時々日記:2001.8.16-8.31 |
夏は過ぎて |
2001.8.16(Thu) |
■今日は五山送り火、いわゆる大文字の送り火である。ここ数年は狂授と一緒に眺めたあと呑むのが通例になっているが、今年はAOIさんさんもやって来て3人で見に行くことに。夕方にりょーかん宅に集合、近所のお好み焼き屋で夕食をとった後、点火時刻の20時ちょっと前に出掛けた。俺の下宿からも少し歩けば大文字の送り火を見ることができるが、京大の農学部グラウンド近辺まで足を延ばせば大文字の他に松ヶ崎の「妙法」・舟形、少しだけ左大文字(金閣近く)も見ることができる。
■下宿に戻ったあと、AOIさんが持ってきた「電気ブラン」その他を飲む。電気ブランは浅草名物なのかな?アルコールが強いのか舌にビリビリくる酒で、狂授によると通常の酒よりアルコールを包む水分が少なく舌の味蕾にアルコールが直接あたるので刺激が強いのだろう、とのこと。水で割ると梅酒のようである。 AOIさんが早めに寝てしまった後、俺は酒は控えているので(少々は飲むが)お茶を中心に、狂授ひとり電気ブランを呑みながら遅くまでいろいろ話をしていた。 |
浅草浪漫 |
2001.8.17(Fri) |
■起きてからしばらくだらだら。近所の「すき家」で朝昼兼用の食事をとったところで狂授は帰宅、俺はAOIさんと徒歩で詩仙堂へ案内。それにしても暑い…。詩仙堂の庭はいかにも涼しげだが。
■夜23:30過ぎ、狂授から電話。昨日750mlの1/3ほどを空けた電気ブランのボトルは狂授が持ち帰ったのだが、帰宅後豚肉1kgをひたすら煮て煮豚を作り、22:00頃からそれをアテに電気ブランを呑んでいたら1時間半で残り2/3を全部空けたそうな…。さすが狂授というかアホというか…(^^ ;;) |
また誰かの夢が壊れる音がする |
2001.8.19(Sun) |
■今年の高校野球最大の注目、寺原投手を擁する日南学園が準決勝で横浜に敗れて甲子園を去った。甲子園では高校記録どころかプロを含めた日本記録に並ぶ158km/hを記録した剛腕投手だが、「ここで敗れて良かったんじゃないか」という気分になってしまうなぁ。 あの炎天下で連日試合が続くという過酷なスケジュールで肩や肘を痛めプロ入り後に大成しなかった例は多いと思う。甲子園の優勝投手でプロでも投手として活躍したのって桑田(PL学園-G)と松坂(横浜-L)くらいしか記憶にない。野村(PL学園-YB)の時は橋本(G-H)などエース格3人の分業制だったし。…あ、三沢(帝京-早稲田大-G-Bu)も優勝投手か。 ■松坂の時は、準々決勝でPLとの延長18回を投げ抜いた時には「もう投げなくてもいい、明日で負けて帰った方が将来の為じゃないだろうか」と見ていて思ったものだが、翌日は先発を回避したものの終盤リリーフで登板、あの奇跡的な逆転勝ちに結びつけ、決勝ではノーヒット・ノーランで春夏連覇を決めたのは記憶に新しい。あの時は呆然と「コレは人間じゃない」と思ったものだが…、今ではタダの人、というか並のローテーション投手だなぁ(苦笑)。 最近でいうと松坂の前年、平安を準優勝に導いた川口(BW)もプロではいまだ泣かず飛ばずだし、たしか2年時からPLのエースだった前川(Bu)は甲子園ではあまり勝ち進めなかったがプロ入り後は昨年から台頭、今年の活躍はめざましい(防御率がヒドいし最近ちょっと不調だが)。 ■最近は高校野球でも複数の投手で勝ち上がるのが当たり前になりつつあるし、昔のような唯一無二のエースで4番、といったワンマンチームでは甲子園にも辿り着けないのかもしれない。そうしてみると、やはり松坂は図抜けた存在ということだったのかなぁ。その松坂の甲子園での活躍を見て横浜に入学した世代が日南を破ったわけだが。 ■ことし大改装が完了し日本最長の直線区間ができた新潟競馬場で開催された第1回「アイビスサマ−ダッシュ」(G III)は、日本初の直線だけ1000mの重賞。コーナーもなく直線を駆け抜けるまさにダッシュ力勝負のレース。記念すべき第1回の勝者は5歳牝馬メジロダーリングとなった。先日の函館スプリントSに続く重賞制覇である。勝ちタイムはなんと53秒9。当然レコード。日本で初めて54秒を切ったのだ。さすがレース展開も紛れも何もない直線レース…。 メジロダーリングは父グリーンデザート、母アイルオブグラスで、いわゆる「メジロ血統」の馬ではない。ここ数年、メジロ牧場は将来の血統作りのために繁殖牝馬を輸入することが多く、大抵はお腹に仔を宿した状態で輸入されている。ダーリングもそういった持ち込み馬の一頭で、半兄はフランスGIのパリ大賞を勝っており、将来の繁殖牝馬としての期待は勿論、競走馬としても期待されてきたが、見事にメジロ史上初の短距離重賞勝ち馬となった。9月のスプリンタースSでも有力候補になるだろう。 ■従来は天皇賞など長距離で活躍馬の多かったメジロだが、最近のレース体系が短距離中心になっていることから短距離向きのスピード馬も生産していこうという姿勢なのだろう。牧場の牝馬にかつてのスプリント王サクラバクシンオーを付けたりしていることでも分かる。ダーリングも将来の基礎牝系として、かつてのアマゾンウォリアー(パーマーの父方祖母、ラモーヌ・アルダンの母方祖母)やシェリル(ティターンの母、マックイーンの父方祖母、ライアンの母方祖母)のような名牝になってもらいたいところ。 そういえばサクラって1200m(スプリンターズS:バクシンオー)と3200m(春天:ローレル)という最短・最長距離のGIをどちらも勝っているし、2000mの天皇賞(ユタカオー・チトセオー)も牡馬クラシック全て(皐月・菊:スターオー、ダービー:ショウリ、チヨノオー)も勝っている点ではメジロを上回っているのよね。まぁサクラはオーナーブリーダーではないし(関係が濃い牧場はいくつかあるが)、メジロほど牝馬が活躍していない印象があるけど。境勝太郎調教師引退後は最近まったく奮わないサクラだが…。 ■あっさりシューマッハがハンガリーGPを勝ちプロストに並ぶ歴代1位の51勝目、ドライバー&コンストラクターの二年連続ダブルタイトルも確定。来年はもう少し波乱があって欲しいよね…。 |
頭痛 |
2001.8.20(Mon) |
■頭が痛い…。そういえば昨晩、電話の最中に金縛りにかかってしまった。相手の声ははっきり聞こえるし内容も理解できているのだけど、こちらは口が動かず声も出せない。相手が不審に思って「もしもーし!?」と呼びかけているうちにようやく解けたのだが、どうやら「あー」とか「うー」とか唸り声だけ聞こえていたようだ。そりゃ怖いわ…。最近、疲れがきちんと抜けていないのかなぁ。 ■ずいぶん大きな台風が直撃する模様。昨年の名古屋のことがあるだけに気がかり。…もしかして、この頭痛って台風接近による気圧のせいなのかな? |
東尾を殴った男 |
2001.8.21(Tue) |
■いしだ壱成が大麻で捕まったのは昨日のニュースで知ったが、昔彼のバンドのメンバーが捕まった直後のライヴでドラッグを肯定するような言動があったらしいね。父が「不倫は文化」なら息子は「吸引は文化」かい(苦笑) ■「大麻樹脂」というと未だにバファローズにいたデービスを思い出すのは何故だろう(^^;) 彼が逮捕・強制送還されて窮したバファローズが、当時ドラゴンズで第3の外国人選手としてくすぶっていたブライアントを藁にもすがる思いで金銭トレードにより獲得したら、あの大活躍が始まったのよね。あれから10数年か…。 |
限りなく10に近づいていく |
2001.8.23(Thu) |
■Mac OS 9.2.1アップデータが出たので早速ダウンロード。アップデータのファイルサイズは103MBもあるのだけど、14分でDL完了。さすがADSL。ただ、アップデータのインストール中に予期しないトラブルが発生。インストールを中止して再起動させて再インストールをしてみたら今度は成功したが…、うーむ心配。 その後、フレッツ接続ツールの再インストールを済ませ、ネットに繋いでMac関連のサイトを覗くと、先程のトラブルはどうも他にも出ていて俺だけではなかったらしい。ちょっと安心(…していいのか!?)。その後も幾つかトラブルが出たので更に調整…。ま、いろいろ処理速度が速くなっている気がするのはいいんだけど。 ■Mac OS Xはバージョンとして「10」に相当し、間もなくv10.1が登場することになっている。クラシック環境として併存されるMac OS 9.xも少しずつ進化していくが、「10」にまでバージョンを進めることはできないから、このあとのアップデートは更に細かい数字になるのかしらん。9.9.2.4とか…。 ■21日午後から止まっていた掲示板が夕方にようやく復旧。過去ログが消えていなくてよかった…。 |
シアトルから |
2001.8.25(Sat) |
■夕方からNHK地上波で放送されたMLBのマリナーズ−インディアンズ戦を見たのだが、シアトルの本拠地セーコム・フィールドのバックネット下の看板がイニング毎に入れ替わるようになっていた。まぁこれは日本の球場でもよくあるものだが、そこの看板に「NISSAN」が出ているのはまぁ分かるのだが、イチローが今日3安打目のタイムリーを放ったイニングにはカタカナで「ニンテンドー ゲームキューブ」と出ていたのである…。隣の看板にも漢字で「任天堂」とあったし。ローマ字ならともかく、これ、日本で放送される(しかもNHKで)ことを踏まえて日本の視聴者向けに作られた看板としか思えないのだが…。 ■これでイチローは3試合連続の3安打で.350。アロマーに5厘差をつけての首位打者かぁ。凄いよまったく。 |
時代 |
2001.8.26(Sun) |
■ケン・ティレルが亡くなったのか…。F1の歴史そのものともいえる一人がこの世を去ったのは寂しい話である。1969年にマトラの監督としてジャッキー・スチュワートとともにチャンピオンを獲り、71年から自らのチームでシャシーも製造、いきなりダブルタイトルを獲得。スチュワートとともに3度のタイトルを獲り、新人セヴェールを発掘して後継者に育てた。 1973年にスチュワートが3度目のタイトルを土産に引退、次はセヴェールがエースになる筈だったが、最終戦前にセヴェールが予選で事故死。2人のドライバーを失ったティレルだったが、シェクターとドゥパイエという新人を見つけ勝てるところまで育てた。有名な6輪車P34を走らせた(しかも2勝した!!)のもこの頃。シェクターはのちフェラーリでタイトルを獲っている。 ターボ全盛時代にも非力な自然吸気のフォード・コスワースエンジンで善戦、ピローニ・アルボレート・アレジといった、後にフェラーリで走ることになるドライバーを発掘してデビューさせたり、また、中島悟・片山右京・高木虎之介といった日本人ドライバーが在籍したことでも知られる。右京は94年在籍時は一時3位を走るなど自己最高の成績を収めた。 ■6輪車P34(1976-77)だけでなく、現在のF1マシンの空力の基本であるハイノーズ+吊り下げ型フロントウイングを最初に実現させる(019: 1990)など技術的にも進んだチームだったが、マーケティング面で弱く、初期(かつ全盛期)のelf以外はほとんど大スポンサーがなかなか付かず、常に資金面で苦しみトップチームにはなりきれなかった(逆にいえば、そのために若いドライバーを見つけ育てたともいえる)。そして1998年にチームを売却して引退、1999年から「ティレル」の名が消えBARとなって現在に至っている。 この10年間で、ティレルだけでなくロータス・ブラバム・マーチなど、F1の名門チームが次々と消えてしまった。メーカー主導色が強くなった現在では仕方のないことかもしれないが、寂しいことではある。 |
スキャンダルな日々 |
2001.8.27(Mon) |
■浜崎あゆみの話題が出るとついネプチューン名倉と蛇皮線と「やってみなくちゃ分からない」を思い出すオレはすっかりダメダメだぁ(苦笑) |
牛柄撤退 | |
2001.8.29(Wed) | |
■先月に月額4050円→3800円に値下げしたフレッツADSLだが、10月から更に3100円に値下げするそうだ。YAHOO BBが低料金サービスを始めたり、So-netなども独自のADSLサービスを始める中での対抗措置だろう。いま僕が使っている「ぷらら」でも先日アンケートがあったので、フレッツを使わないADSLサービスを始める用意があるようだ。料金次第だが、8Mbpsサービスをやるのならそちらに乗り換えようかなぁとも考えている。プロバイダの移動はなくて済むし。 ■今年の皐月賞馬アグネスタキオンの引退が発表された。兄アグネスフライトよりも早い引退となる(もっともフライトも今年は全然走っていないが…)。弥生賞の勝ち方を見た時は無敗の三冠馬を確信したものだったが…。皐月を無敗のまま勝ったあと屈腱炎を発症して残念なことになった。メジロベイリーの復帰も来年春らしいし、今年の菊花賞は思い入れを持って見られる馬が今のところいないなぁ。メジロキルデアなんとか出られないかなぁ。 本日のオレ伝説:(「伝説〜生涯の全部の一部(^^;〜」より) りょーかんは、フ○カラーパレットプラザにおいて23分で仕上げられ、この世に出現する。 1歳のころ、ブルーリボン賞が与えられる。 りょーかんは人気者になるために、4歳のころとりあえず取っ手をつけてみる。各界から絶賛の嵐。 りょーかんは、6歳の時まで、「バケラッタ」しかしゃべらなかった。 りょーかんは16歳のころ、猫をメソと見間違え、「あれってメソじゃん?」といってしまう。 りょーかんは吉川一のおおナマズ。102歳まで金を採取し、電大の主となる。 が、それはいかにも安直な手であった。 目からビ〜〜〜〜〜ム((・_・)‥‥…━━━━━☆=3。 りょーかんの体型は・・・ドラえもんの体にアンパンマンの顔を取り付けたような感じ。 オプションとしてカレーパンや食パンにも交換できるらしい。(注:りょーかんはこのころやっとホイミを覚えた) 52歳の時、「萌え」に目覚めてプログラマから「ぷにぐらま」に転向。しかしなぜか収入は倍増した。 60歳。新曲「俺ってサラサラヘアー」という曲をリリース。 「攻め」の反対語は「守り」なのだが、「受け」と勘違いしたまま22年間生きてきた。 夜明け前、西の空にひときわ輝く星が見えるだろう。それがりょーかんだ。 |