2009年6月21日 タカネバラに会いに!
【東赤石山】 1707m 愛媛県新居浜市
3年ぶりにタカネバラに会いに花仲間をさそって東赤石山に登った。
今日のメンバーは男性2、女性3の計5名。前日からの天気予報(降水確率50%)は気に
かかったが・・・梅雨時の山での多少の雨は覚悟の上で決行。
5:30 Naさんが迎えに来てくれ私と Iさんの3人で出発。
待ち合わせの「マイントピア」別子へ。既にKaさんとKiさんは着いていた。2台で
登山口の瀬場へ。既に県外ナンバーが2台停まっていた。
7:50頃 「瀬場」出発。前日降ったのだろうか?登山道が濡れていて滑りやすい。
足元に気をつけながら歩く。約20分少々で筏津登山口からの道と合流。
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瀬場登山口
・トイレは有るが水の出が悪い。また、
手洗いの水は出なかった。 |
出発からおよそ1時間で
「瀬場谷渡渉点」へ。少し休憩。途中にある2ヶ所の小さな水場は水も
チョロチョロ状態。少雨の影響か。しかし、瀬場谷にはゴウゴウと水が流れている。
橋を渡り、今日は赤石山荘ルートへは行かず、真っ直ぐ進み山頂への直登ルートをとる。
このルートは初めての人や何度目かの人もいるが敬遠されがちである。特に下りでは段差が
あり、雨の日は特に歩きにくくなる。
蒸し暑く汗だくになるのでこの先も、水場が有るたび小休止。水の有難さを感じる。
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滝のある水場で休憩の間に花を
見つけて写真を撮るKiさん |
最後の水場(
渡渉点)を過ぎると、赤茶けた石がゴロゴロの自然林になる。やはり滑りやすい。
少し登っていくと前方にピンク色が見えてきた。”わぁ!感動!” ”やっと会えた!”と歓声。
10年ほど前、一人でこの山に来て、初めてタカネバラに出あった時の歓びを思い起こす。
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タカネバラ |
登るにつれ、ここにも、あそこにもと次々に出迎えてくれる。色の薄いのや濃い花など様々。
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タカネバラ & イヨノミツバイワガサ |
フジイバラ |
約4時間かけて横道分岐へ。天気予報が当り小雨が降り始めた。ザックカバーをしたり雨具を
つけたりしたが、間もなく止んだ。気温も少し下がり過ごしやすくなった。頂上まではもう少しだ。
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横道分岐の道標
左に行くと頂上や赤石山荘へ
右に行くと権現越や床鍋へ |
相変わらずスローなペースで山頂を目指す。この辺りでやっと他のグループや家族連れなどに
出会う。
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雨も止み晴れてきた。 |
「赤石越」 頂上まで10分 |
11:30 「東赤石山」(1,707m)頂上。 ゆっくり昼食。
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八巻山方面はガスっている |
食事が終わり出発しようと思った頃より、再び小雨。雨具の上だけをつけ出発。
今日は、雨で足元が滑りやすくなっているので岩の「八巻山」を歩くのはやめ、赤石越から下り
横道で赤石山荘へ向かった。八巻山を見上げる
「天狗の庭」(山荘のご主人:安森さんの著書より)
付近にはイヨノミツバイワガサが山のいたるところに白い花を咲かせている。他にはキバナツクバネ
ウツギの黄色、シライトソウの白、所々にタカネバラのピンクが見える。
山荘前では数組のグループに出会った。徳島からの男女のグループは、昨日は二ツ岳、今日は
西赤石〜東赤石の縦走だと言っていた。二日とも雨に遭ったようだ。
周辺をゆっくり散策して下山。
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ガスった八巻山方面 |
時折、小雨が降る天候ながら多くの花との出会いを楽しんだ一日。でも、東赤石はキツイなぁ!
【
今日出合った草花】
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ナルコユリ |
アワモリショウマ |
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シライトソウ |
コウスユキソウ 花はまだ |
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その他
・ミゾホオズキ
・マムシグサの
仲間
・ミズタビラコ
・ヒメレンゲ
・ヤマアジサイ
・ネバリノギラン
・ユキワリソウ
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キバナノコマノツメ |
ジガバチソウ |
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【木に咲く花】
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キバナツクバネウツギ |
アカイシヒョウタンボク |
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オオバアサガラ |
コゴメウソウ |
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クロベ 橙色は花 |
イヨノミツバイワガサ
イワガサとの違いを見つけようとして花序や若い枝の短軟毛を
ルーペで確認しながら歩いたけど私には見分けがつかない |
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その他
・ウツギ
・ヤブウツギ
・バイカウツギ
・ヤマツツジ
・ウスノキ
・ヒロハヘビノボラズ
・コメツツジ
・べにドウダン
・シロドウダン
など |
オオヤマレンゲ |
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