RYOKAN's Diary: 2002.3.16-3.31
時々日記: 2002.3.16-3.31
→日記最新分へ

 永田町を徘徊
 2002.3.20(Wed)
国立国会図書館と農水省に用事があって、実はしばらく東京へ出張中です。

 有楽町で逢いましょう
 2002.3.21(Thu)
今日は有楽町の東京国際フォーラムでさだまさし3000回記念コンサート。チケットは抽選で外れてしまったのだが、会場に行けば知り合いにも会えるだろうし、まっさんMLのオフ会もあるので顔を出すことにした。東京駅から歩いて有楽町方面へ。
 東京国際フォーラムはもとの都庁跡地に建てられた会議場で、すぐ隣に村野藤吾設計の讀賣会館(旧有楽町そごう、現ビックカメラ)が建っており、この並びを新幹線の車窓から見た方も多いだろう。行ってみると既に人の列が…と思ったら「陰陽師」原画展で岡野玲子のサイン会に並ぶ人たちだった(苦笑)。地下に降りて、MLオフ会会場の喫茶店に行く。東京方面でこの手の集まりに出たことはないので、大半の方が「名前は知っているが顔と一致しない」方々ばかり。そのあと再び1階へ。開場待ちの列で何人か知り合いを発見。あの倍率でチケットを確保できたというのは凄いよな…。

そのあと秋葉原に移動して、チケットを確保できなかったまっさんMLメンバーの方々とカラオケ。さだの曲がえらく多い(シングルはほぼ網羅しているんじゃないか?)のに驚く。実際の選曲はさだよりアニメと特撮の方が多かったのだが(苦笑)

 花咲く旅路
 2002.3.22(Wed)
「ムーンライトながら」の指定券が取れなかったこともあって、昨日は東京に泊まって今朝早くに出発。鈍行を乗り継いで東京から京都へ。それにしても今年は桜が早いな…。

 ぢゅるぢゅる
 2002.3.23(Sat)
どうにも花粉症がヒドくて、鼻水がまったく止まらず。ティッシュ1箱を1日以内で使い切ったのは流石に初めてだ…(T_T) 頭も痛くて、今日は1日まったく使いモノにならず。

昼過ぎに唐突にとっちゃんが愛車で現れる。春からの赴任先も決まったようで。クルマを拝見させて頂いた後、あっという間に走り去っていった…。

 一応の区切り
 2002.3.25(Mon)
修了式学部の卒業式と違って、流石に妙な扮装をして出席する奴はいなかったけど。農学研究科の院生は東南アジア方面からの留学生もいるので、そのあたりの人達が民族衣装で出席していたのが目立ったくらいかな。ま、他にも韓国の正装をした学生もいたし、日本人の学生でも紋付き袴姿ってのが数人いたけれど。で、明日の卒業式は例年通り妙なことをするヤツが出てくるんだろうな…。

ともあれ修士の学位記を受け取ったし、進学許可通知も貰ったので博士後期課程に進めるのはどうやら本当らしい(苦笑)。途中、体を壊しかけたり何だかんだで時間がかかってしまい、親や研究室、友人など周囲には随分迷惑をかけてしまったが、ひとまず結果を出すことができたといえるのかな。内容に関しては個人的に決して満足でいるものではないと思っているが。それを満たすべく、これからの生活が始まるのだろう。取り敢えず修論の書き直しと追加で学会誌に投稿できるようにしないと…。

「宇宙戦艦ヤマト」の著作権について松本零士が敗訴、西崎義展プロデューサーの著作と認められたが、まぁこれ妥当な判決だと思うんだけど。休刊した雑誌で連載していた「新・宇宙戦艦ヤマト」で有名なロゴが使えず加筆したような変なロゴを使っていたのも商標登録がされていたから松本零士も勝手に使えなかったからで、正当な著作者ならそんな遠慮はしなくてもよかった訳だし。「ヤマト」は西崎氏が企画・立案して、メカデザインと女性キャラクターに惹かれて西崎氏が松本氏に依頼したと考えるのが自然でしょう。
 勿論、西崎氏の罪状と拘置理由は許される以前の問題ではあるが、逮捕前にディズニーと提携して(!!)計画していた「復活編」のプロットを読んでいると、よほど松本版「新・宇宙戦艦ヤマト」よりヤマトらしいもの。松本版は単にハーロック・エメラルダス・トチロー・メーテルの松本サーガにヤマトを強引に組み込んだだけで、しかも敵を新「999」と共通させているし(新「999」もヘンな方向に行ってしまった感があるが…)
 「新・ヤマト」では時の権力者や一般市民といった主役サイド以外の人物はすべて堕落し無能で愚劣ばかりで、その中で孤高を保つ生き様を描くという典型的松本パターンだが、本来の「ヤマト」は全地球的プロジェクトとして協調の中で活動しており、政府関係者も無能ばかりではないところを見せている訳で、更に言えば、「ヤマト」で時折出てくる自己犠牲や「さらば〜」に顕著な特攻的発想は「どんな屈辱的状況であって耐えて生き延び、明日に希望を持つこと」を大前提とする松本的美学とは相反するものだろう。
 もっと言えば、松本版で描かれるヤマトはあまりにも強力で装備からしてどの敵も敵わないという、まるでアルカディア号やクイーン・エメラルダス号のような鉄壁ぶりを見せているが、本来ヤマトの魅力って敵の攻撃で大破したり煙吹いたり乗組員が傷ついたり苦戦を強いられ、それでも古代の勇気と真田さんの機転で最後には強大な敵を打ち破るところにあると思うのだが。そうでないとストーリーとしても全然面白くないし。そういえば「新・ヤマト」は単行本が2巻まで出たところで休刊したが、前振りと伏線ばかりで全然話が進んでいないし面白くないんだよね…。月刊誌連載であれでは誰も読まないだろう(^^;;)

松本零士は掲載雑誌が休刊しても「新・ヤマト」のTVアニメ化準備を進め、この秋から放送開始と大々的に予告していたが、制作サイドもゴタゴタしているようだし、ホントに放送されるのかねぇ? 大作家といえども現役のクリエーターである以上、旧作を膨らませる事にばかり拘らず、もっと魅力的な新たなキャラクターや世界観を創造することに力を入れるべきではないかと思うのだが。これは水島新司についてもよく思うことだけれどね。

 通過儀礼
 2002.3.26(Tue)
テレビのニュースによると、今年の京大の卒業式にはスキーのジャンプ選手スーパー戦隊奈良の大仏が出没したらしいです。(^^;;) 例によって総長なんて一瞬しかテレビに映ってなかったぞ(苦笑) そういえば昨日、俺も総長の式辞を聞いていた筈だけど、花粉症で頭がボーッとしていて何喋ってたのかロクに覚えていません…(汗)

正午から旧組織の学科の同窓会でパーティーがあり、写真撮影もあるので顔を出した。そのあと夕方から研究室の打ち上げということで、空いた時間に四条寺町に出て、とうとう携帯電話を購入(今頃かい)。機種はドコモのP503iS。iアプリはいらんけど折り畳み型のが欲しくて、211iシリーズはまだ出たばかりで高いし、最初に考えていた機種が既に在庫切れで、見ていたら503iシリーズではこれが意外と安かったんで即決。早速待ち受け画面をHarbotにしてみました(笑)

打ち上げは聖護院門跡の中にある旅館で。なんと突き出しに生八つ橋が出てきた…。さすが聖護院。メインはしゃぶしゃぶ。美味しかったです。
 そのあと、四条に出て加藤登紀子がオーナーのロシア系居酒屋で2次会。グルジア産ワインが飲みやすくて美味かった。どうでもいいけどグルジアって綴りはGEORGIAなのね。そのほか薔薇ジャムをたっぷり入れたロシアンティーを飲んでました。

 停止
 2002.3.29(Fri)
花粉症が止まった。今年は桜がえらく早かったが、同様にスギ花粉飛散開始もピークも、そして終息も例年より早かったようだ。これで涙鼻水ぢゅるぢゅるの日々から解放される…(嬉)。まだ今年もヒノキその他の花粉には発症しなかったようだし。あーよかった。
 そうえいば浜崎あゆみが今日の「いいとも」で、今年から花粉症にかかったと話してたな。自宅ではティッシュを鼻に挿しているそうで、彼女でもやってるんだと思うとなんとなく親近感が(笑)

 開幕
 2002.3.30(Sat)
もうプロ野球シーズン開幕か…、早いなぁ…。明後日から4月だよ…。

 …で、ドラゴンズは…(涙)

 撃沈
 2002.3.31(Sun)
え?「クロフネ、種付け中の事故で負傷、今シーズンの種付け中止」だって?…なんとなく何処を負傷したのか想像つくけど…、痛そう…。たしか社台は昔この手の事故で種牡馬が死んでなかったっけ。逆に、種牡馬(現役時代と違ってたっぷり超えているので600kgを軽く超える)が後ろから乗りかかった時に脊髄を折って死んだ牝馬(それもクラシックを勝った馬)もいた筈で、種付けも命懸けである。

タイガース、ジャイアンツ相手に開幕連勝かぁ。どこまで続くかしら。そしてドラゴンズは…(涙涙)