時々日記:2001.4.1-4.15
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 April Fool
 2001.4.1(Sun)
テイエムオペラオーの大坂杯4着もダービー卿CTでのシンボリインディのレース直前骨折・予後不良のニュースも、みんな「4月1日のネタ」であってほしかった…。
 大坂杯ではテイエム以外にも2番人気アメリカンボスと3番人気で昨年のダービー馬アグネスフライトも下位に沈み、昨年の2冠馬(4番人気)エアシャカールが2着に入ったものの、勝ったのは誰も予想しない9番人気のトーホウドリーム…。で、配当は単勝が7,340円、馬連なんと38,890円。これで春天が馬券的には面白くなるのだろうけど…、できればテイエムには年末にアグネスタキオンと当たるまで負けないで欲しかったんだけどね(まぁ無理な希望だとは思ったが)。

「フードファイト・スペシャル」を見た。やはりというか、野島伸司独特のグロテスク趣味な部分が全開という印象(^^;)。シリーズ放送時の昨年9月、最終回直前に出演したさだまさしが今回のスペシャルにも出演したが、これはどうやら前回の出演が好評だったらしいのと、実は制作サイドはシリーズ後半はずっと出て貰いたかったらしい(流石にスケジュールの都合がつかず1回だけだったのだが)
 あの時のさだまさしの怪演ぶり(ホメて言ってます)はけっこう印象に残っていたが、今日はそれほどでもなかった。今回は怪演という面では筒井康隆に持っていかれた感じかな(笑)。あの雰囲気は筒井康隆が昔書いていた小説に出てくる典型的悪役のまんまのような(^^;;)。あれでヒステリックな笑い方をしたらまさにそのものだったのだけど。
 事前に筒井康隆が香港マフィアの親玉でフードファイトの主宰と聞いたときには「そうか!! 今回の会場は薬菜飯店か!!!」と間違った納得をした俺(←読んだ人にしか分からないネタ(^^;;)

 粘膜を恨む
 2001.4.4(Wed)
相変わらず花粉症。おまけに少し風邪気味で喉が痛いのが、鼻詰まりで寝ている間は口を開けて寝ているから喉は乾燥するし一向に治らない。鼻炎薬と喉の薬(咳止め)を一緒に飲んだら気分が悪くなってしまった。やはり飲みあわせは危険だ。用法に「よせ」と書いてあることはしてはならない(今頃気付くなよ…)。

残り1曲のアレンジをほぼ組み立て終わった。3年ほど前に作った曲のリアレンジ作業だが、このままだと7分を超える大作(笑)だし詞が内輪ウケなので、詞を変え構成も絞ってもう少し短くする予定。詞はともかく、曲については今年は早めに仕上がりそう。

 野球だらけ
 2001.4.5(Thu)
え?野茂がノーヒットノーラン達成? 現役で2度やったのは彼ただ1人(ということはランディ・ジョンソンもクレメンスもやっていないということか)、両リーグで達成したのは史上4人目、これで将来の殿堂入り確実だって。凄いなぁ。今年はイチローと新庄ばかり話題になって佐々木ですら話題に上ることが少ない位で「開拓者」野茂が忘れ去られたような格好だが、やはり日本が生んだNo.1投手の座はまだ譲らないというところか。

一昨日の日記に書いた、スワローズのオフィシャルサイトにあるリアルタイムでのスコアボード速報のシステムは、フジテレビのホームページにあるシステムを使っているのね。このあたりにフジテレビの出資増強の影響が見られるか?(笑)。フジテレビの方はサッポロビールのスポンサー付きなのと、スワローズの方は得点シーンをRealPlayerで見られるという部分が違うけど。
 このフジテレビのスコアボード速報、スワローズやその日にテレビ中継している試合だけでなく、毎日・全試合について各イニング毎の詳細も含めて伝えてくれるので、かなり使えるなぁ。「プロ野球ニュース」が終わって試合結果を伝える番組は縮小傾向だけど、こういうページを作っている姿勢は評価したい。

ベイスターズ福盛の好投で、このままあっさり負けるのかと思えば終盤一気の逆転で連勝、まだ始まったばかりとはいえドラゴンズが単独首位に。去年は開幕2カード目のG戦で3タテ喰らって以後、5月に10連勝して急浮上するまで最下位近くをうろついていただけに、取り敢えず首位に立っているのにはホッとするかな。ジャイアンツ投手陣が崩壊している間に差をつけておかないと。

 今年は内国産が強い!!!
 2001.4.7(Sat)
明日は桜花賞。いよいよ競馬クラシックの開幕。で、今日のメインはニュージーランドトロフィー (NZT)。3歳(旧4歳)限定で外国産馬も出走できるマイル戦で、NHKマイルカップが新設される以前は「マル外(外国産馬)ダービー」と呼ばれた時期もあり、勝ち馬にはオグリキャップ・シンコウラブリイ・ヒシアマゾン・ファビラスラフイン・シーキングザパール・エルコンドルパサーなど蒼々たる名馬が並ぶ。しかもこの10年間は外国産馬のためのレースと化している中、今日の結果は、
1:キタサンチャンネル 2:[地]ネイティヴハート 3:(父)エアヴァルジャン 4:(父)メジロキルデア 5:(父)メイショウドウサン
…なんと着順掲示板を内国産馬が独占、しかも2着が地方所属で3〜5着がマル父(父内国産馬)。これだけ外国産馬が多くなった現在、この事態はけっこう異常だと思うのだけど。

 今年は内国産馬が強すぎる、という評価は何度も聞いていたけど、まさかここまでとは…。その中でも「圧倒的に強い」という評価の高いあの馬、はたして皐月賞でどんなレースをするのか。

 始動
 2001.4.8(Sun)
昨晩は花見で大阪に来ていたみみなが宿泊。ASKAのライヴDVDを見ている間に寝てしまい、起きたのは朝7時半。今度のライヴでやる曲のオケを聴いて貰った後、続きを見た。最近日曜の朝に見るのが習慣化しつつある(^^;)「仮面ライダー アギト」はビデオに録画したのであとでゆっくり見ます。そのあとみみなが持ってきてくれた奥田民生のDVDを見た。みみなは10時過ぎに出発。

今日はクラシック初戦・桜花賞。昨年の2歳女王で1番人気のテイエムオーシャンが直線持ったまんまで3馬身差をつけ圧勝。この強さならオークスも楽々持っていきそうだ。
 今年は牡牝揃って三冠馬が誕生する可能性があるような気がする。例年になく飛び抜けた馬がそれぞれ1頭いるからだ。昔、まだビクトリアカップ(エリザベス女王杯に改称後、現・秋華賞)がなく牝馬は二冠馬が最高だった(厳密には現在も牝馬クラシックは春のふたつのみ)頃、シンザンが三冠馬を達成した1964年、牝馬ではカネケヤキが桜花賞・オークスの二冠を取ったことがあったが、それ以来のことかな。このカネケヤキ、なんと秋は菊花賞に出て三冠を狙うシンザンに挑戦したのだけど(結果は三冠達成のシンザンの5着)
 まぁ今は牝馬3歳にも秋にレースが作られたからよほどのことがない限り牝馬が菊花賞に出てくることはないだろうし、そもそも牝馬三冠自体1986年のメジロラモーヌただ1頭しかいない。つまり牝馬が春の好調を秋まで維持するのが如何に難しいか、ということで、あのマックスビューティー('87)だってベガ('93)だって秋は負けているのだ(それでも馬券に絡んでいるだけエライが)。逆に、春のどちらか1戦を勝って秋を勝ったメジロドーベル('97)インターグロリア('77)ハギノトップレディ('80)といった馬の方が、古馬になってからも活躍したという印象がある(メジロラモーヌは4歳で引退、マックスビューティーもベガも5歳以降さっぱりだった)。さて、テイエムオーシャンの今後は如何に。

 削って詰める
 2001.4.9(Mon)
昨日の夜中、イキナリ歯が欠けた…。数年前にレジンを詰めた奥歯の、詰めた部分と元々の歯の境あたりから虫歯が浸食したのか、歯の表面が剥がれ落ちたような妙な状態になっていた。ほかにも以前から気になっていた虫歯があるので、朝から歯医者行きが決定。(T_T)

歯科医院に通うのは2年ぶり。先生が俺を憶えていてくれて、いろいろ話をした後治療を受けた。
 最近の歯医者はどこもそうなのかもしれないが、詰め物にアマルガム合金ではなくレジンを使う。アマルガムの場合、まず切削した穴の型をとり、専門の技師が型をもとに詰め物を制作し、それをはめ込む為に何度か通院しなければならないし、詰め物を作る都合上、切削箇所の地形(?)を平坦に整えるために悪くなっていない部分まで削ってしまうのだが、レジンの場合、最低限の切削で済むし、削ったところにレジンを詰めて重合させるだけだから、早ければ1回で治療が完了する。また、金属と違って、仕上がりも白くて見かけが自然なのもヨイところ。

まぁレジンも樹脂だから金属に比べると摩耗しやすい欠点はあるのだけど、この「早さ」は大きな利点だろう。以前は熱重合(加熱した2種類の原料を混ぜて、熱により化学反応の進度を促進させて固める)タイプのレジンを完全に固まる前に削った穴に押し込んで、あとから削って噛み合わえを整えていたような記憶があるが、京都に来てから何度かお世話になっているここの歯科医院では、ゴム状の原料を穴に詰めた後、青色の光を照射して重合を促進させる光重合タイプのレジンを使う。なんだか未来的な風景で、最初に治療して貰ったときはえらく感動したものだった。

思ったほど虫歯が進んでいた訳でもなかったようで、削るとき痛かったのはほんのちょっとだけで(幼少時、俺は削る時の痛さと、待ち時間から聞かされるアノ音が怖くて、歯医者に行くのが大嫌いでした…。その割にはしょっちゅう虫歯になっていたけど)、2カ所とも今日1日で治療が完了した。これで当分は大丈夫かな。…けど、やはり歯磨きはしっかりしましょう

 焦げる寸前 (K先生に非ず)
 2001.4.12(Thu)
毎度の事ながら、また詞で煮詰まっている。まぁ今年は曲の方であまり悩むことなくここまで来ているので、去年に比べりゃまだマシだが…。文章を練る時間と頭をできるだけ詞に回したいという意識が働いてしまって、日記・BBSのお返事などが当面おろそかになるかもしれないけど、どうぞご了承下さい。

今日は雨模様だったということもあって、鼻の調子もまずまず。夜、とっちゃんからの電話でいろいろ話した後、試しにライヴでやる予定の曲を通しで唄ってみた(詞のできていない部分は仮歌または1番の歌詞の繰り返し)ら、意外と声が出たのと、けっこう詞を暗記できていたので少しだけ気分が良くなった(笑)。詞の方もちょっとだけ光が見えた…気がするが、本当にそうなのかどうかはこれから。(^^;)

 2週前
 2001.4.14(Sat)
今日は朝から自転車で御池の「ゼスト」(地下鉄東西線の開業と同時にできた地下街)へ。実は、今日から全国の新星堂でCHAGE&ASKAのCD-ROMを無料配布するのだ。専用のソフトをインストールして、4月25日に出る新曲「ロケットの樹の下で」「ふたりなら」を試聴できるほか、インタビュー映像も収録されているという。
 この無料CD-ROM配布、つい数日前に開設されたばかりの(キティMME内の)C&Aのサイトで告知されたのだが、10時30分の開店前にけっこう人が並んでいた。今日発売のCDって何かあったかな?と考えていたら、皆C&AのCD-ROMをもらいに来た人達だった。一時のブームはとうに過ぎているし、この状況は少々意外な気もしたが。
 で…、無事にCD-ROMをゲットできたのだけど、新曲を試聴するためのソフトはWindows用なので、Mac Userは聞くことができないのね(^^;) まぁどうせ発売日に入手するだろうし、インタビュー映像はMPEGだからQuickTimeで見られたけど。

今夜はひょっとするととっちゃんが来訪するかも。…続編のレコーディングになるのか!?
 25時過ぎにとっちゃん登場。…で、ネタを録音したのだが…、皆さんご期待のモノではなく、もはや曲ですらなかったりして…(^^;) でもそのうちMP3で公開するでしょう。(^^;;)

 まず1冠
 2001.4.15(Sun)
とっちゃんは昼近くまで寝ており、こちらは8時前に目が覚めたので一人でMacに向かって作業。なんとか1曲、詞を書き上げた…(というか去年演った曲の手直し。けっきょくフレーズが増えたため、行数でいうと昨年版の19/18を書き直し)。また、昨日から制作に入っていた効果音もなんとか完成。さて、あと残るのは1曲の詞とコーラス録音だ…。

皐月賞。アグネスタキオン の三冠馬への挑戦を阻む者は果たして現れるのか!?
 1冠を獲る前から「三冠なるか」と騒がれる馬は少ない。去年のエアシャカールだってそういう話が出たのは皐月賞を勝ってからだった。皐月賞の前から三冠馬の話題が出たのはここ10年間ではトウカイテイオー('91,二冠)ナリタブライアン('94,三冠)くらいだろう。まぁテイオーもブライアンも強力なライバルが少なかったという理由はあるんだけど。
 今年の場合、例年のレベルならジャングルポケットで皐月もダービーも楽勝だった筈という見方が強いし、骨折や病気で出走断念したアグネスゴールド(フサイチゼノンの全弟)・メジロベイリー(メジロブライト の半弟)や、皐月に無事に出てきたボーンキング(フサイチコンコルドの半弟)・ミスキャスト(ノースフライトの仔)といった超良血馬たちが順調に出世し、外国産馬が出走できるレースでも勝てないほど内国産3歳のレベルが高い。それでも皐月賞前から三冠を騒がれるほど、タキオンの能力は別次元という評価なのだ。

さて、皐月賞。パドックから輪乗りまで3番人気ジャングルポケットが落ち着かない。共同通信杯の時にも感じた幼さがまだありそう。ところがゲート入りでなんとアグネスタキオンが嫌がって、目隠しをしてゲートイン。ほんの少しだけ波乱の要素か…?
 で、スタート。1枠1番で最も内側のジャングルポケットが出遅れた。タキオンは好位置をキープ。もう一頭の「ダービー馬の弟」4番人気ボーンキングは1コーナーでの混雑に巻き込まれ、その後も何度か不利を受けて後方のまま。出遅れたジャングルポケットだが4コーナーでようやく出てきた。が、既にタキオンは先頭。けっきょくタキオンがあっさり勝った。河内はこれで5つのクラシック全てに勝ち(史上5人目)、史上3人目となる8大競走(クラシック5戦+春秋天皇賞+有馬記念)全制覇にもリーチが懸かった(残るは秋天)
 1馬身半の差で2着ダンツフレーム、ジャンポケは出遅れが響いた形の3着。逆にいうと、あれでよく3着に来られたな、という印象。やはり能力は高いのよ。まだお子様だけど。

けどタキオン、勝つには勝ったけど100%の仕上がりではなかったような気がする。直前のケイコでも、ウッドチップコースに入るのを嫌がったり併せ馬で遅れたりして不安要因に書き立てられてはいたが。前走の、あの不良馬場の弥生賞を5馬身差ぶっちぎって勝った疲れなのか、それとも「皐月賞は80%の仕上がりでも楽勝できる」と先を見越して超余裕カマシてただけのか!? どちらにしろ、今迄でもっとも普通な勝ち方ではあった。
 次は日本ダービー。弟弟子・武豊に続く河内のダービー連覇、史上初のダービー兄弟連続制覇、そして7年ぶりの三冠に王手がかかる。果たして、ぶっちぎって勝てるか…!!??

出演者も大幅に増えた「笑う犬の冒険」だが、「アナウンサー学校」にOBとして露木アナ(もうフジを退職したんだっけ?)が登場。いや、笑った。あそこまでやってくれるとは(^^;;;)