2001年11月21日 614号   百年に一度の出会い   佐藤 高雄


 19日未明、しし座流星群を見ようと高館山に登った。だが、あいにくの雲にさえぎられ何も見えない。
 しばらく待っても雲は晴れず、やがてなにか閃光を感じるようになった。「クソ、雷まできやがった」と思い、あきらめて山を下り始めた。
 ふと見るとわずかに雲が切れ、星が見える。
   「あ、飛んだ」と息子が声をあげる。雲の切れ間が少し広がって流星がひとつ、ふたつと数えられるようになった。「雷」と思った光は、なんと流星の閃光だったのだ。
 それから300ほどの流星を見ただろうか。 最後まであきらめなかった子供たちのおかげで百年に一度という天体ショーを楽しむことができたのであった。
 それにしても、この現象を予測した科学とはすごいものだと思う。このすごい力を、社会に適用し、不況やリストラをコントロールすることがなぜできないのかと、考えてしまうのだ。

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