時々日記:2005.9.1-9.15

 ここ一番に弱い
 2005.9.3(Sat)
…いや、ドラゴンズのことじゃなくて。(泣) 自分の話です。
 ここ暫く、自分にプレッシャーをかけすぎて自壊。
 体調に異常をきたして、引っ越しでいちばん忙しい今週はほとんど役に立てなかった。申し訳ないです。
 けっきょく夏休みとはいえイベント時以外は気を抜ける時間がほとんど作れないまま過ぎてしまったな…。 まぁ置かれた立場上、仕方ないんだけど。全てが片付くまでは。
 こんな日々がまだまだ続く。 片付いた時にまた倒れそう。

 台風と万博客と恨みの手羽先
 2005.9.5(Mon)
てな訳でとうとう締切を守れなかったExtended Abstractを泣きながら英語で書きつつ、今夜から東京へ。(ほとんど逃亡?)
…台風、大丈夫かなぁ…。
寝台特急「はやぶさ・富士」は既に運行中止のようだが、何故か「ムーンライトながら」は今のところ運行される模様。

京都駅から鈍行乗り継ぎで移動を開始。20:29京都発→21:24米原乗り換え→22:10大垣原乗り換え→22:40名古屋に到着。明日泊めて頂くAOIさんへの土産にと「世界の山ちゃん」で手羽先を買い、ついでに自分もそこで飲み食いして食べ損ねた夕食にしよう、…と思っていたら、どうも店の灯りが暗い。まさかと思いつつ近づくと「本日はグループ全店休業」の張り紙が… orz
 「山ちゃん」は店自体は狭いもののすぐ近所に数店舗存在することが多く、満席でもすぐ近くの店にすぐ行けるようになっていることが多い。名古屋駅付近もそうなっているのだけど、「グループ全店休業」ではどうしようもないよなぁ。せめて店毎に休業日をずらしてくれよ…。 手羽先のもうひとつの有名店である「風来坊」は名古屋駅の近くにはないし、今回は断念。

いいかげん腹は減っているから、仕方なく駅前の居酒屋に入って軽く飲み食いした後、23:55名古屋発の「ムーンライトながら」に乗車。今回はコンパートメント(扉より端よりのボックスシートでリクライニング不可、大型固定テーブルがある)で喫煙席だが隣のボックスも含めて煙草を吸う人がいないので有り難かった。ただしシートには煙草が染み着いているから衣服に臭いがつくのは避けられないが。
 3週間ほど前に指定席を取った時に既に禁煙席がなくコンパートメントしか取れず「なんで9月の平日なのにこんなに混んでいるのだろう?」と思ったのだが、名古屋駅ホームで列車を待つ客のほとんどが緑の紙袋を提げているのを見てすぐに分かった。つまり万博客が多いということ。名古屋を日付が変わる直前に出る「ムーンライトながら」なら、閉園時間ギリギリまで万博会場にいられる、ということなのだろう。いつもなら「ムーンライトながら」には始点の大垣から乗る人もけっこう多いはずだが、今日はほとんどが名古屋から乗車したっぽい。

乗る直前にビールも飲んできたし、ウトウトしながら東へ。

 第1部
 2005.9.6(Tue)
ジョージア・マックスコーヒー
早朝4:42に東京に到着。風は思ったほど強くないが、ちょっと雨降り。山手線に乗り換えて上野へ、そこから常磐線快速に乗車。松戸まで行ってから普通(地下鉄直通)で金町へ引き返してもたいして時間は変わらないだろうと思い、いったん松戸まで向かう。
 松戸に一度出たのは他にも理由があって、…って勿論この早朝にバンダイミュージアムがやっている筈がないから違いますって(笑) いや、つい先日に缶コーヒー「ジョージア」シリーズのデザインが一新されたのだが、となれば当然、千葉・茨城・栃木(利根コカコーラ販売地区)でしか売られていない「ジョージア・マックスコーヒー」のデザインも新しくなっている筈だ。ということで松戸に出れば手に入るだろうと思ったのである。案の定、新デザインの缶を駅前で発見、入手。

今回の新デザインは250gロング缶・190gショート缶ともに共通で上部に銀色の地に「GEORGIA」のロゴが入るフォーマットになっており、この部分のデザイン的な正面の裏側の位置に、それぞれの商品の特長を紹介するひとことが入っている。 そこを読んでみると、たとえばオリジナルには「ジョージア オリジナルは1975年に登場した初代ジョージアの流れを受け継ぐ商品としてお客様から長く愛され続けております。」関西で販売されているロング缶カフェオレには「香り高くいれたコーヒーと厳選したミルクをほどよいバランスでブレンドしたカフェ・オ・レです。コーヒーのコクとミルクのまろやかさが調和した、絶妙な味わいをお楽しみください。」と記されている。
 そしてマックスコーヒーには「ほっとする甘みがお楽しみいただける、練乳で仕上げたコーヒーです。」
…遂に「練乳仕上げ」が公式にウリ文句になった(爆笑)
 いや、ご存知の方も多いと思うが、なにしろこのコーヒー、原材料表示欄には「加糖練乳、砂糖、コーヒー、カラメル色素、…」真っ先に練乳があってコーヒーが3番目という、しかもカラメル色素まで入っているという恐ろしい激甘コーヒーで、いつの間にか千葉名物として定着(笑)。しかもジョージア・ブランド(コカコーラ)というトッブブランドが作っている地域限定レアもの(つうかキワモノ)というのがポイントで、缶ドリンク愛好家の間では、(他品種展開を誇る)ジョージア系の中でも静岡・山梨・神奈川エリアで売られていたジョージア・マイコーヒーと並び立つ両雄として有名なアイテムである。一度も飲んだ事のない方はぜひお試しを(笑)

松戸から常磐線緩行に乗ってひと駅引き返して金町で下車。けっこう雨が降ってきた。ちょうどバスが来たので乗り、宿泊先のAOIさん邸へ。朝食を頂いた後、持ち込んだCHAGE&ASKA「two-five」DVDを観ながらだらだら。そのあと仮眠。
 お昼を頂いた後、15時過ぎにみみなも到着し、暫くしてから出発。神保町で下車して、書店でさかざきちはるの絵本「ペンギンジャンプ」を買う。ご存知Suicaのあのペンギンの作者の絵本、というかこの場合はSuicaペンギンの絵本といっても差し支えないだろう。京都で探した時に見つからなかったので、関東の方が入手しやすいかなと思っていたのだが案の定。

日本武道館
日本武道館・正面
神保町からは歩いて九段下へ。17:30に武道館に到着。 それにしても暑い。この湿度の高さは一体何なのだろう…台風のせいなのかなぁ。どんよりな天気なのに汗だらだら。
 到着してしばらく周囲をうろうろしたあとに階段を昇って入場。今回の公演限定のパンフレットを買おうと物販コーナーに行ったら…ものすごい行列。大会場にスタッフが慣れていないせいか、武道館の構造上の問題で物販スペースが狭いせいか、どうも行列の進みがノロいし手際も悪い気がした。しかしなんとか開演予定時刻までには間に合い、席へ。
 今日の席は2階、南のS列。かなり後方の席ではあるが、ステージからはほぼ真っ正面だから観やすい。流石に今日はアリーナ会場での公演らしく、ステージ左右に大型スクリーンが設置されていて、僕がチャゲアスや小田さんのコンサートで見慣れたステージの形がそこにあった(笑) スクリーンの下にフォアレコードとU-CANのロゴが入っているのがなんとなく「長崎から」のステージっぽくもあるが(笑)
第1部 曲目
 オープニング映像
1. 長崎小夜曲
2. O.K!
3. Final count down
 MC
4. 桜散る
5. 初恋
6. さよならさくら (with CGS)
(ここからCGSがコーラス参加)
 MC
7. Close your eyes (with CGS)
8. 雨の夜と寂しい午後は (with CGS)
9. 渚にて
 MC
(吉田政美氏いやいや?登場)
10. 紫陽花の詩 (グレープ)
11. 精霊流し (グレープ)
12. 殺風景 (グレープ)
13. 雪の朝 (グレープ)
 MC大ネタ:「砂の祭典」
14. とこしへ
15. MOTTAINAI
16. あなたを愛したいくつかの理由
 (with 佐田玲子)
17. 道化師のソネット
 MC
18. セロ弾きのゴーシュ
19. 奇跡
20. 青の季節

(Encore1)
21. たいせつなひと
(Encore2)
22. 主人公
 僕ははじめて武道館に入ったが、意外に内部は狭い気がした。正八角形の建物でもともとは武道場だから、最初から多目的利用を念頭に体育館として建てられた大坂城ホールや名古屋レインボーホールのようなアリーナ会場とはずいぶん違うのが当然なのだろう。
 ステージはアリーナの半分を使って設置され、客席も全体の半分を使って構成。だから最もステージから遠い2階席の最上方でも大坂城ホールなどに比べるとかなりステージから近い。ただ、椅子が狭く肘掛けや背もたれもないので、あとで随分疲れる事になった。 スピーカーはこれまた最近の大会場公演では一般化しつつある、吊り下げて高い位置にレイアウトしたもの。以前は「武道館は音が悪い」という話をよく聴いたが、今回は席の位置の関係もあったのだろうけど、さほど気にならなかった。吊り下げて空間の中央から音を出すなどスピーカーの位置や特性、PA技術の研究・進化のおかげだろう。

予定時刻より10分ほど遅れて開演、オープニング映像が流れ始めた。これは本当にさだまさしコンサートか!?と戸惑うようなトランス系の音楽をBGMに、映像が流れていく。まずバックステージのライヴ映像。メンバーによる恒例の根性ポーズ。そしてスクリーンには区切りの数字ごとにカウンターが大きく表示され、BGMとともに過去の写真や映像、曲が流れていくのだが、やはりトランス系にさだの曲はどう頑張っても乗りません(笑)
 そして3330、3331、3332、…で3333へ行きかけたところで3332に戻ってしまい場内に笑い声が溢れ、アラート音とともにゆっくりとカウンターが改めて「3333」へと進み、ステージが明るくなって始まったのは…、1ヶ月前の稲佐山で最初に聴いたのと同じイントロだった(笑)。しかも今回は「長崎から」のオープニングで使えそうなハデめの曲3曲を連続。最近「長崎から」以外では滅多にない「1曲目から観客総立ちで盛り上がるさだまさしコンサート」がそこに(笑)。

終演後、公楽荘関係者で待ち合わせて近所の店で軽く食事。

 第2部〜マイアヒな夜
 2005.9.7(Wed)
第2部 曲目
 オープニング映像
1. 修二会
2. 夢しだれ
3. 飛梅
 MC
4. 惜春
5. 桐の花
6. つゆのあとさき
 MC
7. 親父の一番長い日
 MC
(吉田政美氏、本日もいやいや?登場)
8. 縁切寺 (グレープ)
9. 無縁坂 (グレープ)
 MC
10. 蝉時雨 (グレープ)
 MC
11. 19才 (グレープ)
 MC
12. 黄昏坂 (with 吉田政美)
 MC:松山千春に間違われたこと
13. October
14. 晩鐘
15. 秋桜
 MC
16. 北の国から
17. 冬物語
18. 人生の贈り物
 MC
19. 天然色の化石
20. 防人の詩
21. 遥かなるクリスマス

(Encore1)
22. 風に立つライオン
(Encore2)
23. まほろば
(Encore3)
24. 落日
台風の余波か、風が物凄い…。そんな中、今日も午後から九段下へ向かう。 昨日よりはやや早めに到着。今日は知人にもけっこう出くわした。 あとで飲み会もあるし。今日はテレビ局の取材も来ていたな。
 昨日は物販に並んだため押せなかったスタンプを探したが、いつもなら物販ブースの脇にあるピース○フィアのブース(大抵スタンプはここにある)が見あたらない。スタッフに尋ねてみると、1階席の物販ブースにあるという(つまり2階席からは通常では行けない)。で、1階席に向かう階段を通してくれたのだが…、スタンプコーナーも物凄い行列。どう見ても開演時刻までには間に合いそうもないので断念。もう少しスタンプを用意しておいてもよかったのに。

オープニング映像はバックステージのライヴ映像部分以外は昨日と同じ。カウントが3333になりそうな直前に3332に戻るところも一緒(^^;) しかし1曲目から「修二会」とは流石にびびった…。途中で「今日は40回くらい緞帳が下りてくる」とさださん言ってましたが(笑)



コンサート後は今日も公楽荘の仲間内で飲み会。集まったのは11人。K艦長やキャプテンTやご隠居など、俺も含めて幹事がこれだけ集まるのも久々だし、1ヶ月前に長崎で会った人、久し振りに会う人。まぁ滅多に会えない人がいた訳じゃないけど、この顔触れで集まるというのは滅多にあるもんじゃない。
 コンサートが良かったこともあったか、平日でみんな明日も仕事があるというのに盛り上がった。つうか盛り上がりすぎた。わずか1時間ちょっとであれだけ飲み食いする我々もどうかしている気がするが。僕自身、1時間ちょっとで生中4杯空けた記憶が。

流石にお開きまで付き合っていると「ムーンライトながら」に間に合わないな、と思い、同じくMLながらの指定券を取ってあるというK君と一緒に少しだけ先に抜けて帰ることにした。で、地下鉄の九段下駅のロッカーに預けた荷物を取って電車に乗って大手町で下車して東京駅へ…、というつもりが。
…荷物を預けたロッカーのある位置にたどり着けない。

 いや、九段下駅の入口は幾つもあるのだけど、そこから荷物を預けたロッカーまで行けない。K君には一人で先に行ってもらい、仕方なく一度地上に出て道路を渡り、別の入口から入って探し、ようやく探し当てた頃には時間がずいぶん経ってしまっていた。 いま思うと、行きに千代田線から乗り換えで乗ってきたのは半蔵門線で、その改札から近いロッカーに預けたのだが、先に開業した東西線の下に増設して建設している分、経路がちょっと一見さんには分かりにくかった気がする。言い訳にしかならないが。

電車に乗り大手町で降りて東京駅までの連絡通路を駆け抜け、汗ですっかりアルコールも抜けシャツがびしょ濡れになりつつ東京駅の八重洲口改札まで辿り着いた時、目の前のホーム案内のLEDに表示されていた「ムーンライトながら」の文字がちょうど消えた。
…出発しちゃったよ… orz

という訳で事の顛末を説明するためAOIさんに電話してみても出ないので、車内のK君に電話を入れて顛末を説明し、そのあとAOIさん宅に連泊予定のみみなに電話、こちらももう1泊させてもらうよう頼む。そのあとAOIさんから電話があり、残った連中も上野駅でタイヘンな状態になっていることを知ったのだった…。

てな訳で東京に連泊が決定。(^^;;)

 各駅停車の旅
 2005.9.8(Thu)
けっきょく東京でもう一泊するハメになり、朝、出勤するAOIさんと一緒に出発。Kさん・みみなと3人で金町から常磐線普通上り列車でいったん松戸に出て上野行き電車を待っていると、つい先日登場したばかりの新型電車(E531系)の「通勤快速」が来た。これは最混雑ポイントの北千住を通過して日暮里まで停車しないため、朝の常磐線ではありえない車内の混み具合(つまり空いている)。こちらは荷物が大きいので助かった。この種別、まだ1日数本しかないレアな列車らしいが。
 日暮里で新宿へ仕事に向かうKさんとお別れ、上野からは山手線に。東京駅で新幹線に乗るみみなと別れて、ひとり東海道線普通の8:36発国府津行きに乗車。東海道線も現在は新型電車(E231系)を増備中で、乗った電車も新型車だった。車内は常磐線(E531・E231)も山手線(E231-500)も東海道線(E231)も皆ほとんど同じ内装やシートになってしまったので、窓の外を眺めていないと一体どこを走ってるのか分からなくなりそうな気がする。
 乗った列車は国府津行きだが、どのみち熱海行きに乗り換えなくてはならないから、何の気なしに9:41に大磯で電車を降りて20分ホームで待つ。その間に何本か電車が通り過ぎたが、半分以上が新型車両だった。国鉄末期からJR初期にかけて配備されたステンレス車両(211系)もずいぶん車両数は多い筈なのに、今まで長い間、東海道線は普通鋼製車体に全面塗装の国鉄タイプ車両(113系)が主力だったが、流石にここ1年以内に消えてしまうのだろう。

熱海には10:41に到着、すぐに静岡行きに乗り換え。ここからは国鉄タイプの旧型車両。この区間も近々JR東海が新型車両(313系)を大量に入れるらしいので風前の灯か。 ほぼ正午に静岡に到着、ここで浜松行きに乗り換え。また国鉄型(115系)だが3両編成と短くなり、車内の密度が上がったため暫くは座れず。浜松までは約1時間の旅。
 静岡県は東西に長い(昔の国で分けると遠江・駿河・伊豆の3国だからなぁ)上に、この区間は快速列車がなく各駅停車しかないので、久し振りに在来線鈍行に乗っているとその広さを実感する。…もう嫌になるくらいに(笑)
…で、車内の路線図を見ていて気が付いたんだけど、そうか、静岡県内って新幹線の駅が6つもあるんだ…広い訳だよ。(熱海・三島・新富士・静岡・掛川・浜松)
 もっとも、そんなに駅数があるのに「のぞみ」は(以下略) 言い換えればそれだけ追い抜きポイントがある(熱海を除く)ワケで、つまり「のぞみ」のスピードアップに役立っている、というか踏み台にされている訳だが。

浜松を13:30に出発。今度は国鉄末期に登場しJR初期に東日本・東海で増備されたステンレス車体の電車(211系)。これでも国鉄型(113・115系)に比べたらずいぶんと新型だが。ま、昔と違って今はほとんどの車輌に冷房がついているから、余程乗り心地が違わない限り特に新型でも旧型でもいいのだけど。ちょうど30分で豊橋に到着。やっと愛知県だ…。
 豊橋からは快速。ここは流石にJR東海の最新型(313系)が来る。最近のJR東日本や九州の新型車は窓にUVカット着色グラスを使っておりカーテン類を取り付けない構造になっていて、窓際でも眩しくないし日差しで暑いこともないが、窓から見える風景が妙な色つきになるのでヘンな雰囲気がある。しかし東海の新型車は昔ながらの?無着色ガラスとロールカーテンで、だから日の当たる窓側では冷房とは無関係にちょっと暑い(汗)

40分ほど乗って大府で下車、従姉宅に立ち寄る。ちょうどiPodと携帯電話がほぼ同時に充電切れしてしまい(汗) 頼まれた作業をしつつ充電待ち。既にニュースは確認していたが、ここで夜中(日本時間)に発表されたiPod nanoをWebできちんと見た。うーん、薄い。表面は初代iPodや現行iMacG5のように透明プラスチック板で覆われていて、実際に手に取ってみるとノーマルiPodとはちょっと違うのだろうけど、見た目はiPodのダウンサイズ版的なデザインに見える。
 このiPod nanoの登場と入れ替わりでiPod miniの生産が終わるそうだが、アルミ地肌を活かしたデザインとカラーバリエーションがなくなってしまうのはちょっと惜しい気もする。またnanoは2GBと4GB、miniは4GBと6GBだから、ノーマルiPod(20GB・60GB)までの間がずいぶん開いてしまったような。間を埋める容量の機種は出ないのかなぁ。
 そして日本発売は未定のiTunes携帯も発表されたけど…、いかにもMotorolaの携帯という感じのデザインで、あまりカッコよくないなぁ。デザインもAppleがやればよかったのに。ま、そもそも日本じゃ売らなさそうだけど。
 けっきょく19:30過ぎに出発、武豊線から直通の区間快速で名古屋へ。

せっかく名古屋に立ち寄ったんだし、久しぶりに駅西地下街(エスカ)「矢場とん」で味噌カツを食べていこうと思ったら…、地下街に出てみるとエスカ自体が定休日とは… orz
 どうも今回は往路の「やまちゃん」といい復路の「矢場とん」といい、名古屋と相性が悪いような。万博に一度も行っていないせいか?
 仕方なく、あの「一風堂」店主の河原氏がプロデュースした「名古屋駅麺通り」のひとつ「なご家」に入って味噌ラーメンを食べた。赤味噌と白味噌をブレンドしたスープ(濃い味噌汁っぽいが、もともと札幌の味噌ラーメン自体が味噌汁をルーツにしているしな)に、最近河原氏がこだわっているらしい(「五行」のメニューにもある)焦がし味噌を載せてある。個人的好みとしては麺がちょっと微妙だが、まぁ旨かったのは確か。けど、なんだか負けた気分だよなぁ…。

流石に疲れたし、既に「18きっぷ」の元も十分に取れただろうから、名古屋からは20:28発「のぞみ」で京都へ。30分ほぼ爆睡。21:04到着、地下鉄とバスを乗り継いで帰宅したのは22時少し前。

 僕たちの行方
 2005.9.11(Sun)
朝早めに投票に行く。うちの小選挙区で立候補しているのは3人、あの政党とあの政党とあの政党。どこぞの選挙区のようにメディアに取り上げられるような候補者の話題も羽柴某氏のようなキワモノ泡沫候補もおらず、まぁ正直いってあまり面白くない選挙区ではあるが。
 ただ、京都は昔から共産党が強い地区で(最近は低落気味だが)、その一方で京都市以外の地方部では自民党が強く(表向き引退したあの実力者もいるし)、近年は民主党も勢いを伸ばしているため国会だけでなく府議会等でも3勢力のバランスが他府県よりも拮抗している感があって、他人事として考えると結構面白い地域かもしれない。

投票のため近所の小学校まで出掛けたが、入口で地面スレスレに張ってあったチェーンに気付かず両足を引っかけて思い切りすっ転んでしまった。なんとか頭や顔面は打たずに済んだのですが、左膝をしたたかに打ち、両腕を広く浅くすりむいてしまい、ちょっと痛い思いを。うーむ、選挙でコケてしまいました。
 部屋に大型の絆創膏がなかったのでドラッグストアまで買いに行き、はじめて液体絆創膏なるものを買って使ってみたが、汗かきで絆創膏を貼ってもすぐ剥がれたりふやけてしまうことが多い身としては、これはなかなか便利かも。なんだか小さい頃、まだ手先が不器用でプラモデルを作ると接着剤で手や指先までカピカピに固めてしまっていた頃を思い出すな(笑)

20時になり開票速報が始まった。 で、いきなり愕然とするような出口調査結果が各局とも流れているが。
…しかし、久米宏と筑紫哲也が並ぶ構図は、無意味に凄いよな…。 櫻井よしこと安藤優子の並びもなかなかだが。
 しかしまぁ、この結果はなぁ…。いくらなんでも勝ちすぎだろ。小選挙区制の一面でもあるが、なんだか危うさの方を先に感じてしまうなぁ。あの一点だけを総選挙の争点にしてしまい、しかもこういう結果になってしまったのは、それを画策した首相にしろ流れを変えられなかった野党にしろ、そういう流れに乗せられた報道にしろ、どれも健全なものではないように思う。

これ、早ければ1年後に引き継ぐことになる次期首相がいちばん大変な思いをするのかもしれない。どう頑張っても次の総選挙でこの議席数を上回ることはほとんどありえない訳だし。
 かつて中曽根内閣で300議席を取った後、竹下内閣が一度も国政選挙のないままリクルート事件で退陣→宇野内閣が成立して間もなくの参院選で(首相自身の"例の"問題もあって)惨敗、あっという間に退陣し、次の海部内閣になってからやっと次の衆院選挙があったが、このときは議席数を20以上減らしたものの元の数が多すぎで単独安定多数は維持したため「勝利」扱いだった記憶がある。
 で、その次の宮沢内閣の時に「ウソつき解散」・総選挙→自民党分裂、→細川内閣成立になったんだが。もうあれから10年以上が経つのか。

また、この大勝の結果、首相はともかく、むしろその後見人気取りで影響力を誇示するような言動を繰り返している前首相が調子こいて更に思い上がった言動をとりそうなことが一番イヤだな。ひょっとすると、現政権の足を引っ張る致命的なエラーをするのは閣内の人間ではなくあのオッサンではないかという気がする。

 夢と魔法の王国、ヨッパライの天国
 2005.9.12(Mon)
ふむ、開業した香港ディズニーランドは「敷地がかなり狭い」とニュースサイトで読んだが、現段階ではアドベンチャーランド・ファンタジーランド・トゥモローランドしかないのか。それは確かにかなり狭いのかも。 (ちなみに東京は上記3つ+ウエスタンランド・クリッターカントリー・トゥーンタウン、カリフォルニアはさらにニューオリンズスクエアがある)
 たしかディズニーランドは近々上海にも建設する予定と聞くから、そちらがフルサイズでこちらはミニサイズみたいな形態になるのかしらん。いってみればApple Store銀座と渋谷の関係?(←激しく違)

さて、いろいろ試してみたいこともあるし、とりあえずiTMSで1曲買ってみることにした。僕はもともとマカーでmac.comにも入っているから、最初の購入手続きでは何の面倒もない。
 で、最初に買う曲だし何にしようとしばし悩んで、いろいろiMixなどを眺めていて、けっきょく買った記念すべき1曲目は
「帰ってきたヨッパライ」(ザ・フォーク・クルセダース)

…やっぱこの曲が色々な意味で始まりだったよなぁ、ということで。

しかし購入可能な曲リストを眺めていると、意外に60〜70年代のフォークもあるのね。フォークルどころか岡林信康やサディスティック・ミカ・バンドもあるし(東芝EMI(EMI Japan)が参加しているのは大きい)。ここらへんの扱いはもはや懐メロ的なんだろうけど。
 あと、ヤマハミュージック(YMC)が参加しているため、往年のポプコン系の名曲もけっこう手に入る(当時の所属レコード会社はバラバラだったが、原盤制作権をヤマハが持っており一元管理しているため)。CHAGE&ASKA(2000年までほぼ全曲)や谷山浩子は勿論、あみん、雅夢やアラジン、クリスタルキング(けど「愛をとりもどせ!」はまだない…)もあるし。(大半はベスト盤だが)
 ただ、中島みゆきだけは現在まだ1曲もないのはやはり本人の意向なんだろうな。あの方、YMCの役員でもある筈なんだが。

ま、ジャケットや歌詞カードがない部分は仕方ないとして、「この1曲だけ買いたい」という需要や、もはや昨今のレンタル店(回転重視で2年前の新譜すら消えていることがザラだしな)にも置かれていないような曲を入手するのに便利なのも確かだな。
 現段階での問題は、開業に間に合わせるために急いで作業を行った結果なのか、無料で試聴できる30秒がほとんどサビ周辺でなく曲の最初から30秒で切り取られているため試聴がイントロだけで終わってしまいどんな曲なのかさっぱり分からないものが多すぎること(笑)でしょうな。ここは早急に改善してもらわないと。

そしてポッドキャストも色々と面白そうなのを物色中。「ほぼ日刊イトイ新聞」のポッドキャスト版やFM802、ニフティの「ぽっどきゃすてぃんぐ落語」あたりは面白そう。こちらはタダだし購読しようかな。

 始めました
 2005.9.13(Tue)
公楽荘友の会ブログ
思い立って「公楽荘友の会」サイトに連絡用としてブログを開設。これまでは数ヶ月に一度手を入れる程度でほとんど放置プレイに近いサイトだったんだが、ここにブログを導入して連絡事項などの速報性を持たせ、また、幹事数人にパスワードを教えて共同管理する形をとり、幹事が連絡事項だけでなく近況や書き込むことで活性化を狙ったもの。
 これまではBBSすら置いてなかったのだが、これは元々この集団が既にメンバーがほぼ固定しているために、メーリングリストなどで十分に伝達手段としては成り立つだろうと考えていたこと、ヘタにBBS等を設置すると荒らされるだけかもしれないという懸念もあったから。そのためにBBSとしての機能を僕やAOIさんなど関係者のBBSが代行してきた面もあるだろう。
 また、元々この集団の母体となった「TOGETHER通信」や現在の「公楽荘友の会会報」など、ずっと印刷媒体での連絡手段を主体にやってきたため、ネットは副次的な扱いという考え方があったのも否定しない。

しかし、この数年間で状況は変わり、会報自体も原則としてPDFでネットから各自でダウンロードしてもらう形式に切り替えた現在、リアルタイム更新が可能で携帯電話からもチェックできるようなブログを確保してあった方がいいのではないかと考え直した。
 また、先行してかるくさんの手でmixi「公楽荘友の会mixi支部」コミュニティが成立しており、その使い勝手の良さが刺激になったというのもある。もちろんmixiは会員制のSNSなのでコンセプトも使われ方や利用状況もブログとは異なるものだが、掲示板とは違うリアルタイム更新の便利さを考えさせてくれたのは確か。

ブログについては自分のサイトには使っていないものの、以前に僕がサイト管理人を務めている風呂さんに掲示板とのつながりからTeaCupのブログを勧め、実際にブログ「風呂哲州日記」を始められてから現在まで順調に運営されていることから、その様子を見てこちらでもTeaCupの無料ブログを借りた。風呂さんのブログを借りる時、最初の諸設定などは全て僕が行っており、また、管理者権限も持っているため、実際にどういうことが可能なのか色々と試した上で今回の「公楽荘友の会」ブログ開設に至ったから、いってみれば風呂さんを踏み台実験台にしてしまったのだが。
 ただし、それでも自分のサイトにブログを入れる気は今のところありません。無料ブログサービスだけでなく既にSo-netブログも(HarbotやPostPet等のためにSo-netのIDは持っているので)手続きさえすればすぐに使える環境にはあるが、細かい点まで完全に満足させてくれるサービスがまだ見つからないので。ま、この公楽荘ブログで当面また色々と実験してみようかなと思う。(ここも踏み台かい!)

同時に、ブログに合わせて「公楽荘友の会」サイト自体もページの統廃合やデザインの手直しを行ってリニューアル作業に入った。これは少しずつ作業して今週中には終えるつもり。会報ダウンロードも今迄は毎回アドレスを直接メールで案内していたが、サイトからのダウンロードを可能にしようと考えている。内容上、さだ研会誌と異なって誰にでも読まれてよいものではないため、パスワードでアクセス規制はかけるけど。