歯を失うことは・・・
 何らかの原因で歯が無くなった後にさし歯や入れ歯でそこを補わないと色々な障害を生じます。放置した期間が長いほど、咬み合わせの回復が難しく治療期間も長くなります。歯牙喪失後直ちに、症状に合ったさし歯や義歯を入れる事が大切です。
    歯を失った害
1. 噛み合わせの異常 一本でも欠けると、その空隙を埋めようと歯牙が移動し咬合異常を生じます。そして良く噛む事ができず、食欲不振となりなり健康を害する事になります。
2. 審美的障害 歯が抜けた状態は口元に張りがなくなり老け顔となります。
3. 発音障害 前歯が欠損すると、空気がもれた状態になり、発音に大きく影響します。
4. 顎関節の異常を引き起こす 全体の噛み合せが狂い顎関節の異常を引き起こす原因となります。
 
 歯を失った時の3つの補綴方法の長所と短所
ブリッジ 入れ歯 インプラント
長所 自分の歯と同じように噛むことができ、違和感がありません。 残存している歯はほとんど触りません。口の中の型を採るなど、比較的簡単な治療で済みます。
1. 自分の歯とほとんど同じ感触で咬むことができ、自然な外観、いずさを感じません。
2. 部分義歯の様に見える場所に針金を使いません。
3. 合わない義歯の様にガタツキや食べ物のかけらが入った時の痛まない
4. 健全な隣接の歯を削ることは全くありません。
短所 両隣の健全な歯を削る場合がある。 硬い食べ物や、粘り気のある食べ物では苦労することがあり異物感を感じる人もいる。部分的義歯で、見える場所の針金が気になる。
1. インプラントを埋め込む手術が必要。保険適用ではないため費用がかかる。
2. MRI撮影時に撤去する場合がある。