2003年6月25日 688号  映画「赤い風船」を見て


 映画「赤い風船」を見た。 この作品は、小学生のときに一度見ている。何学年だったかは、はっきりしないが小学校の映画鑑賞作品に取り上げられ、街の映画館へ見に行った記憶がある。
 約四十五年ぶりに見たわけだが、いくつかの印象的なシーンが、記憶のひだからよみがえり、そういえばこのシーンではこんな風に感じたっけなどと思い出して懐かしかった。
 風船が、まるで生きて感情を持つもののように、少年を追いかけたり、逃げたりするのが不思議でならなかったし、悪がきどもが風船を縛りつけてパチンコで撃つシーンは、風船がかわいそうで画面から目をそらしたっけ。
 ラストシーンでは、たくさんの風船にぶら下がって飛んでいく少年は、あの後どうなったんだろうと心配したものだった。
 ともあれ、小学時代に見た映画の記憶が、こんなにも鮮明なものだとは・・。
 だとすれば子供のときにどんな芸術に触れることができるかは、とても大事なこと。
 子どもらにこそ最良の芸術・文化を与えたいものだ。

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