2010年7月18日 滑りやすい石の登山道の連続
【東赤石山(1,707m)】 愛媛県新居浜市・四国中央市
梅雨も明け、いよいよ夏山シーズン イン。
崖崩れのため長らく不通になっていた土居町河又からのルートが通行可能となったことを掲示板で
知った。一度は歩いてみたいと思い花仲間に声をかけると一緒に登りたいとの返事。
6:00前、自宅出発。R11の「新居浜IC入口」のコンビニで待ち合わせ。予定の時刻より
皆さん早く着いた。揃った所で車を「池田湖公園」の駐車場へ移動し車一台に乗り込み
出発。今日の参加者は7名。
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青線:R11より車で登山口まで
来ることができた。 |
7:30過ぎ 登山口到着。駐車場の手前には重機があり木材の集積場になっているようである。
ちょうど日曜なので作業の人はいない。既に一台乗用車が停まっていたので、その後に縦列
駐車した。
(駐車場としてのスペースは無いが林道が奥に続いているので縦列であれば駐車可能)
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登山口側から見た木材集積場
(向こうから手前に入ってきて駐車) |
東赤石 登山口 |
7:45 登山口を出発。最初は植林帯であるが次第に混交林となる。風が吹き暑さを和らげてくれるが休憩を多く取ることにした。
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道は細く薄暗い |
#3 「頂上へ2時間」 「登山口へ15分」 |
8:30 「頂上へ2時間」(#3)の道標。少しなだらかな休憩に良い場所。
9:05 「頂上へ1.5時間」(#4)の道標。
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ハリバンも朽ちかけ濡れて歩きずらい |
#4 「頂上へ1.5時間」「登山口へ30分」 |
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岩を抱く木の根っこ |
ヤマアジサイにとまるアサギマダラ |
9:35 「頂上へ(氷穴)」(#5)の道標。
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コウツギ(ウツギの変種、花弁が短く平開する) |
9:50 「氷穴」の標識。
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岩の間から冷気が出ている |
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朽ちたうえ苔むして歩きにくい。 |
#6 「頂上へ50分」 |
10:20 「頂上へ50分」(#6)の道標。
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赤石神社 |
10:30 小さな祠がある
「赤石神社」で休憩。
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雨で土砂が流されたところは、登山道の
ように見え、登山道か沢かわかりにくい
所もある。
注意深く赤テープを見て進むことが大事。
特に下山時は道を見失いそうになる。
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この先は(これまでもそうだったが)ゴロゴロの石が多く一歩一歩足元を確認しながら急登を登る。
12:10 「赤石越」着。何組かのパーティーが山頂や、八巻山方面から下りてくる。
途中のイワキンバイなどを撮りながら頂上へ。
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イワキンバイ |
東赤石山頂上 |
12:25 「東赤石山」(1,707m) 頂上。ガスったり霧雨が降る。昼食のため東にある広い三角点へ進む。ちょうど、5〜6名のグループが下りるところだった。霧雨は降ったり止んだり。相変わらず眺望は望めない。
昼食後、付近の花の撮影。再び頂上に戻り、時間もあるので少しだけ八巻山方面へ花散策。途中、元所属していた○山会のリーダーS先生やYさんに久しぶりでお会いでき懐かしかった。
14:20 「赤石越」へ戻り下山開始。
15:50頃 「氷穴」 足元が濡れて滑りやすく歩きにくい。
16:15「頂上へ1.5時間」(#4)の道標まで下りる。
17:15 登山口へ。(赤石越から約3時間)殆どの参加者が1度や2度滑ってしまった。幸いな
ことに怪我もなく無事下山できた。車で下りてくる途中、久しぶりに山にかかる虹を見た。
南側の筏津や瀬場からのルートとは比較にならないほど道が悪い。ゴロゴロ石や木の根が
いっぱいの登山道。霧雨が降っていたからなお歩きずらかった。
良い経験はできたが、たぶん二度とは登ってみたいとは思わないだろう?
【出会った花】
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シモツケ |
タカネマツムシソウ |
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コウスユキソウ |
ウバタケニンジン |
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ナヨナヨコゴメグサ |
シコクママコナ |
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その他
シコクギボウシ、コカラマツ、ミヤマカラマツ、
シラヒゲソウ、シモツケソウ、ネバリノギラン
ホソバ(ナガバ)シュロソウ、アカショウマ
終わりかけたタカネバラ、オオヤマレンゲ、
イヨノミツバイワガサ、
コメツツジ |
オトメシャジン |
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【参考にならないコースタイム】 皆が花の写真を撮るからそれだけ時間が、かかっています。
上り:4時間40分、下り:3時間