「フレッチャーの噛む健康法」 |
今から100年位前のアメリカで、良く噛んで30キロも減量に成功したという「フレッチャーの噛む健康法」が日本にも伝わっています。
『陽気で働き者のフレッチャーさんは、商売が成功して有名な実業家になりました。お金持ちになったフレチャーさんは、朝・昼・晩フルコース、デザートたっぷりの食生活をして、良く噛まずにおいしいものばかり食べていました。ところがある日、鏡に映った自分の顔は、青白く、ブヨブヨ太った、いかにも不健康な人に変身しているのに気がつきました。食欲もない、体もだるい、気分も悪い、働くことさえおっくうになっていいことがありませんでした。
そんな時、一軒の家族の食事風景に出会いました。質素な食卓でしたが、家族4人は、実に楽しげに一品ごとしっかり噛んで味わって食事をしていました。噛んで味わう幸せを教えてもらったフレッチャーさんは、その後よく噛んで食べることを心掛けて、すっかりスリムな元の体と元気をとりもどしたそうです。』
フレッチャーの噛む健康法の内容は、《本当におなかがすいた時に食事をとり、なんでも良く噛み、口の中でとろとろになり自然に飲み込まれるようになるまで噛む》というものです。 |
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「医食同源」と言う言葉がありますが、良く噛むことは健康に繋がります。1990年に咬むことの大切さを考えることを目的として発足した「日本咀嚼学会」では「ひみこのはがいーぜ(卑弥呼の歯がいーぜ」という標語を紹介しています。 |