ボランティア名乗り取材=被災地・小千谷市で
 新潟県中越地震で被災した小千谷市塩谷地区の住民が11日に一時帰宅した際、関西テレビ(本社大阪市)の記者らがボランティアを装い、取材活動を行っていたことが分かった。現場では取材が認められておらず、同市は厳重に抗議。同社は非を認めて謝罪し、撮影テープを使わないことを約束した。
 関西テレビによると、同社の報道部記者と協力会社のカメラマンら計3人が11日朝、ボランティア団体と同地区に入った。記者は取材が認められていないことを知っていたが、「ボランティア活動と被災地」という観点で住民の様子を撮影。市の職員にとがめられたため、身分を明かして取材をやめ、ボランティア活動を行ったという。同社の宮前周司総務部長は「被災者や関係者に深くおわびしたい」と話している。

 日頃から『報道の自由』と称してマスコミには他の迷惑を顧みず行き過ぎがある部分が多い。数字(視聴率)を取れば何をしてもいいと思っている所に大きな誤解がある。島田伸助の普段からの言動しかりである。普段から行き過ぎがあったから今回告訴されたのである。原点に立ち返ってもっと襟を正して欲しい。
(時事通信、平成16年11月11日)