時々日記: 2003.9.16-9.30

 狂騒曲
 2003.9.16(火)
けっきょく道頓堀には5000人以上が飛び込んだそうだが、あれ、優勝決定前から飛び込んだりしてるし、その9割以上が別にタイガースファンでも何でもない単なる馬鹿だよなぁ。本当のタイガースファンでどうしても川に飛び込んで喜びを表したいんなら、道頓堀でなくもっと甲子園に近いところで…そうだな、武庫川あたりで勝手に飛び込んでくれ(苦笑)

優勝翌日の今朝は新聞配達が休みで、駅売り版のスポーツ紙しか出ていない訳だが、そのスポーツ紙5紙に星野監督が「応援感謝」の個人広告を出したというのが話題になっている。全て監督のポケットマネーだそうだが、宅配休刊日だから平日よりは広告代安かったのかな(笑)。
 系列のフジテレビ系が昨日の試合および優勝決定の模様をテレビ中継したサンスポには優勝インタビューの第一声「あ〜、しんどかった(笑)」。販売店的に日経とも縁のあるニッカンには「日本経済のために優勝したんやないで(笑)」スポニチには「あー、おもろかった」、タイガース機関誌(笑)であるデイリーには「昨日、球場に来られなかった人たちにもありがとう」、そして報知には「勝ち組、負け組。そんなん、ないんや」と意味深なお言葉。どれもよく考えられたメッセージになっていて面白いのだが、やっぱスポニチ向けのが一番手抜きかなぁ(笑)。
 その一方でトーチュウ/中日スポーツには広告がなかったのは、やっぱ色々と思うところがあるんだろうなぁ…(謎笑) (追記:…と勝手に推測していたのだが、どうも中日新聞側が広告掲載を断ったらしい。小ッせぇなぁ…)

 なんですかこれは
 2003.9.17(水)
とうとうPowerBook G4 15インチモデルもチタン筐体からアルミ合金に変更、アーキテクチャも変わりましたか。パリで行われているApple Expoで発表されたが、同時に17インチモデル12インチモデルもUSB2.0を採用したり12インチにもDVIモニタコネクタが付いたりの変更で、うーん、やっぱ12インチ、欲しいよなぁ…。カネないけどさ(勿論G5も欲しいっす。生協に置いてある展示モデルをいじってみたが、めっちゃ静かだった)。ホント最近、研究室で使う為のMacで画像処理で速いのが欲しくて。

意外だったのはサーバーモデルのXserveがG5化されなかったこと。やはりPowerPC G5の生産が追いついていないのかなぁ。それからこのタイミングで出た理由がいまいち分かりにくいのが、以前から噂されていたワイヤレスのキーボードとマウス。Bluetooth利用によるもので、まぁPowerBook全機種にBluetoothが内蔵されたんでデスクトップで使うのにキーボード&マウスはワイヤレスでどーぞ…ということなんだろうな。おそらく次期のPowerMac G5iMaceMacの上位機種からは標準装備になるんだろうけど。
 キーボード&マウス自体、少し前のモデルからキーボード本体の傾斜角の調整やマウスのクリック堅さの調整機能がオミットされた廉価版に切り替えられてしまい、今回のモデルはそれを単純にワイヤレスにしたデザインなのだが、タダでさえマウスっぽく見えないApple純正ワンボタンマウスがワイヤレスになると、ますます何に使うモノなのか分からない人が多くなりそうな(苦笑)。しかし旧世代Macから使っている身としては、ワイヤレスの光学式マウスなんて予想もしなかった進化ですわ。

 老兵、去る
 2003.9.19(金)
伊東が引退、そのままライオンズ監督に就任か…。数年前から既定路線とは言われていたけど、やはり引退を表明したジャイアンツ川相といい、やや地味だが堅実で息の長い活躍をしてチームを支えた選手が去るのは寂しいことではある。
 伊東がライオンズの正捕手になったのが1985年で、まだ広岡監督の頃。その年ライオンズはパ・リーグを制覇したが、日本シリーズではタイガースと当たってバースの前に撃沈した。つまり前回タイガースが優勝した時にもうレギュラー選手だった訳で、そう考えると彼が如何に長くやってきたか分かる。
 石毛、秋山、清原、デストラーデ、辻、平野、工藤、渡辺久といった西武ライオンズ黄金時代を支えた名選手達もみんな引退したり他球団に移籍したりで、ライオンズに残った最後の現役選手が伊東だった(最終戦で行われることになった引退セレモニーは実は球団史上初のイベントだそうで、言われてみれば確かに上述の選手はみんな引退前に他球団に移籍している。東尾は麻雀賭博事件の後遺症でそれどころじゃなかったし)。昨シーズンは松井稼頭央や松坂といった新世代メンバーとともに優勝を飾り、引き継ぎを終えた感もあったのかもしれない。

これから監督としてライオンズを率いることになりそうだが、なかなか大変だろうなぁ。個人的にはあのホークス野村監督以来のプレイングマネージャーを見たかったけど(来シーズンオフにはスワローズで実現するらしいが)。いちばん厳しいのは「捕手・伊東がいないライオンズを率いなければならない」ことだろう。これは長嶋茂雄が引退・監督就任1年目に最下位に沈み「長嶋がいないジャイアンツを指揮しなければならなかった悲劇」と評されたことに似るかな。
 ライオンズに限らず正捕手を育てるのには時間がかかることが多いし交代がスムーズにいかないことが多い。ライオンズも伊東の後継捕手問題が持ち上がってから10年近く根本的に解決しないまま此処まで来てしまったし、おそらく数年後にはスワローズでもそういう問題が起きるだろう。よその正捕手をFAで獲得した途端前任者がチームを去ったドラゴンズでも根本的には問題は解決しておらず、12球団でも当面安泰といえるのは城島のいるホークスくらいかな?(ジャイアンツ阿部の場合、肩をやってしまったらしいというのが気にかかる)

さて、この時期の引退表明がライオンズにどういう空気を起こすのか。思い出すのは1986年シーズン終盤、首位ジャイアンツを追いかけるカープが本拠地最終戦を終え、そのセレモニーで無言のまま涙を流した山本浩二(この段階ではまだ引退表明していない)の姿に彼の決意を感じたチームメイトが一丸となってその後のロードを連勝、遂に逆転優勝を果たしたこと。ライオンズにとって追い風となるかどうか。まぁフジテレビは間違いなくライオンズ優勝を望んでいると思うが(笑/けど西武ドームの放送権は持ってない筈だけどね)。

 解任
 2003.9.25(木)
なんだかこのところ野球ネタばかりになって申し訳ないが。まさかとは思っていたが結局、原監督も辞任かぁ。辞任ということになっているけど実質的に解任と同じようなものだろう。個人的には9連敗の後のナベツネ発言以後のドタバタの責任を球団側が監督に押しつけて「解任」するんじゃないかと思っていたのだが。
 しかし今年は監督の解任・交代が多いな。しかも昨年の両リーグ優勝監督が辞任するし、先に山田監督を解任したドラゴンズだってその後の好調(汗)によりAクラスを確保しそうだし、どうもフロント側が早急な結果を求めすぎというか。たいていのチームが今回の監督辞任ではフロントと現場の軋轢とか嫌な部分が見えるお家騒動的なものだったし、こんなん続けているとファンも離れていくだけのような気がするのだが。

1年目に日本一を達成した原監督をたった2年で切っただけに、後任の堀内監督にはすぐに結果が求められる訳でたいへんなプレッシャーだろう。これで来年成功しなかったらどうなるんだろ。このドタバタぶり、なんだか同グループのサッカーチームをがJリーグ創設期の最強から一気に転落していった頃を思い出すんですけど。
 それにしてもドタバタぶりでは負けてない名古屋のチームも…、いったい誰になるの? ここにきてタイガース前監督という話まで出ているようだがホントかなぁ。

 ひとまわり
 2003.9.26(金)
相変わらずアンケート調査継続中。学部の1回生に連絡をつけることができたので、そこから芋蔓式に10人近くにお願いすることができたのでここ数日で一気に人数を稼げる見通し。今日は6人に協力してもらったが、書いて貰った調査用紙に記入された年齢を見たらみんな18とか19なんだよな…(溜息)。
 これで、やっと目標の30人前後に目処がついたが…、10月中(できれば前半まで)にもう1種類別の画像でアンケートをこなさなけばならない状況になりつつあり…、画像もまだ出来上がってないってのに…(汗)。