2007年3月23日 石鎚山系の眺望が良い!
【三ヶ森】 1,378m 愛媛県 西条市(旧丹原町)
週末は天気が崩れるとの予報。それでは!と思いついたのが三ヶ森。4年振りある。
西条市内からR11を松山方面へ走り、湯谷口手前のローソン近くから左折して楠窪林道へ
入っていく。この先には今、「志河川ダム」が建設されており工事用の車が出入するため道幅も
広く走り易い道路が付け替えられている。
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建設中の「志河川ダム」
逆光のため写真では見難いが
ダムの上方うっすら見えるのが三ヶ森。
頂上から少し下った左側に反射板が
肉眼でも確認できる。 |
ダムの上流部で道は旧道と出合いそこを右に進む。「神部」と書かれているバス停を過ぎ直ぐに
右折して橋を渡る。ここから林道に入っていく。
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フサザクラ
志河川に懸かる橋の上にて
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林道はこれから少しの間は舗装道であるが栗林を過ぎたあたりより未舗装となる。凸凹も多い。
車高の高い4WD車が望ましい。
R11の入口より約13kmで登山口。(約40〜50分)
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登山口にある標識。
道路はこの先、堂ヶ森の登山口である
「保井野」の手前の「余野」地区へと
続いていた。約9kmくらい。未舗装凸凹道
(帰りにどこまで行けるのか行ってみようと
走ってみた) |
仕度をして8:20出発。入口に「草木採取禁止」や「登山愛好者以外入山禁止」の看板。
個人の持ち山と思われる。
登山口近くの狭い範囲に自然林が残っているが直ぐに杉の植林帯になる。林床を緑色の
絨毯で埋めているのはヤマアイ。
約50分程でビニールシートで作った作業小屋に出た。この辺りでは残雪があり凍っていた。
もう要らないだろうと軽アイゼンをザックから除けたばかりだった。慎重に滑らないよう上った。
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陰ではまだ残雪 |
小屋を左に見ながら薄暗い杉林を右に進む。自然林の端をゆっくり左に廻るよう進み、また
植林帯に入る。赤テープに従って少し進むとリョウブやツツジなどの自然林の尾根に出る。
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明るく暖かい陽射しの自然林は気持ちが良い。
途中からは更に勾配がきつくなり、両手も動員して
木々を掴みながら上る。 |
やがてシャクナゲやツツジ類の小ピークに登ると木々の間から堂ヶ森〜西ノ冠岳の雄姿が
見え始める。2つ目の小ピークを抜けると見晴らしの良い岩のテラスに出る。ここから3分程で
頂上である。10:35着。実にのんびり山歩き。(標準タイムは登山口から片道約1:30くらい)
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岩場からの堂ヶ森
麓には保井野の集落も見える。
堂ヶ森から続く稜線には鞍瀬の頭、ニノ森、
西ノ冠岳、水晶尾根から突き上げた三角点のある
山(正式名はまだ無い?)が、西方向には石墨山が
望める。
春霞で山がすっきり見えない。 |
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3等三角点、三ヶ森(1378m)
頂上は6畳ほどの広さ。
堂ヶ森、鞍瀬の頭、ニノ森、西ノ冠岳
瓶ヶ森、寒風山、笹ヶ峰、沓掛山の
石鎚山系の山々が見渡せる |
さっそく弁当を広げてゆっくり昼食。1時間ほど居て下山。帰りには鞍瀬渓谷川の「余野」へ
車で下りてみた。
寒さが戻り残雪がある中、ユキワリイチゲやヤマネコノメソウ、タチツボツミレ、アオイスミレの
花を見ることができた程度であったがのんびり歩くことができた。
【メモ】
●コースタイム目安_上り1:30、下り1:00くらい。R11入口から登山口まで40〜50分。
●登山口には水、トイレなし。駐車スペース_広くなった路上へ。
●林道_凸凹道、4WDが望ましい
●前半人工林、後半自然林、急登、ルートはしっかりしている。
●携帯事情_登山口付近FOMA:圏外、頂上:アンテナマーク三本(方向による)