2006年6月20日
【権現越から東赤石山】 1707m 愛媛県新居浜市 夏の花、ただ今準備中!!
2年ぶりの東赤石山である。また権現越へは3年ぶりとなる。夏の花に交替時期なので
花が少ないがタカネバラに会えればと思って登った。ところが、例年だと5月末から6上旬に
見えるキバナノコマノツメやユキワリソウが咲いていた。残念ながら、タカネバラはまだ小さな
蕾だった。
5:30 自宅出発。途中、田んぼへ引水。(ポンプのタイマーをセットしておく)
6:50 瀬場着。昨年設置されたトイレ横に停車。7:05 したくをして床鍋まで歩く。
7:25 床鍋着。案内板の横の階段を上っていく。すぐに植林帯で歩き慣れないうちは
結構きつく感じられる。その中でもアオテンナンショウが多数見られた。
30分ほど歩くと左:自然林、右:植林帯に変わっていった。
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床鍋の登山口 |
植林帯の中アオテンナンショウが
多数見られた |
植林帯と自然林の間を歩く |
9:30 辺りの様子はロックガーデンになって来、シライトソウ、イヨノミツバイワガサが見えるように
なってきた。右手下に水の音が聞こえる。
9:45 沢を横切る。ここまで来れば権現越はもうすぐだ。ひと休み。
10:25 権現越。まだ花は少ない。マイヅルソウやシライトソウ。イワガサ程度。今日も
権現山へ行く時間は無さそう。石が多く歩きにくい道を東赤石を目指し登る。
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権現岩へのゆったりとしたスロープ
歩いて見たいと思いつつ、後の時間が
気になって未だ実現していない。いつか
花の時期に歩いてみたい。 |
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権現越 眺望が良い。夏にはお花畑となる |
東赤石への登山道、石の多い急登 |
11:00 尾根コースとトラバース道の分岐。(尾根コースを採る)
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頂上へ50分、赤石山荘へ70分の
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11:20
道がわからず岩をよじ登ると歩いて
来た権現越から二ツ岳へと連なる
山々が望めた。
(手前 権現山から黒岳、えびら山、
二ツ岳) |
しかし、岩場には目印がなくそれ以上進むのを止め、引き返すと巻き道があり、そちらを進む。
尾根の岩場と林の境目を歩く。木々が生い茂り半分は藪コギ状態である。
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岩場と樹林との境目あたりを登る |
岩場に咲く イヨノミツバイワガサ |
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12:30 東赤石山の東に位置する3等三角点着。
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三等三角点 |
振り返ると権現山〜二ツ岳のルートがよく判る。手前の山も
越えてきたことになる。道理でしんどいはずだ! |
12:35 東赤石山頂上着。誰もいない。日差しが強いため少し下り影にて昼食。
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東赤石山頂上 |
石鎚山も望むことができる |
13:05 出発。 13:15 赤石越。
13:25 赤石山荘方面へのトラバース道への分岐。
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いつもは登っている八巻山だが帰宅
時間を意識して寄らなかった。
(蛇紋岩系のカンラン岩がゴロゴロして
アルプス的山容の八巻山) |
13:50 赤石山荘着。周辺の散策。コーヒータイム。
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宿泊予約者が居ない場合は戸を
閉めている。
予約があれば管理されている方が
上がって来てくれる様子。
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14:10 下山開始。
このルートでは約30分ごとに谷川に出会う。(涼しく)休憩を入れるには絶好の
場所だ。
16:20 瀬場谷着。
17:15 瀬場着。帰路へ。
尾根コースは岩場と藪コギの連続で判りにくく”2度と登りたくない!”とはカミさんの弁。
(次に行くときは私も忘れているかも・・)前回登ったときより時間がかかっている。
年のせいか?!
【あてにならないコースタイム】
瀬場--(0:20)--床鍋−−(2:10))−−権現越--(0:35)--尾根ルート分岐--(0:30)--
三角点--(0.05)--東赤石山頂上--(0.10)--赤石越--(0.35)--赤石山荘--
(3.05)--瀬場
【
今日出合った草花】
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ナルコユリ |
咲き始めたカノコソウ |
ネバリノギラン |
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シライトソウ |
イワキンバイ |
ユキワリソウ |
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アワモリショウマ |
マムシグサ |
バイケイソウ |
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キバナノコマノツメ |
【木に咲く花】
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ガイドブック等には木の名前が
掲載されているが花の写真は
ネット上でも見当たらない。
多分この木がアカイシヒョウタンボク
なのだろう? |
キバナツクバネウツギ |
アカイシヒョウタンボク? |
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残っていたシャクナゲ |
一輪だけ咲いていたタカネバラ |
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咲き始めたオオヤマレンゲ |
【その他 出会った花】
ホタルブクロ、ミゾホオヅキ、ミズタビラコ、ミヤマハコベ、ヤマアジサイ、ヒメレンゲ
コゴメウツギ、ウツギ、バイカウツギ、ウスノキ、ヤマツツジなど
総じて今回の山歩きで出会った花は木に咲く花が多かった。とくにイヨノミツバイワガサ、
キバナツクバネウツギが多い。