならないように農薬を使うのだと思っていた。

でも、普通スーパーに並んでいるきれいな野菜たちは、土にも農薬を撒いているなんて

石川先生からきくまで全然知らなかった。

土に農薬を撒かないと

二股になったり、三股になったり、形の悪い野菜になってしまうからなんだって。

そして、それは私達消費者が、形の良い野菜を求めているからなんだって。

 

そりゃ、形の悪い野菜と形の良いきれいな野菜があったら、

形の良いきれいな野菜が売れる と思う。

でも、それは、形を良くするためには 薬を使わなくてはならないことを

皆が知らないことが原因かもしれないよ?

〈形が悪いと売れない(高く売れない)〉

という作る側の思い込みの判断で、皆でこぞって薬を使って形のよい野菜を生産する前に

きちんと教えて私達に問うてくれて、

その結果で薬を使うかどうかを 判断してくれたらよかったのになー。

――薬を使わないと形のよい野菜にならないんだけれど、   

   薬を撒いて形のよい野菜と

   薬を撒かずに形の悪い野菜と どちらがいいですか と――。

それでもやっぱり、私達は形のよい野菜を選ぶのだろうか?

 

 

 


 

 

農薬(2)

 

石川先生のところの野菜は、とても甘い。そして柔らかい。

〈農薬や化学肥料を使うと、野菜は苦く、硬くなるんだ〉と先生からきいた。

いくら 国が定めた安全基準を満たしているから使う といっても、虫を殺す力があるんだもの――

――野菜たちにとっても、心地良いものであるはずはない。

体を縮こませかたくして、

自分の体に入ってくる影響を最小限にし、自分を守ろうと必死に耐えている野菜たち。。。

自分にとってマイナスの影響をできるだけ受けないように・・・と体をかためるのは、

人間も野菜も同じだね。

 

 

 


愛をうけとる

 

 

石川先生は、愛をうけとるのが上手だった。

 

 

 

 

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                                                                                                最終更新日 : 2004/06/18