2009年12月5日
【戸祗御前山(946m)】 愛媛県鬼北町(旧 広見町)
何年か前より一度は登ってみようと思っていたのだが今回、西予市城川で昔の職場仲間達との
忘年会があり、その機会を利用し出かけてみた。
西条を出たのは8:10過ぎ。松山の息子の家に立ち寄りR56経由で内子へ。トイレ休憩も兼ね
道の駅”からり”でカミさんより注文のあった「乾燥しいたけ」を購入。
城川に着いたのは11:30頃。少し早いが昼食。
その後、日吉〜広見町へとR320号を進む。広見川の対岸沿いに学校が見える。信号から左折し
橋を渡り道なりに進み小松小学校前を通過。その少し先で山手の方に右折。
|
|
@小学校前からほんの少し走ると三叉路に出る。
ここで右折する。 |
A次の分岐 左に『戸祗山登山道ここから
2時間30分』の案内 |
|
|
B「林道 川奥線 起点」と「戸祗山」の道標
|
C林道の終点と思われる所。一台の車が停まって
いた。奥に続く作業道左側には『戸祗山ここから
1時間20分』の表示 |
信号から約4.7kmくらいでCの林道終点に着く。車は3台程度停める事ができそうである。
その先の作業道も走れそうであるが、山歩きに来たのに上の方まで車で登ったのでは意味が無い。
ここから歩くことにした。周辺は植林帯。ポツポツ雨が車のフロントガラスを濡らす。
せっかく登山口まで来たのだから登ろう!
12:40頃 出発。歩き始めからかなり急坂のため、息があがる。結構きつい。道幅は2.5mくらい
だろうか。
少し登ると右手の谷に降りる方向に赤テープ。どうしようかと地図を出して見ていると人の声。
作業道から女性一人を含む6人ほどのグループが降りてきた。聞いてみると、ショートカット道のようだ
という。
彼らがここを歩いたのか尋ねると、作業道を歩いたとのこと。また、山頂近くで分岐があったが木が
沢山置かれて通行止めにしてあったとのこと。
ならば、私も同じように作業道を歩く。所々に「戸祗山」の案内。一般にはこの道を使うのだと
思われる。
|
|
谷に向かって赤テープがたくさんついている。
(今回はこちらへ行かず作業道を歩いた) |
作業道 |
13:20 作業道の終点らしき広場(鞍部)に着く。
|
|
作業道終点広場(鞍部) ここより右に進む
標高約710m |
広場から尾根にとりつく
『戸祗山 ここから35分』の案内 |
右側が植林で左が自然林。けっこう急坂。
|
|
途中、2〜3回アップダウンをしながら
高度を上げる。 |
下で出会ったグループの人たちが言っていた
通行止めされた道 |
ほどなく二等三角点の
戸祗御前山(946m) 頂上に着いた。(
14:00)
山頂には戦国時代の戸祗御前の哀史が秘められた祠がある。(山渓 分県ガイドによる)
|
|
戸祗御前山 頂上 |
頂上からの景色 |
頂上からの眺望はまずまず良い。生憎の強風と時々降る小雨で尾根付近は寒いくらいであった。
少し眺望を楽しみ
14:20 下山にかかる。もと来た道を下ることにした。(赤テープで通行止めに
なっている方へ降りてみても良いのだが時間がない)
15:20 登山口。
花らしい物もないが、初めての山に1つ登ることができ満足である。愛媛の南予地方にも多くの
山があるが、何せ西条から遠い。何かの機会にぼつぼつ登ってみようかと思う。花があれば
山歩きも更に楽しくなる。
|
緑線:車道約4.7km
登山口〜頂上まで
赤線 約1.7km |
【出会った果実など】
|
|
センボンヤリ |
ヤブレガサ |
|
|
ヤブムラサキ |
ツルリンドウ |
その他、コウヤボウキ、ミヤマフユイチゴなど
【メモ】
・携帯電話 山頂:通話○、登山口:×