山歩き記録【番外】

2009年8月22日    

【梶ヶ森・黒沢湿原の花散策】 
   高知県大豊町、徳島県三好市
 
 今週もまた、カミさんとドライブ花散策。特に何を見たいと思う訳ではないが、まだ訪れたことの無い
所へと計画した。で、途中にある道の駅とか産直市とかがあれば寄ってみる。

 移動手段は軽トラックだから、高速道路は使わない。R194で寒風山トンネルを抜け本川より左折し
県道17号を走る。せっかくだから早明浦(さめうら)ダムを見学していこうということになり寄道。数年前
の大渇水では水没した建物まで見えていたというニュースを見たが、今年は雨も多く満々と水を湛えて
いた。

 早明浦ダム湖 ダム堰堤
 ダムから下りR439より
 眺める早明浦ダム

 デカイ!万一このダムが
 決壊したら大変なことに
 なるだろう。怖ささえ覚え
 る
 

 次に、大豊町に入った。左折して梶ヶ森へ行こうとしたが、この町で有名な「日本一の大杉」を二人
とも見たことがない。それではと引き返し案内板を頼りに進む。それは道の駅大杉から直ぐのところに
あった。
駐車場横で入場料一人200円を払って八坂神社の鳥居をくぐる。すぐにスピーカーから解説が流れ
始めた。

   「日本一の大杉」 

 国の特別天然記念物

 2株が根元で合着している。

 左:南の大杉 根回り20m、根と幹
  の境界部17m、樹高60m
 右:北の大杉 根回り16,5m、根
  と幹の境界部13、5m、樹高56m

 推定樹齢 3000年以上と言われて
 いる

 日本一と言うだけあり、さすがに大きい!屋久島の縄文杉も見てきたがいずれも大きい。
まさに神のような存在感がある。

 さて、いよいよ今日の目的地に向かう。R32から豊永で右折しR439へ入る。途中、案内に従い
右折して梶ヶ森・福寿草の里 方面に進む。

 梶ヶ森への途中、見事な
 棚田が見えたので一枚

 散策しながら頂上を目指
 す  

 昼過ぎ、一等三角点 梶ヶ森(1400m)着。ガスがかかるような天気で涼しい。
山頂には、大きな鉄塔が立並ぶ。ここで昼食。 次々と人が入れ替わり、やってくる。


食後、次の目的地、徳島県の黒沢(くろぞう)湿原へ向かう。初めての地であるが、案内があるので
それに従って進めば到着することができた。愛媛にも小さな湿原があるが、ここはかなり広い。
面積は約40ヘクタール、南北2km、東西は100〜300mの細長い湿地帯。
 駐車場の近くに、各時期に見られる代表的な植物写真の案内板がある。

 ここは、三好市池田町漆川(しつかわ)という所にあり、標高が550m。周りを山に囲まれた盆地状
になっている。

 午後4時頃までの間、管理人の方?から花の説明をお聞きすることもでき存分に湿原に咲く花々を
楽しむことができた。

 遠い所と思っていたが、来て見れば案外近く(全工程約250km)、別の時期にも又、訪れたい
場所である。

【出会った花】

キツネノカミソリ キツネノマゴ(白花)
シコクママコナ ホツツジ
 ミソハギ ヒツジグサ 
 その他
   ムカゴニンジン、サワヒヨドリ、ヒヨドリバナ
   サギソウ、タチカモメヅル、ミズトンボ
  キセルアザミ  など
 ミズオトギリ  

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