時々日記: 2003.6.1-6.15

 すべて霧の中
 2003.6.1(Sun)
珍しく家族が揃った上に特に予定もなかったこともあり、家族でドライブに。伊勢湾岸道(第二東名・名神)の西端が四日市まで伸び東名阪と直結したため名古屋南部から三重・奈良方面に向かうのがものすごく便利になり、けっこう最近この方面に出掛ける回数が増えたのだそうだ。確かにこのルート、特に片側3車線の伊勢湾岸道区間ではものすごく速くて、家を出たのが11時10分過ぎなのに12時には安濃SA(津ICの少し手前)で飯を食っていたという(笑)。東大阪あたりでも朝早くなら2時間かからないというし。台風後ということで特に湾岸部を走行中の横風がすごかったのだが。

久居ICで高速を降りて、一般道を走り青山高原へ。ここには風力発電施設があって、今日の目的地はここなのだが、…天気はいいんだけど向かう山の上の方が妙に暗くありません?(^^;;)
 で、山を登っていくとものすごい霧の中。酷い時には前方20m先が見えない。肝心の風車も見えないんじゃないかと思ったが、そのとき突如として霧の中に巨大な風車が浮かび上がった。全体が白く塗られシンプルな形状なので遠くからでは大きさがピンとこないのだが、実はこの風車、塔の高さ50m・羽根の直径50m(最大高75m)というかなり巨大なモノで、それが突如として霧の中からすぐ近くに現れると流石に不気味です。
 それにしても物凄い霧と強風で、まぁ年間を通して強い風を得られる場所だからこそ風力発電所が建設された訳だけど。最近になって風車を4基から24基に増やして本格稼働をはじめたようで、こういう風車が山に林立するというのは確かに日本では見られない風景ではある。流石に今日は風速が強すぎて(案内施設では25m/sと表示されていた…)大半の風車を止めていたようだが。案内施設から麓を見下ろすと、陽光が明るく照らしつけているのがはっきりと分かる情況で、山頂の様子とはえらい違いである。霧がものすごい勢いで流れていくのも分かるし。

そんな訳でダービーは帰路の伊勢湾岸道を降りた後にクルマのラジオで聴いた。ネオユニヴァース二冠達成か。先週のオークスでスティルインラブも牝馬二冠を達成しているので、秋には牡牝揃って三冠に挑むことになる。さて、あのナリタブライアン以来の三冠は果たして出るのか。ここで惨敗したサクラプレジデントの巻き返しは…、多分ないだろうなぁ。

 そんな季節
 2003.6.2(Mon)
新幹線で名古屋から京都へ。荷物が多かったので指定券を取ろうとしたら満席で空きが無く「この分だと自由席も満席だな〜、ヘタするとデッキも満員かも」と推測、グリーン車より後ろの指定席車両のデッキに立つつもりで乗り込んだら…、修学旅行の中学生の団体のまっただ中でした。そういえばそんな季節だな…。デッキにいてもヤカましくて仕方ない。中坊じゃ女の子もたいして色気がある訳じゃなく俺にもそーゆー趣味はナイし(断言)、その中学は私服で乗っていたので制服を眺める楽しみ?もなく(←おい) 京都まで45分、なんだか疲れました…。
 で、案の定、俺と一緒に連中も京都でぞろぞろと降りるワケで。ホームにもコンコースにもいろんな学校の団体がうじゃうじゃと。そういえば某中学教師キャプテンタカハシもそろそろ修学旅行で京都に来る筈。しかも確か宿が京大のすぐ近くだったような。

で、チャゲアスのFC会報が届いていたのだが、8月9日(土)に富士急ハイランドの夏イベント「サウンドコニファー」に出演とのこと。しかも今回は
 K.ODA & CHAGE&ASKA
 最初から最後まで小田さんとチャゲアスしか出ないのである。この企画自体は実は昨年から出ていたのだがお互いのスケジュールがうまく合わずに流れてしまい、今年ついに実現するものだそうで、ということは去年6月に名古屋の小田さんのライヴにASKAが飛び入りで出てきたのはライヴ後にこの話をするためだったのかなぁ?
 うー、激しく行きてぇ〜。けど8月9日ったら俺、長崎から帰ってきた直後だよな。日程的にキツい…。(金銭的にもか) さて、どうしよう。

 甘い密談
 2003.6.5(Thu)
タカハシ氏が京大近くの緑寿庵清水まで金平糖を買いに来るいうことで、店まで出掛けて会う。タカハシ氏の学校の生徒のグループもいて、お店の人に案内されて金平糖を釜で作ってる現場を見学させて頂いた。釜では冷暖房が使えないので現在46度、夏場だと50度を超える中での作業になるのだそうで。
 タカハシ氏とは昨夜も京大病院前の旅館の玄関番をしている処に出掛けて話をしたのだが、来月、東京でライヴを催す企みについて、とりあえず出演表明ということで。さて、今回は何をやるんでしょうかね、俺は…。

 腕落ちまくり
 2003.6.7(Sat)
ライヴに向けて、久々にミュージシャン気取りで(汗苦笑)ギター掻き鳴らしたりMIDIで曲いじったりしたが…、暫くやってなかったもんだから色々と基礎的なところからすっかり忘れてるな…(汗) 頭の中で鳴っているコードや和音をギターはおろかMIDIでも再現できない…。しばらくリハビリ状態でいろいろやってみるしかないなぁ。

 変革
 2003.6.12(Thu)

1日遅れだが、きのうのHarbot
恒例の不思議なイベント。
現行バージョン登場前から対応を約束していながら対応が遅れゴタゴタしていたQuarkXpressがようやく次バージョンの6からMacOS Xに対応することが確定し、これで今迄Mac OS Xへの移行が遅れていた(そしてMacにとって最大市場の)DTP業界も移行が加速するかねぇ。今はライバルのAdobe InDesign(既に対応済み)があるとはいえ、QuarkXpressのユーザーが業界ではまだまだ多数だろうし。そうなると、現在1機種だけ販売が残されているMacOS 9での起動可能なPowerMacG4がそろそろ消えるのかな。(アレは実質的にQuarkXpressユーザーの為に残されていたようなもんだからね)
 昨日からダウンロードが開始されたAdobe Reader6 (旧Acrobat Rreader)もMacOS 9用は出ていないし、いよいよMacOS 9の終焉かなぁ。俺的にはまだYAMAHAがいろいろ対応してくれていないんで困ってますが。やはりRolandに乗り換えるとかDPやLogicといったプロ御用達のソフトを入れるしかないかなぁ。

 この夏は野外ライブのハシゴ (←になること希望)
 2003.6.13(Fri)
「サウンドコニファー」のFC先行予約の払い込みをした。あとは当たることを祈るのみ。一般発売じゃまず手に入りそうにナイしなぁ…。携帯の方に届いたC&Aサイトからのメールによると、まだ2ヶ月近くあるのにもうリハーサルを始めたそうだ。どんなステージになるのやら。

しかし立浪、凄いです。ふつう2000本安打達成目前の選手って引退間近のロートルな雰囲気が漂う人が多いのだけど(最近だと例外は秋山くらいかな)、4番に入って3割を打ち打点もきちんと稼いで4番らしい働きを務め、今日もあと1本でサイクル安打達成、しかも残したのがシングルヒットだけだったという(^^;) こんな元気な2000本安打達成目前の人は初めて見ました。まぁ高卒1年目からいきなりレギュラーを奪っただけにまだ若いこともあるし(流石に最近は守備に衰えが見られるが腰と膝が悪いから仕方ない)、そもそも立浪が4番に入らざるをえない打線には確かに問題アリだと思うけど(苦笑)。
 5日前には福留がサイクル安打を達成しており、もし今日立浪が達成したら、同じチームで複数の選手が同一年に達成した史上初のケースになるところだったらしい。その福留だって立浪の存在なしにPL学園進学もドラゴンズ入りもあり得なかったというから、新人王とゴールデングラブ以外のタイトルもなくやや地味とはいえ、彼の存在は大きいのである。
 2000本安打まであと17本、ひょとすると今月中に達成か? 願わくは、そこが今シーズンのドラゴンズのハイライトにならないように(泣笑)

 さて皆さん (←"てみ"にアクセント)
 2003.6.14(Sat)
今日は大阪ドームで開催される「森林と木のフェア」にうちの学科・研究科と木質科学研究所が出展している為、そのお手伝いとして1日バイト。会期は明日までで、金曜日の搬入を含めた研究室の学生で分担してシフトに入り、今日・明日ともうちの研究室から5人。7:30に出町柳から京阪、京橋乗り換えで地下鉄で大阪ドームへ。そういえば大阪ドームに行くのは初めてだな。
 去年の秋に南港で行われたイベントは主に林産加工機械業者向けだったけど、今回は家族向けのイベントや出展が主体になっていて、アンパンマンショーや仮面ライダー555ショーとか浜村淳のトークショーとか、出展者のPRタイムの司会はタージンだったり。タージンは関西ローカルの午前中や夕方からの生番組でレポーターとしてそこらじゅうに出演しているので関西では知らない人がほとんど無い位だが、たぶん関西以外ではほとんど知られていないだろうな…

で、アンパンマンショーの為に朝から親子連れがけっこう来ていまして。途中、うちの学生も交代でちょいちょい見に行ったけど(笑)、バイキンマンよりドキンちゃんの背が高いってのはどうなんだろう…(^^;;) 明日は仮面ライダー555だそうだが、別に変身前の役者が来場する訳ではないので子供よりお母さんの方が押し掛けるコトはないハズ(笑)。
 昼から浜村淳と木研の先生とのトークショー。ナマで「さて皆さん」を聞きました(笑)。先生が少し喋ると浜村淳が延々と話すというパターンで、しかも木について語る筈なのにほとんど西部劇の映画のことを話していたような(汗)。なにしろ深夜のテレビ映画番組の解説で、映画の前の彼の長い解説を聞くだけでその映画のストーリーが全部分かってしまうという人だし。そのトークショーの間、タージンが観客席の後方で独りぽつんと突っ立って聴いていたのが妙に哀愁があってオカしかった。

終了は17:00。帰宅したら疲れで爆睡、目が覚めたら深夜だった…。

 撤退
 2003.6.15(Sun)
予想はされていたことだが、結局MicrosoftはMac用IEの開発を停止するそうだ。どこよりも早くMac OS X用のブラウザを開発した部分では有り難かったが、後から登場したNetscapeよりもかなり表示が遅かったし、起動も読み込みも高速なApple純正のSafariが登場した時点で、あの超高速ぶりに刺激されてMac版IE6の開発を急ぐのか一切をやめるのか、どちらに行くのかとは思っていたのだけど。Microdoft側からみれば、フリーソフトのIE for Macに注ぎ込んでいた人材を有償のOfficeに回した方がよいという考えだろう。
 さて気になるのはこの件を一般マスコミがどう報道するかということで、5年前に提携したMicrosoftがAppleを見捨てたかのような書き方をしそうだよなぁ(笑)。どちらかというとホントは逆なんだけど。