2009年1月28日 昨年の山火事跡が痛々しい笠松山まで歩く
世田山〜笠松山 】 愛媛県西条市・今治市
339m 328m
往路:世田薬師〜(60分)〜世田山〜(40分)〜笠松山(ゆっくりです) 復路は60分
分県ガイドにあるがまだ登ってない世田山と笠松山へ久しぶりの好天気に風邪気味の
カミさんをおいて一人出かけた。(冷たい奴だ!)
9:00過ぎ自宅出発。小松からR196を今治に向かって走る。湿地植物の蛇越池を過ぎ
すぐに左折して少し走ると右手に世田薬師が見える。ここが世田山の登山口である栴だん寺
(せんだんじ)通称:世田薬師。ここまで約1時間。
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栴だん寺(世田薬師)
道路わきに広い駐車場があります。
背後に見える山が世田山。
案内板があり「世田山遊歩道入口」
となっている。 |
10:10 本堂(本尊は栴だんの木に刻まれた薬師如来とのこと)にお参りし、右手に進むと
遊歩道に出た。ここを左(山手)に進む。
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↑舗装された道、右手に古いビニールハウス |
所々にお地蔵さんがある |
少し歩くと左手に竹林。展望台への道標。道が間違ってなかったことを確信。(少し不安だった)
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クヌギの落ち葉が気持ち良い |
赤松の木にコゲラ |
鳥や風景を楽しみながらのんびり登る。南が開けた所では石鎚山系が、うっすらと霞んで見える。
所々にベンチが設置されている。
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霞んではいるが右端には石鎚山、中央には
瓶ヶ森から続く石鎚山系 |
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大きな石仏の頭部が見えてきた 工事中の様子 |
船曳地蔵尊か? 沢山お地蔵さんが並んでいる |
上の場所を通り過ぎ少し歩くと、右側に階段。正面は木の枝が数本置かれ通行止めの意味の様。
108段あるという階段を登る。登りきった左手に大きな楠の木があった。
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108段の石段 |
栴だん寺 奥の院 |
本堂前を右に進むと、戦国時代の世田山城主 大館氏明の立派な墓所がある。傍らに説明板が
ある。
ここから少しで
世田山(339m)
頂上。(
11:05) 展望所からは瀬戸内側が、岩場に出ると石鎚
山系がよく見える。眺望を楽しんだ後、笠松山へ向かう。
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頂上にある展望所 |
展望所の南にある岩場 城跡らしい 見晴らしが良い |
展望所横を通り一旦下っていくと直ぐに昨年の山火事の現場に出る。世田山頂上の近く50mくらい
まできている。左側は真っ黒い焼け跡。2つくらいの大きなアップダウンをしながら尾根道を歩く。
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焼けた木々 |
奥に見える笠松山 |
「水大師」への道標。
さらに進むと途中、焼けた木々を切り倒し眺望が良くなったところに
二等三角点
(標高:328m)があった。笠松山の標高はここを指しているのであろう。実際の最高点はこの先に
ある通信アンテナのあるところで、地図では357mとなっている。
眼下に朝倉の田園風景を見ながら
11:50 笠松山(357m)頂上着。
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笠松山の最高点にあるアンテナ |
笠松山にある、お堂 |
お堂から見ると「しまなみ海道」の橋がかすかに見える。アンテナ側からは高縄山系や石鎚山系まで
360度のパノラマを楽しむことができる。昼食を摂って、帰りは往路を引き返した。
暖かい春のような天気の中、のんびり静かな山歩きを楽しめた。途中出会ったのは単独で歩く
男性2人。