2002年1月9日 620号   子供の目 飯沢 智美


最近目にした子どもの詩に感動した作品がある。 その中から2つ紹介したくなった。
「お父さんの帰りが遅かったので、お母さんが怒って家中の鍵を全部閉めてしまいました。
それやのに朝になったらお父さんは寝ていました。」

「きょうよう」
おかあさんが、ふじんざっしをみとったら
おとうさんが、そんなしょうのないものよまんと、もうちょっときょうようがみにつくほんをよみゆうに
もうきょうようはみについとうから、もうええねんゆうたら
それはきょうようじゃなくて、えいようやゆうた

ここには、一つとして理屈のない、素直な目で物事を表現している世界がある。
もう一つ、先日NHK・TVで岩根沢小学校の詩創り教室を見た。詩人丸山薫が40数年前にうたった「青い黒板」にも感動した。
が、それ以上に、今も子どもたちが日常生活の中から詩を創出している事に驚いた。固定観念に捉われる日常の中で「失ってならぬ創造する力」を学んだ両場面であった。

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