時々日記:2000.12.16-12.31
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 ステーキは頂けても知子のラムちゃんは頂けませんなァ
 2000.12.17(Sun)
…いやぁ、ものすごいモノを見させられたというか(笑)。暫くうなされそうだ。しかしこの1ヶ月ほど「笑う犬」のテンションがえらく高かった気がする。いつの間にか「デスラー」も定着してしまったし(笑)。

 高円寺の昼と千億の夜
 2000.12.19(Tue)
なんだ、「BASTARD!!」が「ウルトラジャンプ」(月刊)に移って連載が始まったのか(苦笑)。これまでの週刊「少年ジャンプ」でも月イチ連載だった筈(もっとも、ここ半年くらい載っていなかったが…)だから連載ペースは変わらない筈だが。
 そもそも「BASTARD!!」って最初は週刊ジャンプにきちんと週刊で連載されていたのが、そのうち掲載予定頁数の半分を落とす(残りは新人作家の読切で穴埋め)見開きがコマ割りとネームだけで掲載されるわ(つまり吹き出しとセリフと記述による大雑把な描写だけ。これはこれで衝撃的だったが…)という江口寿史状態が頻発し、流石に編集部も業を煮やした(?)か、第2部に入って間もなく唐突に連載が打ち切られ、しかし根強いファンの後押しもあって年4回刊の増刊に移って連載を再開したという経緯を持つ作品である。

そんな訳で、連載開始は現在の「ジャンプ」では「こち亀」(ま、これは別格だが)・「ジョジョ」に次ぐ古さ(1987年だったかな?)でありながら、単行本が21巻までしか進んでいない(笑)。そのくせ萩原一至、コミケには毎年出してるらしいし(笑) 富樫義博・武内直子というマンガ界の超大物夫婦が出逢った合コンを主催したのもこの人らしいし(笑)。んなヒマあったらさっさと「バスタ」描けってば(^^;)

その後、佳境に入った第3部を中断(残りはいまだ未公表)する形でふたたび本誌に戻され、月イチ連載で第4部を始めたのだが、これも途中で「ウルトラジャンプ」に移ることになった訳だ。今回は今迄の続きをそのまま続けているので、新連載でありながら「背徳の掟編:21」なのがオカしいぞ(^^;)。
 いま思えば、「BASTARD!!」が少々ムリな形で本誌に戻されたのは「ジャンプ」にかつてのような勢いがなくなったことも理由だったのかなぁ。「ドラゴンボール」や「SLAM DUNK」など人気連載を数多く持っていた頃だったら、まずそんな事はしなかったんじゃないか。俺も「封神演義」終了を機に買うのやめて立ち読みで済ませてるし。

久々にとっちゃんと電話で長話。今年はずっとソロ活動(?)だったが、来年あたりは何かできれば、と思う。

 今迄の僕は
 2000.12.20(Wed)
検査結果が出た。依然として肝機能の低下状態は続いているものの、様々なデータの数値がかなり改善されており、最初に検査したときのヒドさからは脱したようだ。まだまだ油断はできないけど。食事面など、自己管理の見直しだけでもこれだけ成果が出てきたのはちょっと自信になったかな。まだウエイトコントロールにまでは至っていないが…。

 小さな咳をひとつしただけで
 2000.12.22(Fri)
CHAGE&ASKAのFC会員向けのクリスマスカードと「A・WEEK閉店のお知らせ」ハガキが一緒に届いていた(笑)。なんだかなぁ。

そういえばCHAGE&ASKAが1月1日付でヤマハ・ミュージック・コミュニケーションズからユニヴァーサル・ミュージックのキティMMEに移籍することになったが、なんだか良く分からないなぁ。C&Aは中島みゆきと共にYMCの役員兼芸人として設立に関わり、看板アーティストとして(とはいえこの1年間はソロ活動だったのでリリースされたのはASKAソロシングルと昨年のC&AのカウントダウンライヴのDVDくらい)活躍したが、経営に目処が立ったということで海外活動も考えてユニヴァーサルに移籍するとのこと。
 …ソロはどうするんだろう。一時期C&A本体だけポニーキャニオンでソロは東芝EMIだった時期があったから、ソロはYMCのまま、という可能性もあるが。

もともとチャゲアスはヤマハのポプコン出身で、プロデビュー後もずっとヤマハ音楽振興会に所属し、レコードの原盤制作権もヤマハが持つ(レコード会社は単に販売を担当で、移籍すると旧譜も移籍先からの発売になる)
 ただ、抱えるスタッフの多さや活動規模などの事情から、15年ほど前からは中島みゆきの「あいらんど」同様、ヤマハとの関係を保ちつつ別の個人事務所「リアルキャスト」を設立し所属となっていたのだが、ここ数年でリアルキャストは独自のアーティスト(松本晃彦、上田まり etc.)を抱え、リアルキャスト以外にC&Aやスタッフの出資による「ロックダム」を中心とするレコーディングスタジオ「バーニッシュ・ストーン」やレコード会社「PROVE」、FC管理&グッズ販売会社「FOR」、エンジニア集団など複数の会社によるグループが形成されてきており、この秋にはC&Aデビュー時からのマネージャー(当時はヤマハ社員)でリアルキャスト社長だった渡邊徹二エグゼティブプロデューサーが引退してロックダムがリアルキャストを吸収したことを考えると、C&Aもヤマハから離れつつあるのかもしれない。もうギターもCHAGEがGibson、ASKAがMartinやGuildと、今じゃヤマハ製のは使ってないもんなぁ(笑)。

 ついでに騎手まで振り落とす
 2000.12.23(Sat)
有馬記念の前日。今日はジャンプG1の中山大障害。中山大障害は伝統あるレースで、有馬記念ができる前は暮れの中山開催最大の名物だったそうだ。以前は天皇賞同様に春・秋の年2回開催だったのが、昨年から障害重賞にグレード制が導入されたのを機に春を「中山グランドジャンプ」に改称し、従来の「中山大障害」は暮れの開催だけになった。ジャンプG1はこの2つだけ。まぁバンケットや大竹柵があるのは中山だけだから仕方ないかな。
 日本ではどうも障害はマイナーだが、これはJRAの方針のせいのような気がする。コースの準備の都合もあるのだろうが、中山グランドジャンプ・中山大障害以外は重賞でも何でも常に5レースあたり、つまり食事時で観客も少なくテレビ中継もない時間帯にやる訳で、その面白さを知らない人が多いんじゃないだろうか。イギリスやフランスでは平地競争より注目度の高いレースだって沢山あるそうだ。中山大障害も折角のG1なんだから、日曜のメインレースにすればいいのに。先週なんか土日にG1がなかったんだから、ここに組み込むとか。

で、レースの方は最初の障害でいきなり3番人気のヤスノテイオーとK先生ご指名のヨイドレテンシが落馬。両頭はそのあと、騎手ナシでカラ馬のまま「俺のレース」を続け、ヨイドレテンシは先頭から3頭目あたりをずっとキープして、途中じゃ先頭に立っていたし(^^;)、ヤスノテイオーは後の方で斜行して他の馬のジャマしていたし(^^)。(落馬してるから降着処分にもできないしねぇ…)
 結局、勝ったのはランドパワー。かつてランドプリンスなどを出した「ランド」の冠号はオールドファンに懐かしい名前と勝負服。春の中山GJを勝ち圧倒的な1番人気に推された8歳馬ゴーカイが2着。障害競争は比較的メンバーが固定することもあって実績馬に対する斤量がかなり過酷になるケースが多く、これを避けるためかつて当時の最強障害馬ポレールが一戦叩くために天皇賞を使ったことがある位だ。ゴーカイも相当な斤量を背負っていたことと思うが、そろそろ世代交代なのかな。
 なお、競馬関係のBBSでの報告によると、カラ馬で先行集団を好走したヨイドレテンシは、ゴール板通過後、自分で装鞍所まで戻ってきて自ら3着のゲートに入ったそうな(笑)。いや、よくデキた馬やな。

一方の阪神競馬場ではGIII・ラジオたんぱ杯3歳S。朝日杯に出走しなかった3歳馬の大物が揃うレースだが、特に今回は早くもクラシック候補の呼び声高い2頭:ジャングルポケットクロフネが出走して注目を集めていた。特に連戦レコード勝ちを収めているクロフネは、外国産馬のクラシック出走が認められる来年にいきなり「外国産馬初のダービー馬」候補とまで評価されているから注目していたのだが…、この2頭を2・3着に従えてレコードで勝ったのは今年のダービー馬アグネスフライトの全弟アグネスタキオン
 アグネスタキオンの母アグネスフローラは桜花賞馬、祖母アグネスレディーはオークス馬という「アグネス」の超良血で父サンデーサイレンス。なおSS×アグネスフローラの仔は上からアグネスタカオー(鷹王?)・アグネスフライト・アグネスタキオンと続いているが、どんどん馬名が高速化している気が…(笑)。となると次はやっぱアグネスワープで決まりか?(^^;;;)

 まだ消え残る君への想い
 2000.12.24(Sun)
有馬記念。 テイエムオペラオーの重賞8連勝・GI 5連勝の空前の記録がかかる。ここ数日、スポーツ新聞はテイエムの弱点探しに躍起になっており、追い切りのタイムが良くないとか的場騎手に乗り変わるナリタトップロードがいいとか書き立てているが、まぁどう見てもテイエムが強すぎでしょう。国内じゃほぼ全部勝負付け終わってる、という感じだし、JCでの4歳馬の惨敗ぶりを見ると、4歳馬がテイエムに追いつけるのは早くて春天かな…という気はしていた。
 で、レースはテイエムが馬群の後方に完全に包まれてしまい、前にも外にも持ち出せないまま4コーナーに差し掛かってしまうという予想外の展開。いくら切れ味鋭いとはいえ超密集状態のあの馬込みの中で前が開くとはとても思えず「今度ばかりは流石にアカンか…」と思ったその時。前で粘るダイワテキサスをメイショウドトウがかわして先頭に立とうかという時、後方から唯一頭ケタ違いの早さで何かが飛んできた…
テイエムオペラオー!! メイショウドトウのわずか前に出ると、後は遂に誰にも抜かせず先頭でゴール。シンザンもシンボリルドオルフも為し得なかった年間無敗(8勝・すべて重賞・うちGIを5勝)を達成。一旦先頭に立てば誰にも抜かせない勝負根性と闘争心は驚異的なモノがある。
 テイエムの竹園オーナーは単勝100万円・メイショウドトウとの馬連200万円をそれぞれ1点買いだったそうで、つまり馬券だけで500万円以上を稼いだことになる。…もっとも、オーナーの手元に本賞金の何割か入ってくる訳だし、ことしからJRAが定めた
「同一年に秋天−JC−有馬を3連勝したらボーナス」の2億円も全額が手に入るワケだから、500万円くらいハシタ金なんだろうけどね…。さほど血統がいい訳でもなくセリで1000万だった市場取引馬が17億円を稼いだのだ。

ただ、これほど強いのにテイエムオペラオーには「華がない」とよく言われてしまうのが可哀相ではある。社台・メジロ・シンボリといった名門牧場やオーナーの生産or所有でなく、サインデーサイレスやブライアンズタイムといった人気種牡馬の産駒でもなく、武豊や岡部、横山典といった人気・実力ともに既に周知の人気ジョッキー騎乗でもない(まぁその分和田竜二はことし一気に名前を売ったが)という、話題になる要素がちょっと少ないのが原因なのかなぁ。

それにしてもメイショウドトウはこれで4戦連続でG1を2着、すべて負けた相手はテイエムオペラオー。1992年にカミノクレッセが春天−安田−宝塚と距離適適性も何もあったモノじゃない(3200mの次にマイル戦!!)3連続GI・2着となり、最近ではご存知ステイゴールドが1998年に春天−宝塚−秋天でやはり3連続GI・2着を達成しているが、4戦連続というのは初めてだろう。
 かつて、よしだみほセンセが「馬なり1ハロン劇場」で
「2着は悲劇だが3着はお笑い」と喝破した?が、カミノクレッセはその後成績がパッとせずシャコーグレイドやナイスネイチャとともに「イマイチ君」の代表的存在になってしまい、ステイゴールドも今年目黒記念を勝ってようやく4勝目と初重賞をモノにしたくらいで、圧倒的1番人気で2着になるなど「ブロコレ倶楽部」シルコレ部長の役職を十分すぎるほど果たしている(笑)など、2着馬でもその後勝たないととお笑いになってしまうケースが多い。
 それに比べるとメイショウドトウは秋G1で徐々にテイエムとの着差を縮めるなど惜しいレースが続いており、イマイチという評価よりは「最強の2着馬」「悲劇の馬」という評価になりつつある気がする(もっともメイショウドトウも、去年の今頃は六甲Sを1番人気でシンガリ負け喰らうなど捨て身のお笑いをカマしていたらしいが(笑))。メイショウドトウがこのあと「強い馬」「あの4連続GI・2着は悲劇だった」という評価にするためには、今後の彼の成績にかかっているのだ(もっとも「馬なり1ハロン劇場」では既にJCでブロコレ倶楽部から勧誘がかかっていたが…、まぁ最強馬テイエムオペラオーだってブロコレ倶楽部会員なんだし)

的場騎手に乗り変わったナリタトップロードは9着。的場さんは自身の有馬記念3連覇がかかっていた訳だが、かつてライスシャワーでミホノブルボンの三冠を阻止しメジロマックイーンの春天3連覇を阻止するなど「3」絡みの記録阻止が有名な人だけに、どうやら自らの3連覇を阻止してしまったらしい(^^;)。これ、絶対に競馬関連の雑誌投稿やマンガ、BBSなどでネタにされるだろうなぁ(笑)。

ことし数年ぶりに復活したJR東海「クリスマス・エクスプレス」CMの1分バージョンが昨日・今日だけの限定で流れていた。今年の場合は、スタート時は15秒(2パターン)のCMを流し、クリスマスが近づいてから30秒バージョン(1分バージョンのダイジェスト)を、そして最後に1分バージョンの登場となったわけだが、10年前にこのCMへの出演をきっかけに世に出ていった深津絵里牧瀬里穂が天使?役で今年のCMに出演していたのが話題。
 今回のCMの1分バージョンでは、その当時のCMの1シーンがほんの一瞬だけ挿入されていたが、…
いやぁ、可愛かったなぁ(笑)。しかし、メイクが如何にも10年前ってカンジだな、今見ると…(特に深津絵里)。ま、2人とも俺とほぼ同年齢だもんな、考えてみりゃ。牧瀬里穂が出た時のCMは、プレゼントを抱えた彼女が名古屋駅コンコースの柱の陰で恋人の到着を待っているものだったけど、あの当時、俺は河合塾に通うために毎日名古屋駅を通り抜けていたし(笑)。
 あれから10年が経ち、新幹線にも「のぞみ」が登場し、看板車両も2階建車連結のシャークノーズ100系から300系を経て今では700系のカモノハシ顔が看板である(東海の場合)。しかし、10年経っても山下達郎のあの曲だけは変わらない。何度聴いてもやっぱ名曲です。…あまり思い出したくない出来事も含めていろいろ感慨にヒタるよなぁ(苦笑)。
 ふと気付いたのだが、以前のこのCMでは
新幹線に乗ってやって来る彼氏を駅で女の子が待っている、というストーリーが大半だったような記憶がある。それが今回は、仕事で逢いに来られなくなった彼氏のところへ女の子の方から新幹線にとび乗って逢いに行くストーリー。この10年間での最大の変化はもしかしたら…、ということか。これもストーリーの意図に含まれているのかな。

 栄光の記憶
 2000.12.26(Tue)
今日から帰省。午前中の早めに移動するつもりだったが、朝からひどい頭痛で、少しおさまるのを待って昼頃に出立。新幹線に乗ったが、米原〜関ヶ原のあたりは けっこうな雪で、定刻通りに到着できるか不安になったが結局は定刻通りに名古屋着。
 東海道線に乗り換え金山で名鉄に乗り換えたら、来た半田行の普通電車が7000系パノラマカー。かつては名鉄の一枚看板だったパノラマカーも1000系パノラマスーパーの登場後は看板から降りた。数年前に特急運用から撤退し廃車も出ており、最近はなかなか乗る機会も少ない。いつもなら急行に乗るのだが、今日は時間的に余裕もあるし、各停のパノラマカーの最前列に乗り込んだ。車内はガラガラに空いている。パノラマカーの中でも最後まで特急運用に使われていたものらしく、展望席にはデジタル式のスピードメーターも付いていた。
 かつて名鉄といえば「新型車両を出す度に顔が変わる」という大手民鉄としては不思議な理由でファンに支持を得た(?)ものだったが、最近は統一され車両ごとの特色も少ない、ごく普通の車両ばかりになりつつある。パノラマカーも老朽化してきた上、その特色故に運用面で使いづらくなっているのだろう。戦前の特急車「いもむし」3400系同様、最終的に数両を動態保存的に残すとは思うけど…。

 20世紀最後の日
 2000.12.31(Sun)
例年なら大晦日に大掃除や何やらが入ったり、人手の頼めない時期だけに実家の家業の手伝いがあったりするのだが、今年は昨日までにほとんど終わったせいか、いつもより時間的余裕があって妙ではあった。

…で、けっきょく「紅白」のさださんの出番は風呂に入っていて見逃しました(^^;)。まさかさださんが野猿の紹介トークに絡むとは思っていなかったけど。あと、慎吾ママ の出番がなかったのが意外だったかな。テレビを観ながら年越し。