口のニオイを防ぐための対策
 口臭の2大発生源は「歯垢」と「舌苔」。口の中を清潔にしてこれらを取り除くことが大切。また唾液には口の中の洗浄作用があり、唾液の分泌が減ると口臭が発生する。
 1.よく噛んで食べる
唾液の分泌が増えて口の中が清潔になるほか、食べ物の消化を助け、胃の中のもどり臭を防止。
 2.「食べたら歯磨き」を徹底!
食べカスは食後20分もすると腐敗が始まります。食後すぐの歯磨きを習慣づけて口の中はいつも清潔を心がけましょう。デンタルフロスや歯間ブラシの使用もいいですね。仕上げに口をすすいで使用する洗口液(リステイン等)が、ミントの香りでより一層効果的です。
 3.舌苔(ぜったい)を“絶対”とる
舌苔は腐った卵のようなニオイ(メチルメルカプタン)を発します。舌を傷つけないように舌ブラシを使ったお掃除が大切。
 4.食後に梅干やレモンを
クエン酸が食べカスの腐敗発酵にストップをかけてくれます。梅干にお湯を注いで口にふくむようして飲む、レモンのスライスを口に含む。
 5.食後に一杯の緑茶
カテキンという抗菌作用のある成分が細菌の増殖を抑え、虫歯や歯周病を防ぐ、また消臭効果のあるフラボノイドが口臭をダイレクトに防止する。
 6.ニンニク料理の後には牛乳
消臭効果のある食べ物(牛乳、レモン、梅干、緑茶など)はニンニク臭を消す効果があります。
 7.おしゃべりする
話すことで唾液の分泌が盛んになり自浄作用が働きます。口臭が気になる時ははしゃべりたくないかもしれないが、それでは逆効果。
 8.いつもリラックス
緊張が強かったり疲労が続くと、唾液の分泌が悪くなる。ストレスはうまく発散させよう。
 9.タバコは×
ニコチンやタールが呼気に含まれるし、胃が荒れることで口臭の原因に。喫煙と歯周病の相関関係は統計的に確認されています。
 10.チューインガムは口臭予防の妙薬!
歯垢を取り除いて口の中を清掃する、唾液の分泌を促す、歯肉の血液循環がよくなる、リラックスできるなど、口臭予防のためにはいいことづくめ。葉緑素(クロロフィル)やフラボノイド入りのものがおすすめ。
 11.胃腸の調子に注意
消化が悪いと口臭の原因になる。飲みすぎ、食べ過ぎ、ストレスに気をつけ、規則正しい生活を送ろう。かんで飲むグリーンミント味の消化胃腸薬など、胃腸薬も変わってきている。
 12.キャンディ、マウススプレーなどを上手に活用
バッグにひとつ常備しておくと、人と会う前などにサッと使えて便利。