山歩き記録

2008年5月8日    

【三ツ森山】 
(1,430m)   愛媛県新居浜市・高知県大川村
 
 ○山会のS先生から”アケボノツツジが見事だよ!”と誘われ、初めての三ツ森山へ新居浜市
別子山 中七番より登った。

  中七番へは約35km足らずなので1時間で行くことができるが、いつもの放浪癖があるので
自宅を早めの6時30過ぎに出、R11を新居浜方面に進む。新居浜の長田交差点を右折してマイン
トピア別子方面へ、県道47号を走る。木々の若葉の緑が綺麗だ。
 時々、車を停め、景色を見ながら進む。ウツギやコンロンソウの白が目に飛び込んでくる。
 

大永山トンネル手前より   (左:沓掛山と右:黒森山の大岩峰   写真よりずっと実物は迫力がある

 県道沿いにあった

 ウワミズザクラ

 7:25 中七番 着。 待ち合わせの時間まで十分な時間があるので「フォレスターハウス」周辺を
散策。久しく来たことがなかったが公園になっており、ユキモチソウやカタクリなどの山野草が沢山
植えられており、ヤマシャクヤクがちょうど見頃であった。その他にも、色々な種類の花々で楽しむ
ことができる。

 8:50 メンバー(6名)が揃い、出発。 
 登山口の案内板は無いがフォレスター

 ハウスへの入口より約300mくらい

 日浦寄りの鎖がかかった所から入って

 行った。(国土地理院の1/2万5千地図

 にも林道が書かれているが、ここは

 住友林業の社有地となっている)
 

 鎖を入り少し下っていくと七番川に架かる橋を渡る。幅3m余りの広い林道が三ツ森峠までずっと
続いている。約40分ほど歩くと谷川に出る。ここでひと休みの後、峠を目指す。所々にアケボノツツジ
の花びらが落ちている。

 正面に鉄塔が見えてきた。

 鉄塔の向こうには三ツ森山が見える。

   

10:10 石の地蔵さんがある三ツ森峠(1,222m)着。
 西から北方向には、平家平〜冠山、ちち山、沓掛山〜黒森山、西山などが見える。また南には
 稲叢山や西門山が見える。
  この峠へは、高知県側から小麦畝ルートの道が続いている。峠を右に尾根伝いに登ると
 平家平方面へ行くことができる。、

  10:20 休憩の後、案内板に

   したがい左方向へ進む。
 
        
  
       

 すぐに鉄塔の横に出る。ここから徐々に急登になっていく。登山道の左右は自然林。
その中で、ひと際目立つ「アケボノツツジ」と「トサノミツバツツジ」。「オオカメノキ」も所々で
見られる。

平家平〜冠山をバックにピンクと白のアケボノツツジ

 オオカメノキ

結構、急な坂道を一歩一歩 足元を確認しながら上る。時々、振り返り写真を撮り休憩を入れる。
稜線の右手、高知県側に多くのアケボノツツジが見られた。


11:05 三等三角点 三ツ森山(1,430m)着。頂上はなだらかで約10畳余りの広さ。
 朝が早かったのでここで昼食。木々が多く、頂上からの展望は望めない。

11:40 せっかく来たのでここから約1時間程度、大座礼山方面への縦走路を歩いてみる。
 3つくらい大きなアップダウンを繰り返した。稜線の登山道は笹が刈られ良く手入れされており
 歩きやすい。S先生の話では、昔は藪コギで歩きにくかったとのこと。関係者の方々に感謝。

 中央奥に、薄く見える

 大座礼山とアケボノツツジ

 (三森山から約4.4km)

 縦走路の木立の間からは東赤石山を中心とする山並みが見えた。

13:00 往路を引き返す。往きはヨイヨイ、帰りは怖いとはこのこと。やはり登りは疲れる。
 気温も高かったので汗びっしょり。

13:55 三ツ森山頂上。5分休憩し下山開始。光線が変わったので、また花撮影。

14:30 三ツ森峠。

15:30 登山口


 しばらく山歩きをしていなかったが何とか初めての山に登る事ができ、白いアケボノツツジにも
出合え、楽しい一日。


〔コースタイム〕 
 上り 登山口−→(1:20分)−→三ツ森峠−→(0:45分)−→頂上
 下り 登山口←−(1:00分)←−三ツ森峠←−(30分)←−頂上

〔その他 出合った花〕
 
  コンロンソウ、タチツボスミレ、ニョイスミレ、ウツギ、ツクバネウツギ、アセビなど


〔メモ〕
 ・登山口 駐車スペース 2、3台程度 道路の広くなった場所へ。注意:チェーン前は作業車が
  出入りする可能性があるので停めないこと。
 ・登山口にトイレ、水は無し。
 ・携帯(FOMA) 登山口OK、三ツ森山頂上では圏外。



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