時々日記:2005.6.16-6.30 |
サダレビ |
2005.6.16(Thu) |
■今年の「長崎から」ゲストが発表されていた。例年通りの加山さんはともかく(笑)、今年はスターダスト☆レビューが来る。野外ライヴといえばスタレビがつきもののような(笑)位によく出てくる人達だが、ここにきて遂に「長崎から」にも来るかー。近年は小田さんやチャゲアスともライヴや楽曲制作などで関わりが深いので、そういう意味でも僕個人には馴染み深い(?)。 岩崎宏美さんは96年以来の登場だが、この時は僕は行けなかったから初めて生で観られそう。さだファン的には「夢」なんだろうけど、その次のシングルはASKAの「止まった時計」のカヴァーで、両曲ともアレンジはASKAソロツアーでギターを弾いていた古川昌義さんだったな(ASKA「GIRL」で印象的なギターソロを弾いているのが彼です)。また、ASKAソロ2作目「SCENE II」の「Love is Alive」でデュエットしている縁で宏美さんのコンサートにASKAさんが飛び入り出演したこともあるらしい。そのほかの出演はりんけんバンド、長崎出身でストリートから出てきたフリーウェイハイハイ。 去年はコンサートまであと1週間というタイミングで山崎まさよし出演という驚愕(そして血涙)の発表があったけど、流石に今年はそういうのはなさそうだな…。ま、スタレビが来るので十分以上に楽しめそう。一体いつまで根本さんとさださんが喋り続けるのやら(笑) |
惜しかった… |
2005.6.23(Thu) |
■ううむ、惜しかったなぁ日本。昨夜(時間的にはほとんど今朝)コンフェデレーションズカップ予選、決勝トーナメント進出をかけてブラジルと戦った訳だが、結果はご存知の通り2-2の引き分け、得失点差でブラジルが決勝トーナメントに進出で日本は予選敗退になったのだが、ゲーム内容は日本が押していたし後半は圧倒している時間帯すらあった。 この予選リーグの初戦:対メキシコ戦での負け方から「やはり世界は遠いかなぁ」という印象も持ったのだけど、昨年のヨーロッパチャンピオンのギリシャに勝ち、今日はブラジルに引き分けた結果を見ると、やっぱ来年を期待してしまうよなぁ。しかも今日のブラジルは決勝トーナメント進出がかかっていたから相当に危機感があったろうし、余裕こいて欠場という見方もあったカカやロナウジーニョがフル出場したところを見ても本気だった筈。親善試合とは状況が全然違う。あのアトランタ五輪の時に日本がブラジルに勝った時は相手の油断の隙を突いたような印象もあったけど、今回はロナウドやロベカルらが不在とはいえ本気のブラジル相手に堂々と戦って引き分けた訳だし。もしかするとこの試合内容を知って一番ショックを受けるのはブラジルよりもむしろ、日本に過剰な対抗意識のある某半島国民かもしれませんが…(苦笑) しかも今回(というかW杯最終予選の後半ずっとそうだったが)日本はまだベストメンバーでない状態が続いているのに、である。故障で小野・高原・中沢といった面々がおらず、数年前の日本なら絶望的な危機だった筈だ。それでもW杯最終予選を勝ち抜き、本気のブラジル相手にいい試合をしてみせたのは凄い。日本もかなり選手層がぶ厚くなった証拠だろうな。それにしても中村俊輔の30mシュートはカッコよかった。あんなシュートをブラジル相手に決めてしまう日本人が現実世界で出てくるとは思わなかったよ(笑)。大黒の得点感覚も凄い。やっとああいうタイプが日本に現れ、しかもフロックでないことを証明し続けている訳だし。 これまでの戦績や試合内容からメディアになんだかんだ言われ続けてきたが、前回のW杯時よりしっかりレベルを上げているようで、最後に結果をきちんと出している辺りは流石ジーコということか。そうしてみると、十数年前に彼を日本に呼ぶという無謀にも思えるアイデアを出し、ホントに実現させて日本との接点を作った当時の住友金属(鹿島の前身)スタッフが偉かったということだな、やはり。 |
一度限りの技 |
2005.6.27(Mon) |
■高松塚古墳の石室を解体して壁画を取り外し修復・保存することが決まった。様々な問題があるものの、確かにこれ以上の劣化を防ぐにはもうこれしか方法が無かっただろうと思う。最初の発掘以来、現地保存を維持するために空調装置による保存を行ってきたが、カビによる劣化の進行を止める事は出来なかった。 とはいえ、発掘当時の技術的検討では最良の方法だった筈で、その時の不備を今更責めることもできないだろう。ただ、一度空調による保存を決め実行してから30年間そのままではなく、折をみて調査し、その時その時の最新の技術を使ってできる可能性を常に検討してきて欲しかったとは思うが。 ■文化財保存・修復に関わる作業の話を聴いていつも感心するのは、そのために一度限りしか使わないかもしれない技術や方法があらゆる方向から検討され、それを実行するための研究・開発が惜しみなくなされていることだ。失敗が許されないという重圧も大きい。例えば今回の石室解体でも石室の解体・移動や壁画を壊さずに漆喰を剥離・移動させるための方法が慎重に検討され、そのための技術的な課題を解消するための技法が考案され何度もシミュレーションを重ねて実行される訳で、そのノウハウや技術の一部は他にも転用されるものの、基本的にはワンオフの技術になる筈。そういう一見無駄な技術と労力がなければ文化財保存や修復は成り立たない。勿論それは学術的な方法論だけでできるものではなく、今も職人や匠と呼ばれるような人達による支えが大きい。これも一種の伝統技能ではある。 |
カラー画面 |
2005.6.29(Wed) |
■iPodもついにカラー液晶画面が標準となり(miniはモノクロのまま)、従来の上位機種"iPod Photo"がiPodに統合され消えた(ノーマルiPod全機種がPhoto機能を持った)。新iPodのラインアップは20GBと60GBしかなく中間のクラスがないのがちょっと気になる(個人的には次に替えるとしたら30GB〜40GBくらいがいいなと思っていたので)。iPodファミリー全体では512MBのShuffle(¥10,980)から約5000円刻みで商品ラインアップが並んでいるが、iPodの20GB(¥32,800)と60GB(¥45,800)の差が大きいかなぁという気がする。このあたりは東芝から供給されるカードサイズHDDの需給量とも絡んでいるだろうけど(東芝自体が今はHDDデジタルプレーヤーを出しているし
)。 iPod miniの登場で現在のクリックホイールが採用されてから操作方法の変化がなく、初代から数回の変更を経た操作方法もこれで固定かな。あとは別売リモコンの機能と操作性をもう少し改良してほしいものだが、ああいう部分の細かさと丁寧さは流石に日本製品に勝てないか。 ■変わったといえば、今月半ばからサントリー烏龍茶の500mlペットボトルのデザインが変わり、従来の角形の他品種と共通のボトルから独自デザインのものに変わった。爽健美茶などに採用されているボトルのような、飲み切った後につぶして捨てやすいタイプにしようという配慮なのかどうか。 前タイプのボトルの頃からiPod miniキャンペーンが始まっているが、このところ毎日1時間半〜2時間ほど歩くようにしているので水分補給にペットボトルが欠かせないためポイントがよく溜まる(笑) けど簡単には当たらないよなぁ。既にiPodを持っていても重度のマカーとしてはやっぱ欲しくなるなぁ(笑)、iPod mini。ほとんど携帯用HDDとして使いそうだけど。 |