2001年12月12日 617号   通勤路   黒子 重一


 単身赴任が、二年近くなりました。歩いての出勤は、よくしたもので、短時間の道順を開拓し、今では定着したようです。 寮を出るとすぐ、ME山形支店の「通勤経路における危険個所マップ」にも載っているように、車がスピードをあげて進行してきて危険なので側溝ブタの上を歩きます。 角を曲がり小学生の集団登校の一団を通り抜ける。ガソリンスタンドのおじさんは、店の回りをいつもきれいに掃除しています。八百屋のかみさんが、店前に週刊誌を並べている。
 また角を曲がると、ついついどちらからともなく朝のあいさつを交わす中年男性とあう。S保育園には出勤途中のお母さん、お父さんが車できて子供を預けていきます。 私の経験では、帰りが遅くなるので、いつも延長保育をお願いしてのおむかえ。懐かしい。
 十字路を横切ると小学校付近での学童の交通指導を終えたおじさんに出会う。D会社のラジオ体操の音楽が響き渡る。こちらも足取りが軽やかになる。何時も会う人に会わない時はどうしたものかと気になる。
 毎日、坦坦と営まれる当たり前の生活が、変化することがどういう事か、最近心を動かされています。

たんぽぽ目次へ戻る

通信労組目次へ戻る