キシリトール
 ブドウ糖、麦芽糖などに水素を加えて還元したものを糖アルコールといい、工業的にはシラカバや樫などの樹木から得られるキシランを還元して製造した糖アルコールの一つで、自然界ではイチゴやラズベリー等の果物やレタスやホウレンソウ、カリフラワー等の野菜などにも含まれています。体内では肝臓で1日に5〜15g 生産されています。溶解時に吸熱反応(砂糖の8倍)が起こるので口の中で清涼感が得られるのも一つの特徴。平成9年4月17日より食品添加物として厚生省から正式に認可。
 糖アルコールの中では最も甘く、砂糖と同じと言われているが、味質が違うため砂糖と比較して85%と表示されることもあり、他の甘味料(アスパルテーム、ステビア、タウマチン)で甘さを補っているものが大半。
キシリトール(斉藤歯科)
当院で950円
長  所
1. 酸を産生しない
2. ミュータンス菌の菌体内に入り、ミュータンス菌の活性が弱まり、酸を生産できなくなるのです。
3. 唾液の分泌を刺激し中和を促進
4. 再石灰化の促進
5. 歯垢がつきずらくなる
6. 摂取しても代謝する時にインシュリンに頼らないため血糖値を上昇させる作用の無いことから、糖尿病が心配な方の甘味料としての役割は期待。
短  所
1. 意外とカロリーがある。3.0kcal/g(砂糖が4.0kcal/g)と砂糖75%。むし歯の予防と言うことでも食べすぎればカロリーオーバーとなる。
2. 値段が高いため100%のものはほとんど歯科医院でしか手に入れられない。
3. 食べすぎると下痢をする場合がある
注意点
キシリトール100%を購入する
100%でないものは他の甘味料、注意すべきは「砂糖」「水あめ」などが含まれていて、虫歯予防用キシリトールガムもむし歯を作りだす砂糖が含まれていては寝る前に口にするのは×。
なるべく長く口腔内で服用(5分〜10分)
あくまで歯ブラシのサポート
歯垢は歯ブラシで機械的に除去しないと×。