山歩き記録

2006年10月10日   山頂から1700m付近の紅葉見頃

石鎚山(東稜コース)】 1982m  愛媛県西条市・久万高原町
 
 先日連休に、石鎚山に登るつもりで土小屋まで出かけたがものすごい人出。
諦めて、瓶ヶ森に行ったが今日あらためて出直し。今年の紅葉はきれいとの情報に
久しぶりで東稜コースに登るつもりでやってきた。

 準備をして歩き始めた時、ばったり「石鎚山の四季」の土居さんご夫妻に出会い東稜から
上がるというのでご一緒させて頂くことにした。 いろいろ話しながら楽しい一日を過ごさせて
いただいた。

 8:45 土小屋出発。途中休憩をしたり写真を撮ったり、ゆっくりと上る。

いつもの撮影ポイント

10:05 東稜分岐。
 ザックを置き、北壁の紅葉を撮影するため、矢筈岩の見える所まで一般道を上がる。
東稜分岐手前のまゆみの大木  北壁の紅葉

 引き返して来て、いよいよ東稜コースへ。

矢筈岩の見えるポイント 矢筈岩の直前
上の写真(左)の両側に立った岩の間の笹の急斜面を登っていく。途中、NHKの番組、
”日本の名峰”で女優の田中律子さんを案内して石鎚に登った I さんにお会いした。

矢筈岩の間を手前方向に上ってくる 南尖峰手前のビューポイント

 12:30頃 やっとのことで南尖峰に上る。

 墓場尾根まで下がって写真を撮った後

 昼食にすることにした。
南尖峰はもう少し、ここからが最大の難関だ!
岩にへばりつくように慎重によじ登る

 大砲岩で写真を撮るMさん

 その近くにはFさんの姿も。

 

 墓場尾根の紅葉。

 私にとっては二度目の場所である。

 前回と同じようにきれいと思う。

 (写真の腕は別として・・・)
 

 天狗岳の頂上で昼食にし、弥山(みせん)へ移動。北壁を覗き込むと赤、橙、黄と色とりどりに
紅葉しているが午後の光線は北壁を照らさない。(北壁と東稜コースで写真を撮る時は午前中が
良いようだ)
 ここからの眺望は最高!東北には瓶ヶ森から続く伊予富士、笹ヶ峰への稜線が、西には
西ノ冠岳からニノ森、堂ヶ森への山並み、石墨山の皿ヶ嶺連峰も見える。

 いつもの構図

 誰が撮っても

 綺麗な景色

 天狗岳

 土居さんは今夜は頂上にテント泊とのことで設営にかかる。私たちは見事な紅葉を撮影。
15:00 水を汲みに降りるという土居さんと一緒に下山開始。三の鎖で分かれ私たちは土小屋へ。

16:40 土小屋着。

 秋晴れのすがすがしい天気、久しぶりの素晴らしい紅葉と、久しぶりの人との出会いがあり楽しい
一日になった。

注)東稜コースは岩場に張り付いて横向きに歩く所が二ヶ所ほどありますので、経験者同伴で、
   また、朝晩の気温は3℃くらいに下がります。装備を十分にしてお出かけください。


 弥山ではNHKが夕方の番組「いよかんワイド」と朝の番組で生中継をするとのこと。アンテナ等の
準備作業をしていた。急いで帰ったが夕焼けの天狗岳には間に合わず、小屋内様子が放映されて
いた。《本日11日、朝の番組(7:37AM頃)ではFさんがインタビューを受けていた。また、土居さんも
バッチリ》

【おまけ写真】
 
ブナの黄葉 真っ赤なドウダンツツジとニノ森
ドウダンツツジと西ノ冠岳 ニノ鎖より北壁を望む(紅葉はきれいが光線不足)


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