時々日記:2001.2.16-2.28
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 遊ぼう。
 2001.2.17(Sat)
胃腸の方はかなり回復。数日間ヨーグルト・スープ・お粥だけの生活を続けていたが、昨晩からやっと食事らしい食事を摂れるようになった。

は? 宇田麻衣子も寿退社かい。しかも笹川良一の孫? …しかし、これで4月からの「プロ野球ニュース」土日は荒瀬アナで決まりかなぁ。まだ他があるかもしれないけど、未経験の若手を育てるのはまず三宅さんのアシスタントで、という気がする。将来を期待して経験の少ない若手を抜擢し育てようとしたらイキナリ寿退社、という大橋マキでの失敗(?)にフジも懲りてほしいものだが…。

4年ほど前に、公楽荘で唄うために作った曲があって、そのあたりがキッカケで「公楽荘トリビュートアルバム」構想も出てきたんだけど、言い出した俺自身が自分の曲を気に入っていないこともあって最近はほとんど進展がない。
 「今年が10周年なんだし、こっちの計画も進めよう」というタカハシ氏のお言葉もあって、ようやく自分の曲もやり直す気になった…というか、やり直そうとしたのはこれで5回目位なんだけど(苦笑)。詞がストレート過ぎるのは企画モノっぽいものだから仕方ないにしても、一貫して気に入っていないのはとにかくアレンジ。正確にはアレンジのパターンを他に思いつけなかった自分の感覚が嫌だったのかもしれない。
 で、昨日ふとアレンジの新たなアイデアが浮かんで打ち込み始めたところ、初めてイイ感じが掴めた気がした。この方向性で仕上げていこうと思う。また、詞が企画モノだからちょっと一般的でない(^^;)ので、ライヴ等で使えるように一般的な内容の詞も書くつもり。こちらは以前からテーマも決めていて書き始めているが、俺にしては珍しい世界の詞になりそう…って、いつもの俺の世界って一体どんなだ(笑)。

で、このあと夜に京都で飲み会を終えた狂授が来た。先日、博士号を無事に取れて、某大学の教官に採用も決まって、春から京都に舞い戻ってくるんだけど。今日は俺が酒あまり飲めないけどお祝い。いろいろな話をしつつ、やっぱコレを狂授に見せなくてはということで「笑う犬」の「デスラー」ネタをビデオで見せた。やっぱウケてたな。

 400gの感覚
 2001.2.18(Sun)
昼過ぎに狂授と百万遍で一緒に昼飯を喰った後、狂授はお帰りに。

今年最初の中央G1・フェブラリーSは予想外のノボトゥルーが勝ち、K先生の15連敗が確定。
 今回のフェブラリーSにはノボトゥルー・ノボジャックと2頭の「ノボ」の馬が出走してきたが、「ノボ」の馬といえば思い出すのが昨年の春。天皇賞(春)でノボエイコーオーが、翌週のNHKマイルカップでノボジャックがシンガリと、2週連続G1シンガリの記録を達成(^^;)したものだから、僕の頭の中では「ノボ軍団=連続シンガリ記録を狙うお笑い軍団」というかなり間違ったイメージが出来上がってしまっていたのだが(苦笑)、よく見たらノボトゥルーってけっこう良血馬なのね。東京のダートで4勝しているし、おまけに鞍上はペリエだし、確かに勝って不思議はなかったのかもしれない。…と気付くのはK先生も含めてレース後の話だった、と。(^^;)

しかし凄いのはやっぱ岡部。僅か400gの鉛を落としたことに気付いて再検量を申し出るという感覚は流石。過怠金3万円を科せられたそうだが、たしか後検量で1kg以内の変化だったら失格にもならない筈なんだけどね。そのウイングアローに再検量の影響があったかどうか、今年初戦ながら凄い追い込みで2着を確保。今年になって初戦、ぶっつけでG1ということやドバイへ向けて1戦叩きと考えれば十分に満足できる結果じゃないだろうか。
 でもいちばん笑えたのは、K先生が早々に切り捨てたトゥザヴィクトリーが逃げ粘って3着に残り、馬券に絡んだことかな(笑)。やはりK先生の予想は見逃せませんなァ(笑)。

 1407年前
 2001.2.20(Tue)
法隆寺五重塔の芯柱の伐採時期が594年と断定されたそうだ。これによって「再建説」に落ち着いた筈の法隆寺再建・非再建論争が再燃するかもしれない。
 「芯柱の伐採時期が594年と断定された」のは、「年輪年代法」で年輪を精密に調査した結果によるもの。伐採時期が確定している木材の年輪を調べ、年輪幅の変化パターンと文献などを照合して各年毎の気象的な特徴(異常気象のあった年など。人間でも大きな病気の後など指の爪に段差ができるなど体調の変化を示す痕跡が残ることがあるが、それみたいなものだな)を割り出し、このデータの積み重ねから、現在では年輪の特徴で「XX年に形成された年輪」ということが分かるので、特徴のはっきりした年輪から外側に向かって計算すれば伐採時期を割り出すことが可能になってきている。樹齢100年以上の木材ならほぼ間違いなく断定できるそうだ。それで今回の結果となったのだが、こういうことまで断定できるようになった現在の技術は凄いよね。

この594年というのはちょうど聖徳太子が摂政に就任した頃で、607年頃とされる法隆寺の建立よりも10年以上も前。それだけに謎は深まるし新説がいろいろ出てくるだろう。既にあった寺の塔の柱を転用したものなのか、あるいは何らかの事情で原木が保管されていたのか…。
 従来は「日本書紀」の記述から、607年頃に太子が建立した法隆寺は670年に全焼し、その後711年頃に再建されたものと考えられていた。明治時代には「再建・非再建」を巡る論争が激しく起こったが、その後「再建説」が有力になり、また発掘調査で創建当初の伽藍跡と考えられる「若草伽藍」が発見されたことから、再建説で確定したものと考えられてきたのだが…、今回の発表は解けた筈の疑問を再び引き戻すことになるかもしれない。このあたり今後も要注目だ。

 花柄と斑
 2001.2.22(Thu)
…なんじゃ、この新iMacの柄は。(^^;)

今日から幕張でMacWorld Conference & Expo/TOKYOがスタートし、昨年に続いて今年もSteve Jobs自ら来日して基調講演を行うことが分かった時点で何か発表があるとは思っていたのだが…、このiMacの新柄、アメリカはどうか分からないけど日本じゃ売れそうにないなぁ(苦笑)。まさか「102」公開に合わせた訳ではないだろうけど(^^;)どうせ"Blue Dalmatian"という斑柄をやるんだったら、GATEWAYと間違えそうな白黒の斑柄も作ってたら面白いのに(笑)。…あ、SOTECの時と逆に訴えられかねないか(^^;)

新しいiMacのラインアップからはDVモデルが消えて3グレード全て"iMac"になったが、DVD搭載機が消えたのが残念。Power Mac G4もそうだが、今年に入ってからのAppleはDVDを一時的にほっといてCD-Rに力を入れている(遅蒔きながら、という感が強いが)。iTunesなど、同時に使いやすいソフトも作ってきているあたりが実質唯一のソフト/ハード一括製造メーカーらしいところだけど。そのiTunesも1.1が登場し、外付CD-Rドライブでの書き込みに対応しはじめた。今後が楽しみではあるが、これだとホントにサードパーティーのCD-Rソフトが絶滅しかねないなぁ。
 DVD-R/CD-RW両方を書き込めるドライブは現在Power Mac G4最上位機のみに搭載されているが、iDVDというソフトを作っていることを考えても、今後DVD-R/CD-RWドライブの供給可能数が増えたり、DVD-ROM読込専用+CD-RW読み書きドライブ等の供給が決まった時点で再びDVDに力を入れるのではないかと想像する。

フジテレビがスワローズへの出資額を増やして出資率を20%に増やすそうだ。多チャンネル化に向けてソフトを確保したいメディアと、有力選手の高年俸化が進み資金を必要とするプロスポーツとの関わりが更に強化されるであろう趨勢の中で、まぁ予想されたことだけど、フジテレビですらG重視の現在の報道姿勢がはたして変わるかどうか。
 そのフジテレビの株を文化放送が保有株の大半を売却、その売却益で筆頭株主の旺文社から自社株を買い取るんだそうで、文化放送が独立色を強めるということなのかな。

 さよならDJ
 2001.2.23(Fri)
「ミュージックステーション」に宇多田ヒカルが出ているぞ…。へ? 宇多田と矢口真理(モーニング娘。・タンポポ・ミニモニ)と同い年で誕生日が1日違いなの?…見えんなぁ。どちらがイイかはまぁともかく(^^;) 花*花がaikoを「姉さん」と呼んでいるという話も笑った。それって関西の芸人同士の呼び方じゃん(笑)

今週の「音楽寅さん」はヒドかった(笑)。見ていたのはネットに繋いでる最中で、あとでキャッチホン2の留守電に入っていたとっちゃん「…おい、誰か桑田を止めてやれ…」の一言が全てを語っている(^^;)。あそこまでやっていーのか?(^^;) もしかして桑田さん、今後テレビに出ない覚悟で遊んでいるんじゃないだろうか(笑)。木梨憲武がよその番組に出てくることも珍しいと思うんだけど。

夜中に「野猿のオールナイトニッポン・コム」を聴いた。ANNを聴くのも随分久しぶりだなぁ。10年以上前、高校生〜受験生の頃は毎晩ラジオを聴いていたものだが。「オールナイトニッポン」も今は僕が毎日聴いていた頃とは体制が変わり、22時〜24時の「スーパー」・深夜1時〜3時(かつての1部)の「コム」・3時以降(かつての2部)の「R」と3部体制を基本に、更に30分枠など細分されたところもあるようだ。パーソナリティーの人選の傾向は相変わらず、という気がするけど。
 さて、放送の方は予想通り10年前の「とんねるずのオールナイトニッポン」と同じノリが懐かしかった。なにしろジングルも10年前のものを使ってくれたし(すっげー懐かしかった…)。当時のハガキ職人が揃ってハガキを出してきていたのも笑えたが。

 頑張れェ〜負けんなァァ〜力の限り生きてやれェェ〜
 2001.2.24(Sat)
先週に引き続き狂授が来訪。「桑田圭祐の音楽寅さん」や「笑う犬」など、狂授が気に入りそうなビデオを色々見せたら案の定ハマってました(笑)。
 特に狂授はこのテのものが好きだろうと予想していた「小須田部長」シリーズはかなりハマった挙げ句、「小須田部長と原田の役回りをさだまさしと廣田マネージャーに置き換えたら…」という発想を出してきた辺りがさすが狂授らしい(笑)。つまり、コンサート会場の条件がどんどん過酷になるという(笑)。具体的なネタは当面ナイショだけど、たぶんMDで録ったりシナリオをWebや会誌に載せたりすることになりそうかな。もぉ次々とネタが出てきて笑った。こーゆーコトになるとどんどん発想が浮かぶし(笑)。
 それにしても、とっちゃんも狂授も、俺の下宿に泊まってネタを思いつく頻度が高すぎるような気がするのだが…(^^;;;)

 絶版
 2001.2.26(Mon)
最近、このページで遊んでみることが多い。入力する3人の名前はいろいろ。まぁCGI自体はそんなに難しいモノではないと思うけど、かなり笑える。お試しあれ。

…ついに1/12スケールのザクが登場する。来年発売を目途にバンダイが開発中だそうだ。1/12ということは高さ1.5m。昔ポピー(超合金で有名。現在はバンダイに合併)にあったジャンボマシンンダー(たしかそんな名前だったような…。幼少時、グレートマジンガーを持っていた)というソフトビニール製の玩具よりもデカい。値段も10万円台になるらしいけど。かつてバンダイは「バブルキャスト」という発泡スチロールのような材料で1/30のザクを出したことがあるが、今回は通常のプラモデルと同じスチロールやABSといった素材で作られるらしい。さて、どんなの出てくるんだろう。この勢いで行くと将来的には自動歩行モデルとかホントに出てきそうだな(笑)。

3月に登場する百式の次のMGモデルはRX-78GP03S:ガンダム試作3号機(ステイメン)に決定したそうで。流石にオーキスは無理でした(当たり前だ…)。これで、現時点で映像化されている「逆襲のシャア」以前の宇宙世紀のガンダムタイプMS (ただしサイコガンダムを除く)は全てMGシリーズで登場することになる。
 GP03"デンドロビウム"は、MGシリーズ・HGUCシリーズの開発にも関わっているメカデザイナー・カトキハジメのアニメ業界でのデビュー作だけに、自らのデザインをリファインする思い入れはいつも以上に強いだろう。驚いたのが、設定では構想がありながら劇中で使うシーンがないためボツにされたコアファイター内蔵をMGで再現すること。GP03S本来の全方位球形コクピットと選択できるようになるらしいが。

また、11年前に当時の最新技術を使って開発され、現在のMG・PG・HGUCの嚆矢になったRX-78"初代"ガンダムのHGモデルが近々絶版になるそうだ(これに伴い、同じ1/144スケールで新たにHGUCシリーズでRX-78-2ガンダムが登場する)。なにしろ20年前に登場した一番最初のガンプラのキットがいまでも生産されている位で、ガンプラで絶版が決まるのはきわめて珍しい。どうも金型の老朽化が激しいらしいんだが。
 HG(ハイグレード)は1990年当時「ガンダムを新技術でリファインする」コンセプトで始まった新シリーズのキットで、プロポーションや可動範囲の向上・1/144でコアファイターの内蔵・多色成形技術による色分け済みのパーツや組み立て済みで成型されたボールジョイントなどを持つ驚異的なキットとして登場し、現在の新ガンプラブームの基礎になったキットといえる。

その後、MG・PGという更に上級グレードのシリーズが登場し、現在ではHGはスタンダード的な位置づけになった。また、3年ほど前から「旧キットのリファイン」というHG当初のコンセプトと同じ「HGUC」シリーズが始まり、比べると見劣りしてしまう初期MGの4キット(ガンダム・MkII・Z・ZZ)もHGUCでの再々開発の要望が高かったようだが。
 MG以降の最近のキットでは、塗装派のニーズにも応えられるよう、パーツ毎の色分けになっており、HGの4キットほど多色成形技術が駆使されている訳ではない(そのかわりパーツ分割が細かいが)。1パーツを多色成形する特殊な金型だけに、金型にもかなりの負担がかかり老朽化が早かったのかもしれない。
 僕はHGモデルが登場してから2年後くらいに4キットとも作って、その後数年のブランクを経てMGにハマり現在に至る訳だが、いろいろな意味で思い出深いキットではある。絶版というのはやはり寂しい。
 なんといっても、初期HGであるこの4キットのインスト(組立説明書/解説書)には、カトキハジメのイラストがふんだんに使われ、MGのインストよりも詳しい機体解説が載っており、これが絶版によって消えてしまうのがいちばん残念かな。

 幕引き
 2001.2.28(Wed)
大橋・宇田に続き荒瀬アナまで退社が判明し、一体どうなることかと気になっていた「プロ野球ニュース」だが、番組自体がこの3月で終了することが判明。4月からは月〜土が「感動ファクトリー すぽると!」というタイトルになり、日曜は「スーパーナイト」「ニュースJAPAN」と統合されて22:30から2時間15分の生番組を始めるそうで、間に挟まっていた「ミュージックフェア」がなんと土曜18時台に飛ばされてしまうことになった(これも寂しい話だが…)
 内容的にさほど変わらないことが予想されるとはいえ、25年間続いた「プロ野球ニュース」の名前がとうとうなくなってしまうのが残念。やっぱあの相次ぐ退社が響いたかなぁ。「Love Love あいしてる」も終わってしまうし、今回の改編は個人的にはちと寂しい動きになりそう。

本日の次回予告:「いきなり次回予告!」より)
 死んだと思っていたとっちゃんりょーかんの目の前に現れた。
 喜びに胸を震わせ熱く抱き合う二人。
 しかし、とっちゃんの正体は
クローンだったのだ。
 世界征服の野望をたくらむ狂授に操られるとっちゃん
 果たして二人の運命は・・・。

 次回
「真実の愛は地球を救えるか?」乞うご期待!