【桑瀬峠付近散策】 愛媛県西条市・高知県いの町
正月前から寒波の影響で今年は雪が多く空は灰色の日が多い。しかし当日は久しぶりで快晴の
予報。石鎚も真っ白。早朝は道路が凍っていると思い少し遅めの８時過ぎ自宅出発。
水都市で弁当調達。
新寒風山トンネルを抜け、一の谷から折り返す。すぐに道路には雪。チェーンを巻こうかと思ったが
巻かずに何とか走ることができた。登山口の３００ｍくらい手前の大座礼林道分岐付近から路面の
雪が多くなる。そこで車を停めている人もいたがもう少しだからと進む。駐車場まで何とか行った
ものの駐車スペースが見つからない。引き返し下の駐車場へ頭を突っ込んだとたんに車が動かなく
なった。あ〜ぁ！とうとう身動き出来なくなった。バカな事をやってしまった。
今日は、登るのを止めようかと思っていると、後から来た高知ナンバーのセレナが車底が雪に
つかえて立ち往生。呼んでいる。片側のチェーンも外れている。何とかしたくても何も道具がない。
押したくらいではビクともしない。そうこうしているうち後続車が次々。
香川ナンバーのサーフが脇をすり抜け、前に出て引っ張ってくれることになったが、セレナが横滑りしてダメ。セレナの外れたチェーンを着けることにしピッケルやストックで少しずつ雪をのける。何とかチェーンを装着し押しながら引っ張ってもらい脱出。（ヤレヤレ）
ついでに、私の軽トラも引っ張ってもらった。
香川の方や後続車の皆さんには大変、ご迷惑をおかけしました。この場を借り、お礼申し上げます。
寒風茶屋前の積雪は３０〜４０ｃｍ、駐車場には１０数台の車。
半ば諦めていたが皆さんのおかげで、１０：３０頃 アイゼンを付けて登り始めることができた。
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| 寒風茶屋前の駐車場 | 登山口 |
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| 登山道脇には約５０ｃｍの雪 | 木々の枝にも雪のかたまり |
途中降りてくる人に上の様子を訊ねる。まだ霧氷は見られそう。汗をかきながら登る。
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| 稜線の笹原は真っ白 | 峠までもう少し |
１１：４０ 桑瀬峠へ。真っ青な空に雪がまぶしい。昼食までにはもう少し時間があるので寒風山方面に向かう。（伊予富士方向は逆光になる）
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峠より２５分程でこの 景色。 霧氷の後ろに白く輝く 伊予富士を撮りたかっ たのだがこの時間では しかたない。 |
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西 右に白い瓶ヶ森と 左に西黒森 |
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東 右に白い平家平と 緩やかな三角形の 冠山 |
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もう少し霧氷が着いて いたらなぁ！ |
笹原の少しなだらかな所で雪景色を堪能しながら昼食。風もなく穏やかな一日。
今年最初の山歩きから、つまずいたが良い教訓になった。雪山ではスコップやロープは必需品。
下山して駐車場に戻り香川の方の車を探したが見当たらない。伊予富士まで行かれる様子だったが
私達のトラブルに巻き込まれて時間を費やしてしまった。申し訳ない。
【メモ】
・駐車場横のトイレは凍結防止のためか冬季閉鎖されている