VSジェフユナイテッド市原

「Real Violet Soul」


会場:市原臨海競技場 入場者数:4773人 主審:岡田

さて!熱狂のうちにW杯も終了し、また日本全国に俺たちのJリーグが戻ってきました!
・・・なんか7月にあったプレシーズンとかガス戦とかはまあいいとして、
サンフはクラブ史上初めて監督を途中交代、木村コーチを監督に据えるという、荒治療を行いました。
練習を見る限り、明るい雰囲気、明確な目的意識、とにかくシュートを打つ攻撃的姿勢と、
じゃあガジエフってなんだったのよ?
と言いたくなりますが、まあとにかく今は目の前の試合を勝つだけ。
・・・実はなっくるさんはこの試合に遠征する気はなかったのですが(8月に東スタ行くし・・・)、
dg.ltdさんの「20日はどうするんですか?」の書き込みに、
おおそう言えば臨海でジェフ戦→7月20日って青春18切符使えるじゃん→なんか夜行列車が出来てる
→20日給料日→ローソン→JR→サナマラのカレー→OK!
てな感じで急きょ遠征決定!
そわそわしながら今週の仕事をサボるこなす。
・・・なんか最近、仕事仕事仕事サカー仕事仕事仕事仕事仕事サカー(繰り返し)
と、人生が瞬間の連続になっている気がしますがまあ気にしないことにしましょう。
ということで適当に仕事をばっくれ、準備をしてから広島駅へ。
途中本通りからタクシーを使ったんですが、こんな時間(午後11:30)に大荷物で広島駅に向かう人は珍しいのか、
運ちゃん:「どこにいかれるんですか?」
俺「いやあ、サッカー観戦に行くんですよ。」
運ちゃん「ほお、日本代表ですかな?」
俺「いえ、サンフレッチェの試合を千葉まで普通電車で・・・」
などとハイソな会話をかわしつつ広島駅到着。
既にdg.ltdさんとそのご子息は到着されておられました。
20日午前0時5分、青春18切符が使える時間になったことを確認して入場。
嫌な客です。
ホームに着くと志を同じくする貧乏人勇士がたくさん。
と、その隣に東京行きの寝台列車が入ってきました。
ええ、皆さんご存知の通り、ブルジョア列車です。牛車にお歯黒です。
鹿島アントラーズです。むかつきます。
「けっ!ブルジョアめ!カエレ!」
ひがみ根性満載。さらに嫌な客です。
中に入ると、おお!以外に快適です。
昭和40年代全開の列車、ヘタしたらSLだったらどうしようと思っていた俺のイメージ崩壊。
なんてことを!
とりあえず睡眠薬代わりに1杯引っ掛け、就寝。
ZZZ・・・・・・
さわやかに起床。ただいま加古川です。
朝もやの中の明石大橋等を眺めながら京都へ。
:大阪の手前での日の出
午前6時19分、京都到着。
駅そばをかきこんでからすぐに乗り換え。米原を目指します。
この区間でいろいろとハプニングがあり少しロスタイムが出来ます。
スポーツ新聞を眺めると鈴木の記事がのってます。無邪気にはしゃぐヘンクの町。
はっはっはっ、かわいそうに。君達はまだ彼の本当の姿を知らないんだね。
ロスタイムを取り戻すべく、気合で高速移動。
彦根城、名古屋、浜名湖、ジュビスタ、エコパ、熱海・・・
サザエさんですか?
それにしてもエコパはとんでもないところにありました。
素晴らしい税金の墓標だと思いました、まる。
やはり少し時間が厳しいということで、熱海から新幹線を使うことになります。
どこでお金が出て行くか分かりません。げに恐ろしい世の中です。
とりあえず熱海で下車。青い海、晴れ渡った空。
うわー、泳ぎてえ!
:熱海駅前
でも貧乏人なのでトイレに行って終わり・・・むなしい。
貧乏暇無しとはよく言ったもんです。
とここで大発見。待合室の自動ドアがサンフカラーです。
今日はいただきました(にやり)。
で、ここからはブルジョアのステータス、新幹線を使用。
・・・こだまですが・・・。
新横浜で横浜国際の無駄なでかさにびびりつつ、東京駅到着。
15時46分。よく頑張りますた。
さて、急いで総武線に乗り換えです。
広い東京駅構内をてくてくてくてくてくてくてくてく・・・遠いぞ!
なんか一番端っこでした。アウェーの洗礼が!
みんな標準語です。アウェーの洗礼が!
予定の列車に乗れませんでした。アウェーの洗礼が!
しょうがないので1本遅らせて乗車。
延々と電車に揺られた末に、市原到着。
:五井駅構内
なんかそこはかとなくなつかしさを感じるのは気のせいでしょうか?
まるで可部線
なんか駅前に「サッカーの町市原」という
片腹痛いことがかかれてますが、
なんもチームにしてないくせに市原市はよくもこんなことが言えたもんです。(笑)
シャトルバスに揺られ、スタジアムへ到着。
ただいま午後17時30分。大変よく頑張りますた。
:臨海正面
アウェーゴール裏に向かっていると、TATSUさん出現!
ここまで飛行機、アクアラインとブルジョア満載ロードを経由されております。
無意味に卑屈になる俺たち。
てなわけで、入場。
仮説スタンドのゴール裏!
4段のバックスタンド!
ただ見防止防音壁!
スカスカのメインスタンド!
これだ!これが市原臨海だ!萌え!
:臨海バック
うちのスタジアムとキャラかぶりまくりなのでマターリリラック〜ス。
サンフゴール裏にも関東の皆さんに加えていつもの面々が大集合。
和やかな雰囲気の中にも秘めたる闘志。
試合開始に向け、徐々にテンションが高まっていきます。
今日はあえて試合前応援はせず、俺たちから選手へのメッセージを書いた横断幕を掲げます。
選手もそれに向かって深々と一礼。感じてくれ、俺たちのソウル。
サンフは3-5-2から4-4-2へ。
ビロング、トゥーリオのセンターバックに服部、駒野の両サイド。
沢田、カズ、松下のトリプルボランチにトップ下チカラ。
久保と大木の2TOP。
ええそうです。超攻撃的布陣。
木村監督、そして選手達の勝利、得点への飢えがオーラとして立ち上ってくる陣形です。
いよいよ選手入場。溜めに溜めたチームへの思いを第1声にこめます。
TATSUさんの煽り、「smoke on the water」イントロ。
数十人の人数だとは思えないようなすさまじい声量。こめられた思い。
背筋にぞくりとした震えが走ります。
変わろうとしているチームを応援するんだ。
ほのかに芽生えてきた選手達の自信を燃え上がらせる風となるんだ。
関東に巣食う暗雲を吹き飛ばすんだ!

前半のキックオフ。
ゲームメーカーであるモラフチクを欠くジェフは早めのクロスとサイド攻撃に絞った作戦。
サンフは前線の3人の豊かなイマジネーションに松下の飛び出し。
全てをコントロールするカズ。
両チーム守備に不安を抱えるのは一緒ですが、
ジェフはミリノビッチ、サンフはビロングを中心に決定的な形にはもっていかせません。
序盤はほとんどシュートのない展開。
ただそれは怠惰な展開ではなく、緊迫した中盤での攻防。
一瞬でも気を抜いたほうが失点する、鋭利な刃物のつばぜり合いのような試合になります。
こいうときに生きるのはセットプレー。
松下が魅せます。
壁の下を抜いてポストを直撃したフリーキック。一直線にゴールを襲うボール。
いやあ、すばらしい!今日の松下のキックはロベカル張り。
とても日本人が打てるタイプのボールじゃありません。
両サイドも見せます。特にいいのがチカラと服部のコンビ。
DFは付いているんですが、この2人のサイドのえぐりをほとんど止められません。
しかしこれで黙っているわけがないジェフ。
和多田のロングスローを活用してサンフゴールを襲います。
・・・何回見ても和多田のロングスローは反則です。
ハーフウェイ付近からゴール前に届くのはどういうことですか。
前半の中盤、展開は五分五分。ジェフのミドルシュートがポストを叩く場面もあり、
一瞬たりとも目が離せません。
それにしても今日は暑い。声を出し、飛び跳ねてるだけで滝のように噴出す汗。
ふと横に目をやるとみんなびしょ濡れ。
流れる汗をぬぐいもせず、疲れをあらわすこともなく、ただひたすら純粋に。
最初の声量が全く落ちません。マジですごい。そしてだんだんと周りを巻き込んでいきます。
終盤、暑さの為に動きが落ちてきたためか、ゴール前のシーンが増えます。
ロスタイムのチカラのシュートも櫛野に弾かれ、前半終了。

いいよいいよいいよ!
神戸戦の最悪な状態からわずか2週間、
監督が代わるだけでここまで立て直せるのか!?
ひそかに練習してたんでしょうか。(笑)
サポもみんな疲れてるはずですが目には炎が宿ってます。
今日はいけるぞ!

後半、ジェフはバランスの悪かった中盤を修正、
サンフのサイド攻撃をケアしてきます。
走り込むスペースが消されたり、スピードを押さえ込まれたり。
序盤は完全なジェフペースになります。
流石は名称ベングロシュ。
対するサンフは具体的な打開策が打てず。
この辺は監督の経験の違いか。
それでも今日のDFラインは集中してます。
最後の最後でのシュートコースのブロック。
ことごとく跳ね返すセットプレー。
中盤が拾ってくれるから、キープできるから。
確かな信頼感が彼らに自信を与えてるように見えます。
彼らは待っていました。相手のスタミナが切れるのを。
彼らは知っていました。かつての自分達の課題を。
彼らは逃しませんでした。一瞬の隙を。
後半18分、ジェフのプレスが一瞬緩みます。
後半初めてといっていい、サイドアタック。
PAに侵入し、ふわりと上げたクロス。
本人いわく、完璧なクロス。
高いか?
何を言ってるんだ!俺たちには奴がいるじゃないか!
サポの視線の先に現れたのは
久保竜彦!

息をのむ、取れなかった得点、無残な敗戦、監督不信、悩んだ日々。
それら全てを吹き飛ばす、渾身のヘディング!
ゴール裏が爆発した。
自分の声は、聞こえなかった。
ただひたすら絶叫していた。
みんな夢中で抱き合った。
これだ!この感覚なんだよ!
俺たちが待ち焦がれていたものは!!
1-0!

これで勢いに乗るサンフ。
サイド攻撃が機能しだし、何度も決定機を作り出します。
大勝コースですが、ジェフも切れません。
高い集中力で守り、すきあらばシュートを打ってきます。
追加点が入りません。
あと10分。
前線でひたすらボールを追っていた大木が足をつって交代します。
あと5分。
ジェフのコーナーキックは誰も触れずに外へ。
あと3分。
サンフはキープに入ります。
ロスタイム4分。
ほとんど絶叫に近い応援。
ジェフのシュートは枠の外。
右サイドのキープからサンフコーナーキック。
そして・・・・・・試合終了のホイッスル!
みんな喜びを爆発させます。
勝利を噛み締める選手たち。
挨拶に来る選手達。
「やるぞ!」
みんないっせいにスタンドを駆け下りる!
まかれる紙ふぶき!響くサンフレコール!
いやー、最高!
そして木村コール!これからも頼むぜ!キムさん!
・・・さて、撤収!
物凄い勢いで紙ふぶきを片付けます。
その後も繰り返されるコール。
気がついたら俺たち以外誰もいませんでした。(笑)
:試合後、万歳をしながら。
みんなお疲れ!サイコーだったぜ!

その後メインスタンド前で出待ち。
みんなでコール!
うひょー、アウェイジャックだぜ!
じゃあ帰るか、と思うとちょうど目の前にシャトルバスが。
まわり、サンフサポだらけ。
きらーん(にやり)
「バスジャックしようぜ!」
叫ぶ俺。
「マジで!?」
「サンフサポのみんなバスに乗れ〜!」
TATSUさんが叫ぶ。
めでたくバスジャック。
もう俺たちはとまらない。
始まるコールメドレー。
ゴメンね、一緒にいた数人のジェフサポーター。
無事に五井駅到着。
「ここでもやらなきゃな!」
TATSUさんの叫びより駅前でサンフレッチェコール!
コールかこだまとなって夜空に響いていきました。
サイコー!
でも周辺住民の皆さんごめんなさい。(笑)
その後heyさん、こぢまさん、quadropheniaさん、ハウス猫さん、ナル君たちと祝勝会へ。
ていうか飯!朝から何も食ってねえよ!
なんとか胃が鬱氏する前に食事にありつけました。
いやあ、ビールがうめえ!カシスソーダがうめえ!
思わずナル君に自虐的動員予想の再開を約束してしまったがネタがねえぞ(笑)
狂乱の宴会後、いい感じで終電がなくなったので、
ハウス猫さん、ナル君らと一緒にheyさんグレート基地にお世話になりました。
大変ありがとうございました。
酒を飲みつつ千葉テレビの試合中継をチェック。サカー談義。
至福の夜はこうしてふけていきました。
帰りは社会人らしく新幹線を利用。
はじめて東京にきたなっくるさんが無事に格安チケットで広島に帰れたのは
ナル君のおかげです。多謝。

とにもかくにも大きな勝ち点3!
マグロンとマルカリは怖いけど、今日芽生えた自信を大切にしようぜ!


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