2002年9月11日 652号  「軍隊をすてた国」を観て 佐藤 高雄


 ドキュメンタリー映画「軍隊をすてた国」を観た。
 世界には、軍隊を持たないことを憲法で約束する国が二つある。ひとつは日本であり、もうひとつは中米のコスタリカである。
この映画はコスタリカの人々の日常に分け入り、生活者の視点で軍隊を持たないことの意味を探っている。
世界に誇る平和憲法を持つ日本は、自衛隊という名の軍隊を持ち、年間5兆円もつぎ込んでいる。
コスタリカは、軍事費ゼロで、その分を教育にまわしている。なんと国家予算の4分の1が教育に当てられているそうだ。そのせいかコスタリカの子どもの目は生き生きとしている。強制された教育でなくひとり一人が大切にされている感じがする。
また若い労働者のことばも印象的だ。「軍隊にとられる心配がないので安心して働けます。」安心して働けるということが、労働者の表情を明るくしている。

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