時々日記: 2003.8.10-8.31

 ジオン公国に栄光あれ
 2003.8.10(Sun)
先月に引き続きまたまたバンダイミュージアムへ。頼まれていたお土産を買う必要があったので。前回はオープン直後で限定品のSEEDのメッキ版ガンプラがあったのだが流石に今回は売り切れており、限定品ガンプラはここでも入手できず。ミュージアム限定のガンプラやフィギュアが常備されているといいのになぁ。それでも菓子類やらハログッズやらショッカーグッズ(笑)を色々買う。

ニューヤークプレート。

カクテル4種。左からシャア・ラル・ララァ・セイラ。
 昼食はミュージアム内のガンダムカフェで。ここではホワイトベースが地球降下後に辿ったルートに沿って現地をイメージした料理を出しており、先月と今月はニューヤーク(実在しないが北米の地域)、来月はカリフォルニアがテーマなんだそうな。そのうち南米とかやる訳だな。ということで俺・みみな・弥生さんは「ニューヤークプレート」を、AOIさんは「エースパイロット」というランチメニューを注文、更に皆でカクテルを注文した。「赤い彗星」「蒼い巨星」「アルテイシア」「ララァの瞳」。ほかに「白い悪魔」「大気圏突入」というのもあった。どんなや。
 で、こういうカクテルだから当然乾杯の音頭は「ジオン公国に栄光あれ」になる訳で…(汗)。カクテルはけっこう甘めが多いかな。料理はこの手の店にしては特に値段が高い訳でもなく意外に(?)味もしっかりしていた。ニューヤークプレートは白身魚のソテー+ハンバーグ+ベーコン+スペアリブにトマト系ソース、付け合わせのポテト・コーン・オニオンリング、ライスorパン。なかなかのボリュームではある。
 次の上京時にもバンダイミュージアムに来そうな気が。実際の処8月末に実験ツアーを再び考えているので、そうなると限定品のメッキ版MG初代ガンダム(Ver1.5)を入手できる可能性があるんだよね…(^^ ;;)

そのあと買い物をしてAOIさん宅に帰投。昨日買った「THE LIVE」のDVDを観ながら夕食の餃子を作り、食う。みみなが新幹線で名古屋に帰るため弥生さんが送っている間にすっかり爆睡し、のんびりと過ごさせて頂いて20:30頃に出発。
 東京駅まで(昨日借りた)クルマで送って頂き、小田原行きの普通電車で23:40に出発。本来なら「ムーンライトながら」に乗るところなのだが指定券が取れず、自由席ができる小田原に先回りしてそこから「ながら」に乗る訳だが、当然みな同じ事を考える訳で、小田原に着くとかなりの待ち行列が。「ながら」の方も席は空いていない訳で、通路やデッキに人が押し込められ久しぶりに「買い出し列車」状態を経験するハメに。
 幸い、デッキと客室を仕切る壁と座席の隙間に自分の手荷物を放り込むことができたので楽にはなったのだが、その後その隙間にもぐり込み俺のバッグを枕にして寝る奴が出たのには参った…。降りる駅まで寝ていたら蹴飛ばして起こしてやろうかと思いましたよマジで(怒)。俺が降りる数駅前で下車したけど。

 疲労列車
 2003.8.11(Mon)
全く寝ることができないまま豊橋から先の各駅停車区間へ。従姉宅の最寄り駅で降りてクルマで迎えに来てもらう。朝食の後さっさとMacの本格的修復作業に入ろうと思ったのだが…、しっかり5時間ほど爆睡してしまいました(^^;;) 夕方までいろいろと作業をして 京都に帰宅。かくして1週間の旅行がようやく終わりました。各地でお世話になった方々どうもありがとうございました。

 大・妙法・舟形・大
 2003.8.16(Sat)
お昼はAOIさんと京大正門となりのカフェレストラン「カンフォーラ」でランチ。かつて東大さだ研メンバーでもあったAOIさんは「京大の癖に生意気なー!!」と言いつつ旨そうに食べていた。
 そのあとバスで京都国立博物館へ。東大路がえらく渋滞していて時間がかかった。時期が時期だけに大谷祖廟へ向かうクルマが多かったのね。五条を過ぎてからは空いていて、無事に京都国立博物館へ到着。現在ここでは「THE ART OF STAR WARS」展が開催されていて、これを観るにやって来たのだが。生R2-D2にも生ヨーダ様にも会えました。ダースベイダーは勿論イウォークやチューバッカもいたしな。ハン・ソロがカーボナイト冷凍された状態も展示されてまして、なかなか面白いです。今回の展示は旧3部作が中心で来年はエピソードI・IIを中心に展示換えをするみたいだけど、エピソードI・IIでは模型を使った撮影でなくCGが大半になった筈だから、いったい何が出てくるのか。パドメの衣装あたりは出てくるだろうけど。
 そのあと京都駅に移動、いま京都駅の伊勢丹にある美術館では「劇団四季」展を催しているので観る。展示物は衣装が大半。去年AOIさんと観た「オペラ座の怪人」はいろいろ場面を思い出したり、今年の秋に観る予定の(四季の会に入っている妹がチケットを取ってくれた)「美女と野獣」は映像や衣装を見てどんなものか想像してみたり。
 見終わった後、AOIさんは米朝一門の落語会を聴きに行くため電車で大阪へ。こちらはバスに乗って下宿へ帰還。

20時少し前に狂授がやって来て、今年は2人で送り火の見物。今年はいつもと趣向を変えて、農学部の建物の中で観ることに。数年前に屋上で見物していた学生が誤って落ちる事故があって以来屋上に登れなくなってしまい、観られる場所は限られてしまうのだが。
 実は農学内で大文字がもっとも良く見えるのは(研究室など関係者しか入れない場所を除いて)農学部総合館の北棟部分の男子トイレだったりするので、この日は女子学生も平気で(?)男子トイレへ。我々もしばらくトイレで見物した後、場所を変えて「妙法」や舟形の点火の瞬間を眺めたり、例年観ていた場所からは見辛かった左大文字も5階からはかなりはっきり見えた。やっぱり鳥居は見えないのだけど。

ひと通り眺めた後、京大を後にしてコンビニで酒と肴を買い込んだ後、下宿に戻って呑み始めた。ノーマルのエビスと黒エビスをHalf&Halfにして呑んでみたらこれがまためちゃめちゃ旨くて。かなり贅沢だがハマりそうな予感。
 で、狂授からこんなサイトを教えられて大ウケ。日付がかわる頃にAOIさんも大阪から帰ってきて合流、やはりウケてました。

 あをによし
 2003.8.17(Sun)
起きたらちょうど「555」が始まるところだった。3人で「555」を観た後、狂授が作ってくれたスープを飲んで朝食。 狂授が帰った後、昨日に続いて米朝一門の落語会へ行くAOIさんの荷物を持って同行、おけいはんで大阪へ。梅田でラテン系関西人氏と合流、昼食。そのあと一人で京都に戻る。電車の中で爆睡。

<さだまさし>
1.道化師のソネット
2.いつも君の味方
<佐田玲子>
1.旅人よ
2.ひとりじゃないよ
3.風待ち
<チキンガーリックステーキ>
1.秘密
2.やさしい風
3. Stand By Me
(メンバー紹介)
4. Let's Go to the LIVE!
5.ときめくかけら
<さだまさし>
3.案山子
4.関白宣言
5.昨日・京・奈良、飛鳥・明後日。
6.精霊流し
7.無縁坂
8.秋桜
9.北の国から
10.償い
11.未来
12.もうひとつの人生
13.祇園会
14.まほろば
<Encore>
15.風に立つライオン
京都に戻ってから急いで支度をして自転車で平安神宮へ。そういえばチャリでコンサートに出掛けるのも久しぶりだなぁ(笑)。鳥居の下で待ち合わせ、チケットを取ってくれたKくんやN子さん、狂授など京大さだ研メンバーと合流、チケットを受け取る。天気がやや心配。この曇り空のまま持てばいいけど。
 会場に入ると、拝殿(御所の大極殿を模したもの)の前、門と回廊に囲まれたスペースに椅子が並べられていた。そのあたりは東大寺や薬師寺で演った時と変わらない。御所を模して作られた(そもそも平安神宮は1894年の平安遷都1100年記念博覧会のパビリオン施設を転用して作られた、きわめて歴史の浅い神社である)神社建築でない建築レイアウトだからこそこういうコンサートができる訳で、これが上賀茂神社や下鴨神社だったらまずムリである。
 この段階では一般参拝客も境内に入るので、客席を柵で囲い、入口となる柵の切れ目ごとにスタッフが配置されそこでチケットをもぎっていた。ステージの背後に参拝客用のスペースを確保し、この天気のためステージには透明ビニールテントが並ぶ。
 予定時刻よりやや遅れて開演。2曲唄ったところで佐田玲子のステージ。そのあとがチキンガーリックステーキで、なんだか「WORLD」か「長崎から」のようだ。玲子さんのステージ途中で雨が降り始め、観客が一斉に雨具を着始めた。「ステージから眺めているとなんだか凄い景色だった」とは玲子さんの弁。

そのあとさださんのステージに戻る。照明をステージ上だけでなくステージ後方に見える拝殿にも当てて様々にライトアップしてなかなか綺麗だった。雨対策のステージ上の透明ビニールテントにも照明が映えて思わぬ降下になっていたり。
 「精霊流し」の前に、小説の相次ぐ映画化の話が出て、「解夏」の主演に石田ゆり子が、という話になって「私、タイプなんです」などと言うので何の前触れかと思えば本人が花束を持って出てきたのであった。今回のライヴの主催が関西テレビ/CS京都チャンネルで、映画「解夏」制作にはフジテレビも絡んでいるのでそのあたりの配慮なのだろうなぁ。花束を受け取った後さださん抱き合って「役得」などと呟いていたり(笑)。
 さて曲目だが、やはりこういうコンサートではいわゆる初心者メニューが増えるのは仕方ないかなぁ。「昨日・京・奈良、〜」あたりは意識したメニューだけど(ライヴで聴くのは薬師寺以来だな)。もうすこし京都を意識したメニューになるのかと思ったが「祇園会」くらいだったな。まぁ「春告鳥」も「紫野」も「桜月夜」も「鳥辺野」「鳥辺山心中」あたりも季節外れってばそうなんだけど。で、アンコール前のラストが「まほろば」だし。奈良じゃんソレ。(^^;;)

終演後、コンサートを聴きに来ていた京大さだ研関係者を連絡を取り合い集合して、東大路丸太町のからふね屋で食事しつつお話。Kくんが取ってくれたチケットで聴いた4人に加えて別に個人でチケットを取って聴きに来ていた2人が合流。最近なかなか京大さだ研関係者が集まる機会もないだけに色々な話が出た。そろそろ「長崎から」向け以外の会誌も出したいとか、宴会もやろうとか。秋くらいに実現できればなぁ。

 激戦
 2003.8.24(Sun)
午後から親戚宅にて実験にご協力頂く。そのあと早めに夕食を食べて京都へ帰還。

F1ハンガリーGPでアロンソが史上最年少で優勝。抜きにくいコースということもあってPPを獲った時点でかなり可能性は高かったのだけど、この暑い中最後までマシンを持たせるだけでも大変だし初優勝へのプレッシャーをはねのけてチャンスをものにしたのは見事。年齢の近いライコネンとは対照的なかなり濃いめの顔(笑)だが今後人気が出そうな。
 そのライコネンが2位、モントーヤが3位で、M.シューマッハは8位でかろうじて1ポイント獲得。残り3戦という段階にきてポイント1位のM.シューマッハ(72pts)・2位モントーヤ(71pts)・3位ライコネン(70pts)と3人が2ポイント差以内にひしめくという、ここ数年では見られなかった激戦ぶり。しかも一騎打ちでなく三つ巴の争いとなると86年のプロスト・マンセル・ピケの時以来じゃないかしら。(この時はマンセル・ピケのチームメイト間の争いに乗じる形でプロストがチャンピオンを獲得した)

特に今年はここまで13戦を終えて優勝者が8人も出ている(うち初優勝が3人)という近年希に見る混沌ぶりで、シーズン中盤に連勝し4年連続・史上最多6度目のチャンピオンは間違いないと思われたM.シューマッハ/フェラーリがここにきて失速。シーズン中盤から急速にマシンが力をつけたウィリアムズの2人(モントーヤ&R.シューマッハ)がポイントを延ばしてこの激戦状態に持ち込んだ。コンストラクターでは今回でウィリアムズがフェラーリを逆転して首位に立ち、序盤に連勝したマクラーレン(ライコネン&クルサード)もここにきて復活し肉薄している。久しぶりに最終戦の日本GPまでドライバー・コンストラクターともにチャンピオンが決定しない面白いシーズンになりそう。

 まだ模索
 2003.8.26(Tue)
うーん、実験に使うパネル画像をもういちど全面見直しすることになりそう…。週末の10人分がパァになるのは痛いけどな…。

今日から大学院(修士課程)の入試。今日・明日が学科試験(英語・専門科目)で明後日が面接。例年、筆記試験が終わった段階で面接の前日に打ち上げをやることになっている。面接の後だと結果が出てしまうので…。今年うちの研究室を第1志望で受けるのはうちの研究室の4回生2人と、よその大学の学生さん1人とか。全員男だそうで…。

 チヂミと素麺
 2003.8.27(Wed)
ということで今日が院試打ち上げ。夏休みなのでしばらく研究室に顔を出していなかった学生も(ずっと学校に来てたのはドクター以外は数人だったな)久しぶりに戻ってきて研究室で宴会。事前に素麺を作って用意し、宴会中にチヂミを作りながら食べる。つい先日、研究室の学生でキリンの樽生サーバーのセットを衝動買いしたので(笑)今日も大活躍。単価で考えるとけっこう高いけどあの泡はヨイです。ビールの後も焼酎やワインなど続々と。
 帰宅したのは25時過ぎ。もぉクラクラしてました…。

 ダウン
 2003.8.29(Fri)
7月の状況直後以来ずっと夏風邪で咳が出る状態が続いているのだけど、とうとう頭痛+発熱と胃腸をヤラれて酷い下痢になり全く動けない状態に。この夏の疲れが一気に出たか…。週末の度にどこかに行ったりしていたからなぁ。昼前になんとか病院まで這って行き薬を貰う。
 実験用パネル画像の修正作業も出力も全部中止、この週末はひたすら静養することにします。来週まで尾を引くと余計にマズいから。皆様もお気を付け下さい。