2006年7月3日
【東赤石山から西赤石山縦走】 新居浜市 天候:曇り一時雨
もう一度、やってみるか!ってことで東赤石山から西赤石山への縦走が実現。前回の教訓も
あり出発だけは少し早くしたのだが・・・
4:00 自宅出発。(前回は松前町からの出発だったが今回は西条から。起床時間も遅くて
良いから楽ちん)途中、
日浦(西赤石山・銅山峰の登山口)へママチャリをデポ。
5:20 今回は「
瀬場」から登ることにした。(トイレも綺麗し車を停めてすぐ登れるから)
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瀬場の駐車場(そう広くはないが3〜4台は可能)と
清潔なトイレ(オトメシャジンの絵が水タンクに描か
れている) |
5:45 「
瀬場」出発。(前回より約1時間早く出発、林の中は曇っているためまだ薄暗い)
6:45 「
瀬場谷」着。橋をわたり分岐を右側のコースを採る。(左へ行けば赤石山荘へ)
7:10 滝の横に出る。ここで軽くおやつ。 7:25出発。この先も植林帯。薄暗い。
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滝が見えて来た。ヤマツツジが沢山咲いている。
いつもこの横で休憩をとる |
8:00 渡渉点(水場)。ここからは自然林になる。登山道は茶褐色の石がゴロゴロして
歩きづらい上り道に変わる。
今日は雲って蒸し暑い。水場があるたびに小休止をとりながら登る。
次の分岐に出るまでにカミさんが「おなかがすいた!」チャント朝食を採らなかった
のでゆっくり朝食。
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シモツケ |
赤石山荘〜権現越への分岐案内板 |
9:30 権現越〜赤石山荘への分岐。少し歩くとタカネバラが咲いていた。
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今年は花つきが悪そうだし、ほとんど終わり
かけている。
タカネバラ |
9:55 「
赤石越」 ザックを置いて東赤石山山頂へ向かう。
10:05 「
東赤石山」(1,707m)頂上着。ガスがかかって雄大な眺望は望めなかった。
赤石越まで引き返し八巻山を目指す。アップダウンの大きな岩山歩きとなる。
赤テープや赤ペンキで岩に描かれた目印をたよりに登る。
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東赤石山頂上は岩場でさほど
広くないが東に少し行ったところに
三角点がありゆったり休憩できる
岩の隙間にイワキンバイ |
赤石越から八巻山へのルート
道なき道を進む |
八巻山頂上の祠 |
10:55 八巻大権現が祀ってある
「八巻山」(1,682m)頂上。
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八巻山頂上から下っていくと左の
大岩が見える。(誰が乗っけたの?)
ここから、山荘を目指して下る。 |
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下の赤屋根が「赤石山荘」 |
11:15 「
赤石山荘」着。ちょうど山荘の管理人の方が登山道の草刈のため来られていた。
”今月中には草刈をやってしまいたい”と言っておられた。
おかげ様で山荘に来るまでは歩きやすかった。本当にご苦労様です。
山荘裏から西赤石への縦走路に出る。
12:00 自然林の中を緩やかな上りで「
石室越」着。ここから下って前赤石方面へ進む。
林が途切れたところで南側の景色を見ながら昼食。前回と比べて出発を1時間
早くしたにも関わらずその時間差が縮まってきている。 12:40出発。
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←
右手:前赤石、左奥:物住頭
写真には写ってないが更に左手に
西赤石が見える。
手前の岩場を横切るように進む。
コース中、最も慎重に進む必要がある場所だ。
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⇒
西側からの前赤石の
岩峰群。迫力満点! |
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13:15 岩の斜面を抱えるように横向きになって「
前赤石」の横を通過。
廻り込んで西側から見ると、なかなか迫力のある岩峰である。ここから少し下り
「物住頭」まで上り返す。
13:40 4等三角点のある「
物住頭」着、(特に山の表示は無い)
西赤石への途中、消えかけた文字で「五郎津河又」への案内が建っていた。
またこの間には黄色のニガナと紫のアザミが沢山咲いて道を覆っていた。特に
アザミにはまいった。服の上からでもチクチクと痛い。アップダウンを繰り返しながら
14:35 「
西赤石山」(1,626m)頂上着。コーヒータイム。パラパラ小雨。
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二等三角点
西赤石山頂上 |
周囲の景色はガスのため望めず。 14:50発。
15:55 「
銅山越」着。にわか雨が降ってきたが木陰で雨具の仕度をしているうち止んだ。
時間も気になるが、下りだからと言って急にスピードを上げる体力もなく、路面も
濡れているのでゆっくり歩く。
17:15 「
ダイヤモンド水」着。冷たい水で顔を洗い喉を潤す。(もう少しで下山口だ!)
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地下82mからこんこんと湧き出る
冷たい水。
周囲の木も整理され明るい
休憩場所となっていた。 |
18:05 「
日浦」へ下山。カミさんを残し、ママチャリに乗って車を置いてある「瀬場」まで。
下り部分が多いので自転車はスイスイ進む。
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まだロープが引っ張られ利用不可
であったが舗装された駐車場にも
線引きされ、まもなく利用開始できる
ものと思われる。
案内板、トイレも新しくなった「日浦」
登山口 |
18:20 「瀬場」着。自転車を車に積んでカミさんの待つ「日浦」へ引き返し帰路へ。
約1時間も早く出た割には下山時刻は大差なかった。体力も落ちたようだ。梅雨のこの時期
花も少なく、縦走路が長く感じられた。二人の口からは”もう縦走はやらん!!”と。
山荘の管理人さん以外、誰にも会わなかった。もう少し後の花のシーズンの方が良さそうだ。
●その他出会った花
【山野草】
ホタルブクロ、コナスビ、ネバリノギラン、ギンレイカ、ヤマアジサイ、ニガナ(黄、白)、
アザミ、シコクギボウシ蕾、イチヤクソウ蕾、ウバタケニンジン蕾、ナンゴククガイソウ蕾
シモツケソウ蕾、ヒメキリンソウ
【木に咲く花】
イヨノミツバイワガサ、オオヤマレンゲ、コメツツジ、白いバラ、ネジキ、ベニドウダン
シロドウダン
●本日のコースタイム(休憩時間含むスローペース)
西条−−(R11経由約42km 1.5時間)−−瀬場
◆歩行総行程 約12時間(昼食 60分、写真タイム、休憩含む)
瀬場登山口−−(4:20)−−
東赤石山−−(八巻山経由1:10)−−
赤石山荘
−−(0:45)−−
石室越−−(昼食含む・1:15)−−
前赤石−−(0:25)−−
物住頭−−(0:55)−−
西赤石山−−(1:20)
−−銅山越−−(1:20)
−−
ダイヤモンド水−−(0:50分)−−
日浦登山口