2010年6月6日
【西ノ冠岳(1,894m)】 愛媛県西条市・久万高原町
Webの掲示板などの情報では、今年、石楠花は裏年のようであるが記録をとってなかったので
もう一度行ってみようと思いつく。ここへは数年前、石楠花の咲く頃に登ったことがあった。
5:20過ぎ自宅出発。R194を高知方面へ。寒風山トンネルの手前から旧R194に入り寒風山登山口前から町道瓶ヶ森線を走る。先週歩いた”しらさ峠”を越え
土小屋へ。脇目もふらず走ったから意外と早く着いた。(7:00頃)トイレ付近の駐車場には10台程度停まっていた。
7:20頃 支度をして出発。登山口の近くで今頃は草花も木の花も少ない。コヨウラクツツジが少しとミツバツツジが咲いている程度であった。
約30分ほど歩いてやっと、イワセントウソウやワチガイソウが見えるようになった。
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新緑の緑が心地よい |
奥に石鎚を望む |
9:00 東稜分岐。少し休んで出発。
ヤマシャクヤクが咲いている辺りでゆっくりしていると、
おいわさんが追いついてきた。少し話をして先に行ってもらう(私たちはいつも皆に追い抜かれてしまうのです)ことにした。
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谷側にヤマシャクヤク(ズームして) |
矢筈岩が見えてきた |
10:00 二の鎖 (成就社からとの合流点)へ到着。
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北壁 中央は天狗岳 |
二の鎖下の木の階段 |
10:25 三の鎖小屋。石段付近でトイレ休憩。高知弁のグループの後に、見かけたことのある顔。でも高知の人達と来ているなら人間違いかも・・・。彼らは私たちも行く西ノ冠岳方面(通称:西冠)に下りて行く。カミさんの準備もできたので私たちも西冠を目指す。
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三の鎖付近から三角点方面 |
ムシカリ(オオカメノキ)をアップで! |
11:25頃 三の鎖付近で見かけた人が写真を撮っている。グループと思った人たちは一緒ではなか ったようだ。近づくと彼から声をかけてきた。やはり知っていた
HIROさんだった。高松から一人で来ているのだ。少しお話して、私たちは西冠まで行くので、ここでお別れ。
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今から登る西ノ冠岳
(右端の山) |
笹原で昼食中の高知グループの間を通らせてもらい、笹原の痩せ尾根を歩いていくうち奥からガサガサと物音。おいわさんが既に頂上まで行き引返して来たのだ。
”石楠花はダメだったよ!まだ昼食を摂ってないので
山頂小屋で味噌汁を注文し昼食にする”とのことだった。私たちは頂上を踏むことを今日の目的にしているので、ここで彼ともお別れ。
胸元近くまである笹をかき分けながら登っていくと消えかけた山名板のある頂上に着いた。
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笹原をかき分け登る |
西ノ冠岳頂上 |
12:00頃 西ノ冠岳(1,894m)頂上。
昼食はその先を少し下った樹林下で摂った。おおよそ昼食が終わった頃、高知のグループが登って来て、更に先へ消えて行った。昔、来た時、もっと広い所で石楠花背景に写真を撮ったことを思い出し私たちも先へ行ってみた。二ノ森が木立の間から見える場所に出た。少しだけ開花した石楠花の木があった。やはり、花の数は少い。
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二ノ森を望む
石楠花はやっと
開花したばかり
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景色を楽しんだ後、引返す。二ノ森への縦走路まで下りHIROさんと別れたあたりで花仲間の二人に出会い、登山口まで一緒にの〜んびりと歩いた。
その割には、結構、しんどかった。
歩き慣れていない精か、暑い精かわからないが体力が落ちていることは確かだ。、こんなんじゃ、もっと厳しい山は大丈夫かいなぁ?花は少なめだったが初めての花にも出会え沢山の知り合いにも出会え良い一日だった。
【出会った花】
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イワカガミ |
マイヅルソウ |
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シコクハタザオ |
コミヤマカタバミ |
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初めて見たヤマグルマ |
ダケカンバ |
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アオダモ(コバノトネリコ) |
ナンゴクミネカエデ |
その他、
ワチガイソウ、アオテンナンショウ、イシヅチテンナンショウ、ナツトウダイ、ユキザサ
ツクバネソウ、シコクハタザオ、ツクバネウツギなど