RYOKAN's Diary: 2002.6.1-6.15
時々日記: 2002.6.1-6.15
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 引き分け
 2002.6.4(Tue)
まぁ惜しい引き分けで、勝てたんじゃないかという気もするけど、一方でこれで良かったんじゃないの?と思うのも事実。両国の皇太子夫妻が観戦していたそうだし(笑)勝ち点1は拾えたし。韓国なんか6回目の出場でようやく昨日初めて勝てたワケだし。たしかにペナルティエリア内でのファウルを取られなかったことや稲本の"幻の"3点目とか審判にいろいろ文句はあるけど、終盤の楢崎のファウル寸前のプレイであわやPKという絶対的危機場面をノーファウルに救ってもらってもいるしね。
 それにしても、いくら優秀な選手が一人いてもその戦術を理解し対応できる能力を持った選手が他にいないとどうしようもないワケで、それが前回の初出場時の状況だったと思うけど、今回は中田英だけでなく全体のレベルが上がっているからああいうゲームにできるんだろうな。
…さて、これで昨日の視聴率はいったいどの位まで行くんだろうか?

Photoshop7が届いた。Mac OS X対応なのでどちらでも使えるのは有り難いが。…さて、新機能を使いこなせるようになるのはいつの日になることやら(笑) 次は、MacOS Xに対応したらPageMaker導入を考えよう…。投稿規定が厳しい学会誌向けの投稿用論文を仕上げる時、ワープロソフトだと苦労するのよ。

をを、eMacが日本でも正式発売されることになったか。iMacが液晶化されてちと高額(18万円〜)になったので、廉価モデルとして(14万円)投入するようなもんかな。廉価版っても17インチ画面でしかもCPUはG4だから、けっこう売れるのではないかという気がする。

 一寸先は…
 2002.6.5(Wed)
Mac OS X v.10.1.5アップデータやらMS Office v.xアップデータが相次いで出たのでアップデート作業を行う。Carbonアプリでテキスト表示の時にアンチエイリアスがかかって今迄より綺麗に表示されるというけど、今のところさほど違いを感じない(笑)。それから、Netscape7のプレビューリリース日本語版(for MacOS X)が出ていたので使ってみた。うーん、立ち上がりの遅さはまったく改善されていないな…。新機能の画面タブ切り替えがホントに便利かどうかはまだ未知数。チャット機能はAIMだけでなくICQにも対応してきたが、俺ICQは使ってないし(^^;;)

…しかしまぁここでアメリカがポルトガルに勝つか(笑)。昨日勝ってあんなに喜んでいた韓国だけど、この結果によって予選突破はある意味日本以上に大変になったんじゃないかなぁ。それでなくてもソルトレーク五輪での怨念があるし、次のアメリカ−韓国戦はイングランド−アルゼンチン戦並みに危険な気が(^^;) ま、アメリカ本国は全然盛り上がっていないそうだけど(苦笑)

 ひたすら耐える
 2002.6.7(Fri)
注目のイングランド-アルゼンチン戦。前半のイングランドの速攻も流石だったが、やはり終盤20分のアルゼンチンの怒濤の猛攻を耐えて凌ぎきったのがテレビで観ていて信じられなかった。あれで点が入らないんだもんなぁ。イングランドのGKは38歳の大ベテランだそうだが。

…あれ、23時を過ぎてもまだ福岡のG-D戦が終わっていない? …で、延長12回にもつれ込んみ、河原から立浪がホームランを打って決まりかと思えば、その裏に無死2、3塁で高橋・松井。しかも今季ドラは延長戦にてんで弱く一方のジャイアンツは全勝、となると最悪のシーンを覚悟しつつネット中継を見ていると…、あ、なんと無失点で耐えきったらしい。どうにもギャラードのマッチポンプとしか思えない状況ではあったが(苦笑)、ま、こういう試合を落とさず拾えたから今日はオッケー。

 鍵を壊す
 2002.6.8(Sat)
うわ、イタリアがクロアチアに逆転負けか。こうなってくると、どこの組も勝ち上がるチームが読めなくなってきたな。スペインとブラジル以外は本命サイドがけっこう負けたり予想外のドローになってるし、フランスは絶体絶命、イングランドに負けたアルゼンチンも苦しい状況に追い込まれたからな…。

今日は上原に完封されて3タテはならなかったが、好投した朝倉が可哀想だけどアレは仕方ないかなぁ。ま、このカードを勝ち越したこと、昨日のようなゲームを取れるようになったこと、首位が負けたので4ゲーム差を維持できたことで良しとすべきかな。

 戎橋ダイビングタイム
 2002.6.9(Sun)
勝ちましたねぇ。ハーフタイムの間に近所のコンビニまで出掛けたけど店内はガラガラ、道路の交通量も異常に少なかったなぁ(笑)。急いで帰宅したところで丁度後半のゲームが開始、そして僅か6分後にあのシーンを見ることになったのでした。
 それにしても今夜道頓堀に飛び込んだ人数は17年前のあの日の倍以上だったそうで…、ま、この季節なら予想外の冷たさでショック死することもないからいいか。 あれって意外と浅いらしいのと、10月あたりだと水温の面で危険が多すぎるんだけど。さてこの飛び込みシーンを今年の秋に見ることができるのかどうか。

そういえばロシアの極右政党党首ジリノフスキーが来日中らしいけど、来日前のインタビューで「ロシア選手に「日本に原爆を落としてやれ」と激励する」などと吹いていたそうで(^^;)。でもって来日後は「日本がロシアに4-0で勝ったら四島全部返還、0-1でロシアが勝ったら北海道か沖縄を貰う」などとふざけた提案をしていたらしいんだけど(笑) それってすげー一方的だよな(笑)。てこた、1-0だから北方四島のうち1つ返してくれるのかしら(笑)。
 ところで「ジリノフスキー」という名を聞いて一瞬ニジンスキー産駒を考えてしまう私はダメダメ君でしょうな、やっぱ。(汗)

ニジンスキー:ノーザンダンサー産駒、今のところ最後の英国三冠馬('70)。種牡馬としても大活躍し、直仔にアイルランド・ダービー馬で種牡馬としても活躍したカーリアン、3歳無敗で英ダービー・Kジョージ・凱旋門賞の欧州三冠を達成し44億円で日本に輸入され種牡馬供用中のラムタラ、持込馬で朝日杯3歳Sを勝ち8戦無敗のまま引退し種牡馬として5頭のG1馬を送り出したマルゼンスキーなど一流馬多数。

 15才未満のお子様には絶対に与えないで下さい
 2002.6.10(Mon)
発売日をド忘れしていたのと、ここ数日書店に立ち寄っていなかったので今日になって手に入れたのだが…、まだMGガンキャノンも完成させてないってのに買いましたよ、ええ。
先行者中華キャノンのプラモデル を。

これ「ネットランナー」の特別付録なのだが、キットの設計・製造はあのアオシマが担当しているのだ。ランナー2枚という、昨今のMGを見慣れた者にとっては物凄くしょぼい内容とはいえ(しかも輸送中に箱が押されたせいか開封前に既にランナーからパーツが分離してるし)、ちゃんと関節にはポリエチレン製の軟らかいパーツを使っているし、スプリング内蔵で腰の中華キャノン(つーかミサイル)が発射されるギミックまであるし(笑)。さて、これをMG的に徹底的に凝りながら組み立て塗装すべきか、それとも思いっきりチープに仕上げるべきか、どうしよう(笑)

今日の「ニュースステーション」で来日中のジリノフスキー氏に同行取材していたが、…昨日の試合終了後になったら発言内容が「1勝する度に1島ずつ返還」に変わってる(苦笑)

 大騒ぎ
 2002.6.14(Fri)
今日は1次リーグ突破を懸けたチュニジア戦、しかも大阪の長居が会場ということで関西の各テレビ局は気合いが入っているようだ(笑)。試合は3時半からで、この時間ってうちの研究室の教授の担当する授業がある筈なんだけど、学生誰も来てなかったりして(笑)。先日と同様、研究室所属の学生は珍しく殆どみんな早くに帰ってしまって、いつもは深夜まで誰かが居るのが普通なのに今日の3時半には研究室がもぬけの空

しかしまぁ落ち着いてゲームを終わらせましたなぁ。点差以上に強さを感じた、といいうかほぼ完全に試合の流れをコントロールしきれたという印象。2点目となった中田英のへディングによるゴールの後の、彼の冷静な表情が印象的だった。

四条河原町の方で食事を、ということで出掛けたら、なんだか青いユニフォームを来ていたり応援グッズを持った人がやたら多い…。関西だし、ほんとに長居からの帰りという人もけっこういるんだろうなぁ。四条の鴨川河原(普段は等間隔カップルが並ぶエリア)にもサポーター(?)が集結してみんなで唄ってるし花火は乱れ飛ぶし、もぉエライ騒ぎ。流石に四条大橋から鴨川に飛び込む奴はいないが。(確実に死にます)
 普段なら「あー うるせーっ!!」と怒鳴りたくなる処だが、でも今日はいいか、と思えてしまうのであった。

そういえば、京都には先日中山美穂との結婚が明らかになった辻仁成とインテリアデザイナー森田恭通の共同プロデュースによる創作和食の店があり、その店の名が辻の小説で中山美穂主演で映画になる予定(…がゴタゴタになっているようだけど)「サヨナライツカ」というのだ。で、そこで食事をしようと思って行ってみると、店の名が「itsuka」に変わっていた。店先の張り紙によると、作品のイメージを重視する辻との話し合いで変えた云々と書いてあったが…ふーん。去年の夏に2号店「サヨナラノアト」で食べたことがあったけど、あそこも店の名を変えたのかな?

 All Ask of You
 2002.6.15(Sat)
今日はAOIさんのお誘いがあってチケットを取って頂いたので、京都駅ビル内にある「京都劇場」「オペラ座の怪人」を観ることに。ここの劇場、京都駅ビル開業当初は「シアター1200」とかいう名でジャニーズ(主にジャニーズJr.のメンバー)がずっと公演を行ってきたのだが、昨年になって改装して劇団四季が中心に公演する事になって、そのこけら落とし公演が「オペラ座の怪人」で、たいへんな人気で既に来年1月までの公演延長が決まっているそうだ。
 今日は昼の公演を観るので昼前に京都駅へ。AOIさんに付き合って京都駅近辺の大きな書店を回り「あずまんが大王」4巻を探してみたり(笑)。俺も買ってみたりして(^^;;)

そのあと京都劇場へ。すぐ隣は手塚治虫ワールドである。俺の席は2階席だが、それにしても席が狭い…。脚がちと窮屈であった。それに男性用トイレが小さく、やや不便な位置にあるのだけど、これは前身がジャニーズの劇場だったせいなのかなぁ。
 実は本格的な演劇(というかミュージカルだが)を観るのは初めて。妹がたしか学生で京都にいた頃から「四季の会」会員でよく行っていたのでいろいろ話は聞いていたのだけれど。今日は2階席なので登場人物の表情はちと分かりにくくなるが、舞台全体が見渡せるので、開演後、舞台装置や大道具の移動など3次元的な動きや空間の使い方がいろいろ見えて面白かった。
 ただ、音響が真っ平らで奥行きがない感じだったのが意外。映画や音楽のライブでこれだけ立体的な音響効果を追求しているんだし、劇団四季くらいならそういう部分も力を入れているんだろうと想像していたんだけど。まぁ、これは2階席のせいでそう聴こえただけなのかもしれないけどね。

観終わっての感想はいろいろあるのだけど、一言で言ってしまうと「愛に狂った男は哀しいよなぁ」ってコトになっちゃうんだよな、月並みだが(^^;)。1階席で観ていたAOIさんは、近くの席で観ていた女性が「これってつまり変質者の話やんか〜」と言っていたのを耳にしたそうだけど(滝汗) さすが関西人…。
 それはともかく、とっても良かったです。AOIさんに感謝。なお、今日のラウル役は某ダバダーな粉末コーヒーのCMでお馴染み「違いの解る男」(笑)石丸幹二だったのです。

観終わったあと、京都駅から塩小路通を東に歩いて「たかばし」(高倉塩小路付近)へ。此処には京都で最も有名なラーメン店の一つである「第一旭」「新福菜館」の本店が並び立つのである。(「新福菜館」に公式サイトはないけど検索すればいくらでも紹介ページが出てくるので読んでみて下さい)これほど有名な店でありながら店の構えは古く決して綺麗ではないが、とにかく客は多い。2つの有名店が隣り合っているのにどちらも人でいっぱい、しかも「第一旭」は朝5時から夜中2時まで営業しているのに、である。ただただ凄い。
 それはともかく今日は「新福菜館」へ入る。意外と待たずに座れた。俺が新福そばとヤキメシ、AOIさんが竹入中華そばを頼んだ。此処は「竹入」でないとメンマがなく、普通のラーメンでもチャーシューメンと見まごうばかりにチャーシューがふんだんに入る。このチャーシューがまた美味いんだ。「新福そば」は大盛りで生卵が入る。
 醤油ベースのスープが真っ黒。関西のうどん・蕎麦のつゆと対極のような色。最近ラーメンというと近所の「天下一品」ばかりになってしまった俺には久々のビジュアル(笑)。ところが、これが全然胃にもたれないしキツくないのよ。見た目とのギャップが凄い。チャーシューもやたら多く脂身も多く見えるけど薄切りの上にしっかり脂を抜いてるせいなのかしつこくないし、食後がさっぱりしている。流石はお隣とともに「京都一、二」と評され今では新横浜のラーメン博物館にも出店している老舗である。ラーメン好きなAOIさんも超気に入ったようで、良かった良かった。各方面で絶賛されているヤキメシも、見た目は真っ黒だが美味い。これ、チャーシューやラーメンスープと同じスープで味付けしているんじゃないのかなぁ。