2001年9月12日 604号  求めよさらば・・・   堀 宏


 初任給は、手取りで8千5百円位を月に2回に分けてもらった。下宿代は、6千円、タバコはハイライトが70円で月に2千百円、残りの金が5百円ほど。
 昭和38年喜多方報話局に高卒で入った当時生活はこんなものでした。
 ハイライトから40円のしんせいに変えても残りのこずかいは千2百円。原付のカブが当時5万5千円だからとても買えなかった。
 近くの屋台に3百円持って焼きとりで焼酎を飲むのが唯一の楽しみだった。
 憲法で保障された健康で文化的な生活とは何だろうということで、当時の大幅賃上げ要求はひとつの夢のようなものでした。当然、多くの青年が組合活動へと参加していった。
 年功序列と言われて、働いて、今日の賃金水準と生活になったのも束の間、3割カットとは会社の横暴。世界一流の企業と言われるNTTグループ、7千億円の経常利益をあげる企業になるまで安月給で働いた労働者を50過ぎたら退職しろとは、あんまりじゃございませんか。
 権利は主張する者のみに与えられる。求めよ、さらば・・・である。

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