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山歩き記録

2009年3月12日     東之川から陰地の頭まで

【石鎚山麓散策)】  愛媛県西条市東之川周辺
 
 翌日から天候が崩れるとの予報。(予報的中、大荒れの天気となった)その前にちょっと散策に
出かけようと急遽思いつく。
 9:30時過ぎ家を出る。まずは気になる花の様子は・・・


 イヌノフグリ

 余りにも小さな花
 
 めっきり少なくなって僅か
 4〜5株が生き残っていた。
 (誰かの弁では、敵は老人会の
 清掃ボランティア)
 
 絶滅危惧種も知らなければ
 タダの草
 

 場所を替えドライブ。今日の目的の花は陽が当らず蕾のまま。帰りに撮ろうと進む。
ロープウェイ乗り場を過ぎ、今まで入ったことの無い東之川地区の行ける所まで行こうと
車を走らせる。

 土砂崩れで通行止めになった所の手前に車を停め、菖蒲峠まで歩いてみることにした。

落石箇所 フキノトウ

川のほとりに良い樹形のミツマタ ミツマタの花

落石箇所を過ぎ、舗装道を少し歩くと行き止まりになる。その手前に赤テープがあり登山口らしい。
石積みの集落跡らしき所を歩いて行く。
登り口 昔の瓶ヶ森へのルートらしき道標(崩落により通行止)
今は、車を停めた所より手前に登山口がある

伐採地  
以降伐採地を横に見ながら歩く
菖蒲峠は右へ

 植林の中を登っていく。直ぐに左手に墓地が見える。この後、ずっと植林の中を歩く。自然林は
極少なかった。(自然林なら少しは花もあろうに・・・) 
 
 歩き始めて約40分くらいで、見晴らしの良い場所に出た。残雪の石鎚山が望める。更に15分ほどで
もっと眺望の良いところに出た。ここ迄、絵を描くために登って来られたていた方に出会ったのには
驚いた。聞くと西之川までバスで来て、歩いて来たのだそうだ。しばらく会話をし再び、峠を目指す。

 左手に大森山
 右に石鎚山を望む

 足元から石鎚が見える
 景色はなかなか見つか
 らないのだとか・・・

 私には絵心はないが、
 良い景色だ!

 歩き初めて凡そ、2時間。菖蒲峠に着いた。気温も高かったせいか汗ビッショリだった。
峠からは南方向に瓶ヶ森が、西方向には石鎚山が見える。
 日当りの良い所で昼食にした。

ヤマヤナギが膨らんでいた 陰地の頭方面へ向かって右側には唐松が沢山

 昼食後、自然林が残る『陰地の頭』まで登ってみることにした。おおよそ30分で自然林の豊かな
頂上についた。木々が茂っていて眺望はきかないがとても気持ちの良い場所だ。

 陰地の頭にて

 下りは、約1時間あまりで車に戻ることができた。

 草花を楽しみながら帰路につく。

ヤマルリソウ ヤマアイ

ユキワリイチゲ ナガバノタチツボスミレ

 まだ花は少ないものの、久しぶりに良い汗を流した。



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