山歩き記録

2007年10月28日    360度の大展望と雄大な笹尾根歩き

【平家平〜冠山】 
  愛媛県 新居浜市、高知県 いの町・大川村  
 1,693m 1,732m
 
 以前は別子側から歩いたことがあったが記録を残していなかったため、今度は高知県側
より、紅葉の便りが聞かれる平家平〜冠山を歩いてみた。
 7:30過ぎ 旧西条市内から加茂川橋を渡り、左折してR194を高知方面へ走る。
寒風山トンネルを過ぎ、道の駅 木の香(このか)でトイレ休憩。南下して本川トンネル手前で
高知県道17号を本山方面へ進む。約4kmくらい行った所で高藪方面への入口。

  朱色に白抜きの案内

  
そこに描かれている地図を

  確認して左に進む。

  平家平登山口まで8.4kmの

  表示。  (8:28)

上の入口から約2.3km地点の分岐。
右:大川村、左:平家平 朱色の案内に従い左折
左の分岐より約1km、墓地に出る。案内により右折

 この辺りまで人家あり。少し走ると未舗装道路になる。初めは良かったが途中からダートに変わる。
雨で土砂が流され石が剥き出しになっているところもある。途中、道路補修用の車両が数台、空き地
に停まっていた。平日は道路工事が有るのか?

右上より4.4km 林道 寒風大座礼西線に出て、左折 左より0.7km 9:16登山口着(途中、写真タイムあり)

 登山口に来るまでに高知県の車、3台に追い越され、約15名くらいの団体が先に登っていった。

 仕度をして9:30出発。シロモジやリョウブなどの自然林の緩やかな上りである。

 
 上り始めの登山道紅葉はまだ 登り始めて約35分、鉄の橋を渡ると、
平家平〜冠山が見え始めた紅葉も期待できそうだ!

少しの間ススキを掻き分け進む。西には伊予富士、筒上、手箱、石鎚などが見える。

階段を上る 上りきった所のモミジが光を浴びきれいだった

10:30 尾根に出る。少し下って緩やかな上り、ブナ、ミズナラ、リョウブ、シロモジ、モミジなど
       紅葉のトンネルが青空に映えて美しい。幸せな気分。足元にはドングリがコロコロ。
       貰って帰って我が家の小さな山に蒔こう!
       自然林を抜けると膝下くらいの高さのササ原の急登。ジグザクに高度を稼ぐ。

11:35  3等三角点 平家平(1,692.6m) 着。一面のササ原。360度の大パノラマ。
       北東には赤石山系の山々、南には稲叢山、西門山、西には冠山、笹ヶ峰、寒風山
       伊予富士、瓶ヶ森等 石鎚山系の山々が一望できる。また、東には、遠く剣山系も
       望めた。写真を撮った後、風が強いのでササ原の窪みに座り込んで昼食。
 
平家平 頂上  
左から寒風、冠山(手前)、笹ヶ峰、ちち山、沓掛、黒森山
赤石山系の山々      左から西赤石、物住ノ頭、前赤石、八巻、東赤石、黒岳、エビラ、二ツ岳

12:25 冠山向けて出発。

 冠山へと続く稜線。

 ササの緑とコメツツジ

 の紅葉がきれい!

  平家平から見るとすぐ

 そこに見えるが小さな

 アップダウンを繰り返し

 1時間弱かかった。

 

13:15 冠山(1,732m) 着。頂上はあまり広くない。西側の岩場からの眺めが素晴らし
       かった。

 冠山からチチ山、笹ヶ峰へ

 続くササ尾根。

 大きく、ゆったりとした
 
 景色は本当に素晴らく

 飽きない。

13:35 名残惜しいが下山開始。往路を引き返す
14:20 平家平着
       紅葉のトンネルでは、きれいな落葉を拾いながら降りる。

ナツツバキの紅葉、木肌が何とも味がある シロモジの紅葉、午後の陽を浴びいっそう輝く

15:50 登山口


 天気も良く、紅葉もまずまずで特にササ原の稜線歩きは快適だった。登山口からコース全体が
自然林を歩くので愛媛側ではめったに経験することができない貴重なコースだ。満足、満足!

【本日のゆっくりコースタイム】
 西条からR194経由高藪登山口まで 約40km 
 登山口→(1:00)→支尾根→(1:05)→平家平→(0:50)→冠山
 登山口←(1:30)←←←平家平←(0:45)←冠山

【本日出合った花】
 シロヨメナ、ノコンギク、アサマリンドウ、センブリ、シマカンギクなど

【メモ】
 登山口 トイレなし、駐車場は登山口の少し先に広くなっている林道路肩に停めることができる。
 携帯事情  山頂ではFOMAも使用可


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