山歩き記録(番外)

2006年12月18日    霧氷と石鎚山の眺望を期待して行ったのだが・・・

伊吹山】 1,503m  愛媛県西条市、高知県いの町   
 
 2年振りの伊吹山へ霧氷を求め高知県いの町長沢経由でよさこい峠へ行った。

 7:00頃 旧西条市内から加茂川橋を渡り、左折してR194を高知方面へ走る。
道の駅「木の香」でトイレ休憩し、長沢から石鎚公園線(県道40号)を走る。この辺りは全く
雪など無い。

 ”予告

  県道石鎚公園線 寺川集落以遠

  (予佐越峠まで) 初積雪時より

  冬期全面通行止とします

  高知県中央西土木事務所

   088−869−2127

 と書かれた案内。

 通れるんかいナー?と不安になりながらも、ここまで来たのだがら行ける所までと思い進む。
特に道の凍結もなく集落辺りまではスムーズに走れた。大瀧(おおたび)の滝も凍っていない。
白猪谷渓谷辺りから、道路に白いもの。



 谷川にも雪 

 上っていくうち段々、雪が深くなって行く。おぉっ!雪と霧氷が期待できそう!先行車が1台いる
ようである。やがて岩黒山が見えて来た。少しだが陽も当っているので一枚撮っておこう。
幸い上がってくる車もいないので中央に停車。

左:岩黒山、この岩山が良い感じだが雲が陽を遮って・・・ 右:一瞬の青空

車を停めたのは良いが、いざ進もうと思ったが動かない。4WDとは言えタイヤはノーマル。
上がらなくなったらチェーンを巻こうと思ってきたが焦った。カミさんが押したり、ハンドルを少し
切ったりしながら新雪に車輪が懸かり何とか動き出した。もう、停車しないで峠まで進もう!

9:15 よさこい峠着。峠の近くでは20cmくらいの積雪。土小屋や瓶ヶ森方面へのゲートは
ここで閉ざされている。

 霧氷は付いているが2002年12月ほどではない。時折青空が見えるが雲が多い。
石鎚は見えるだろうか?暖かいコーヒーを飲んでいざ出発。雪は結構深い。30〜40cmある。

 写真を撮りながら上って行く。

 霧氷がきれいに付いているが陽が

 当らない。グレーの世界である。

 (光が欲しい。青空も!)

 
  

10:40 伊吹山(1,503m)頂上。

天気が良ければ山頂からは石鎚山や瓶ヶ森方面などの眺望が楽しめるのだが・・・

しばらく頂上にいて晴れるのを待ったが眺望はきかず。少し引き返し風を避けて早めの昼食。
こんな時には暖かいものでも食べてゆっくり時間待ち。(気温0℃、風は弱かった)
 昼食後も写真に良い条件とはならず、諦めて下りながら撮影。

グレーっぽい雪とブルーの山々の奇妙な写真が撮れた。写真は難しい!

下りる途中で石鎚が一瞬、その頂きを見せてくれた。

 よさこい峠に下りると車が4台になっていた。今治から来たという男性は、先週もその前も
来たが、石鎚がみえなかったり、霧氷が無かったりでまた今日もやってきたがまた、見えん!
と言ってた。特に雲海を撮りたいと言ってたが条件に出会えるのは難しい。だから、また出かけて
来たのだろう。

 その点、芸術センスの無い私は、朝日、夕日が出る頃には山に居ないから芸術写真は無理に
近い。また、目で見るほどに美しく撮ることはできないから記録写真にしかならないが仕方ない。

 雪が有り、霧氷もあり、自然の中を歩くことができ楽しい一日でありました。

帰る頃には,道の雪も少し溶け、小鳥達が木々をさえずりながら飛び回っていた。

 コガラ?

 初めて鳥にカメラを向けて見ました。

  他にも別な色の鳥が居ましたが

 動き回る小鳥は撮りにくいですね。

 
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