時々日記:2000.2.1 - 2.15
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 背中を追っかけ
 2000.2.1 (Tue)
エンデバーの打ち上げが9分前にストップ、打ち上げ予定は1週間延期になる模様。どうする、さだまさし?(笑) …たぶん帰国してコンサートスケジュールこなしてからまた渡米することになるんやろな。

プロ野球もキャンプイン。けど最大の話題が監督の背番号だというのは、スポーツ報道としては不健康だと思うぞ。そりゃ長嶋茂雄は40代以上の世代にとっては不世出のヒーローかもしれないけど、あくまで根幹はいま現在グラウンドでプレーする選手であるべきで。
 日本は往年の名選手を大切にしない、とよく言われる。それはアメリカなどと比べればよく分かることだが 、ONは今でもあれほどの扱いを受けるのに、そのほかの名選手達の扱いはあまりにも小さい。
 90年代初め頃、ジャイアンツがたいして強くなくなり人気も落ちてきて「やっとプロ野球界全体としてまともな状態になってきたのかな」と思っていた矢先に長嶋監督復帰があり、その辺りからジャイアンツもジャイアンツファンもおかしくなっていったように思う。FAもドラフト逆指名も結局は金のある人気球団に有利に作用するようになってきたし、その恩恵をもっとも受けているのがジャイアンツの筈である。(それが現状では結果に結びついていないから面白いのだけど。実は新制度でもっとも結果を出してるのは昨年優勝した2球団なんじゃない?)
 ふだんテレビ出演などで成程と思わせることを語っているような人たちでさえ、ジャイアンツや長嶋茂雄が絡むと、支離滅裂な、明らかに矛盾する論理を持ち出してくる人が多いのも困ったものだ。

 丸呑み…ではなく
 2000.2.3 (Thu)
節分ということで、今日はスーパーやコンビニでも太巻き寿司を売っている。これを(普通の巻寿司のように)切らずに、ある方角を向いて一本食べる、のが関西の風習らしい(僕は京都に来てからはじめて知った)。今年の方角は西南西だそうだ。
アクセスカウンターが明日・明後日あたりで4000いきそうな気配。あたった方、メール下さい。 プレゼントが…あるかどうかはまだ未定(苦笑)

 4000突破
 2000.2.4 (Fri)
けっきょく、アクセスカウンター4000ジャストは俺自身でした…(^^;) 今日は朝AOIさんとこの3333かじりんとこの4100を立て続けにゲット、夜に自分のサイトを確認したらそれが4000だった次第。。区切りのいいところを続けて取っているなぁ(勿論、狙った訳ではない)。
 アクセスカウンターの区切りのいい数字をゲットすることを「踏む」という表現をすることがあるけど、その表現でいけば昨日・今日と踏みまくり(^^;)。街中で地雷を踏まないように気を付けよう(^^;)。けっこう道端の犬の●▲■あたり踏んでしまいそうな(^^;)

 Birthday
 2000.2.6 (Sun)
気が付いたら日付が変わっていて、Macを起動させたら起動画面に「Happy Birthday」の文字が。(Macは使用者の誕生日と正月3日間は起動画面が通常と異なる) メールチェックすると、0時ジャスト発信でみみなから川村結花「A Day He Was Born」の詞とともにお祝いメールが届いていた。「そういや もう二月最初の日曜/そうだ 今日は世界で一人だけの/あなたが生まれた日だったんだ」という詞の内容は、まさに今年の俺にピッタリじゃないですか。こういう詞を添えてくれる気の使い方がカッコいいよね。とても嬉しかった。

今日は雨天。出かけたのは買い物と京都市長選挙くらいで、下宿でだらだらしていた。改装された狂授のホームページにあった「ああ、とっちゃん亭」のMidiファイルを聴いたことがキッカケで、ここ数日間自作の曲を色々といじっていたが、今日はお休み。

今日の「笑う犬の冒険」最初のネタは小渕くんネタ(もしかして初めて?)。いや、笑った。いいのか「解散」ネタなんかやってしまって?(笑)
 1時間枠に拡大され日曜8時に移った10〜12月は、バレーボールや何やらで放送がほとんど無く、おかげで撮りだめが出来てるかと思ったら既にストックが尽きたらしく、「木曜日に撮って日曜日に放送」というギリギリのスケジュールになっているらしい。ロケの内容そのまま流してるだけ、ということが多い最近のバラエティー番組と違って、1時間ほとんど全部コントだから時間的にもコスト的にも大変だろうと思う。1時間番組に延長されたし…。野球中継で時々休める春まで大変そうだ。
 スケジュールが逼迫しているため稽古の時間がないらしく、しかも「てるとたいぞう」「小須田部長」など番組内の人気シリーズ抱えまくって出ずっぱりのネプチューン原田泰三が、セリフ棒読み・噛みまくり・さまよう視線、と「いっぱいいっぱい」になってるのが見て取れるので、なんとなく同情してしまうぞ(笑)。

そんな訳で、今日から28歳です。

 感謝の極み
 2000.2.7 (Mon)
Webの日記に書いたせいか、今年はいろんな方々から誕生日祝いのメールや電話を頂いた。どうもありがとうございます。

 雪の朝
 2000.2.9 (Wed)
夜中に降った雪が今朝はしっかり積もっている。寒い。

え? 荒井注が死んだの? 年末年始はフジカラーのCMでドリフのメンバーとともに元気なところを見せていたのに…。

 高田の背番号も…って今じゃ誰も知らんぞ(^^;)
 2000.2.10 (Thu)
…そりゃ最近はさださんもライヴでは「松井の背番号も知らない癖に」で唄ってるけどさ。(高田繁は原辰徳の前の「8」)

さだ研の例会に顔を出した帰り、書店に立ち寄って「週刊ベースボール」今週号を買う(どういう訳か生協に置いてなかった)。この時期恒例の、選手名鑑速報版がついてくる号だ。「あれ?某球団の●●選手の家族構成(妻子)が昨年版と違うぞぉ」とか、あまり気付いてはイケナイ事に気が付いてしまったり。(^^;)

本誌の方は長嶋監督の「3」復活もあって「背番号特集」。たしかに最近、昔なら2軍選手がつけるような40〜50番台の背番号をつけるトップ選手が増えたよなぁ。これって嚆矢はどのあたりだろうと思い返してみると、どんどん背番号を大きくしていった門田(H-Br-H)は別として、やはり西武の工藤(47)・渡辺久(41)が活躍後もそのままの番号で通した頃からなのかなぁ。たしかに47は大昔、阪神のエース小山がつけていた背番号だけど、今の「47」の格を作り上げたのは工藤、それに続いた野口(D)なのだろう。「55」は大豊(D-T)がつけて松井(G)で完全に定着したし。イチローの「51」や黒木(M)の「54」はまだ倣う選手が出てこない感じだが。

今年は有名選手の背番号変更もいくつか。池山(S)が「1」を返上、入団時の「36」に。おそらく数年後には岩村が「1」を付けるんだろう。ドラゴンズも宣の引退で杉下−権藤−星野−小松−宣と引き継がれてきたエースナンバー「20」が今年は空番になったが、きっと来年には川上が付けているだろうな。…けど、本人の意思とはいえ川相(G)には「0」のままで通して欲しかったな。今年から「6」になるんだけど。

 笑顔を見せて
 2000.2.11 (Fri)
宮城県にある社台ファームの山元トレセンで火事、厩舎1棟が全焼、数十頭の競走馬・乗馬が焼死した。日本一のオーナーブリーダー社台グループの所有馬・生産馬が放牧に出される場所で、3週間前まで昨年のダービー馬アドマイヤベガもいたという。そして、焼死した競走馬の中に2つの重賞を勝ったエガオヲミセテ(牝5)がいたのだ。

エガオヲミセテは父サンデーサイレンス・母カーリーエンジェルの血統。カーリーエンジェルの母はオークス馬ダイナカール(父ノーザンテースト)だから、エガオヲミセテはあのエアグルーヴの姪ということになる。
 こんな超良血馬にかようなフザケタ名前が付いているのは、生産したノーザンファームから買い上げたのがあの小田切オーナーだからである。(^^;)
 かつてノアノハコブネ(オークス馬)、最近ではヒコーキグモ(父キーンだから、だろうな多分…(汗))ニマイバ(父リンドシェーバー…)など、次々と珍名馬を送り出すことで有名な競馬界のゴッド・ファーザーのひとりである。冠号を使っていないのに所有馬がだいたい見当がつくのはこのオーナーくらいか。(^^;)しかし最近ではなんといっても馬名審議会で大問題になったというロバノパンヤだろう。
「馬にロバとはなんということか、他の種類の動物ではないか」
「だったら●●ライオンとかレオ▲▲とか■■タイガーという馬名がOKなのもおかしいではないか」
「いや、あれは馬とはまるで違う動物だ。ロバは馬に近いからまずい」
 ……、

などという不毛な(?)議論が延々と繰り返されたらしい。ぜんぶ聴きたかった気もするが。(^^;)
 …それはともかく。

血統的にも実績でもエガオヲミセテは競走馬としてだけでなく、将来の繁殖牝馬としても大きく期待されていた筈だ。一昨年もスペシャルウィークの故郷・日高大洋牧場が火事に遭ったが、今回火事のあった社台は日本一の大牧場だから経営に大打撃ではないだろうが、良血馬が多いだけに、競走馬としても、将来の種牡馬・繁殖牝馬としても損失被害は大きく、とても被害額を計算できるものではないだろう。亡くなった馬たちの冥福を祈る。

 夜空にはエンデバー
 2000.2.12 (Sat)
やっとエンデバー打ち上げ。結局さだまさし氏はあれだけコンサートを延期にしながら現地で見られず、今夜は奈良、明日は京都でコンサートの模様。うーん、スケジュールの都合とかいろいろあるんだろうけど、ここまで来たら徹底して見に行って欲しかったな。

 1頭オマケか?
 2000.2.13 (Sun)
今日府中で行われるダイヤモンドS(G3・3200m)にはメジロ3頭出し。重賞にメジロがいちどに3頭出てくるのって久しぶりのような気がする。有名どころでは91年春天にマックイーン・ライアン・パーマーの3頭出し(この頃のパーマーはG3勝ちはあるもののまだ地味な存在、オマケみたいな出走だった)なんてよく憶えているけど。今回もやはり3000m超の長距離戦。流石メジロである。1頭おまけっぽいのも同じ?(^^;)
 今日出てくるのはロンザン(牡5、父ライアン)・サンドラ(牝5、父マックイーン)・アトラス(騙6、父マックイーン)だが、ロンザン・サンドラはここを勝って春天に向かいたいところ。サンドラは牝馬ながら、父マックイーンを思い出させる芦毛の馬体だけでなく、長距離向きという部分も父親似らしい。もっともマックイーンって1着入線(18着に降着)した91年秋天でも分かるようにスタミナだけでなくスピードも兼ね備えていたとは思うんだけどね。今年5歳になるメジロ牝馬はまだ重賞勝ちはいないが、メジロ初の短距離路線に進んだ持ち込みのダーリング(母はモハメド殿下の持ち馬でG1馬の兄を産んだ後メジロが購入、という超良血なのだ)や昨秋の秋華賞・エリザベス女王杯に出走したビクトリア、そしてサンドラと期待馬も多い。メジロ復活の先頭に立ってきたドーベルの引退後にメジロ牝馬を引っ張るのは誰になるのだろう。
 一方、昨年の菊花賞5着のロンザンも、ブライト・ランバートに続いてライアン産駒3頭目の春天出走を狙う。ライアン自身は2000〜2500くらいがベストに思えたんだけど、産駒の牡馬、特にメジロの馬は3年連続で菊花賞で入着しているように、もう少し長いところで活躍している。ライアンの父アンバーシャダイ(春天・有馬記念)や母メジロチェイサーの母シェリル(マックイーンの父で天皇賞馬メジロティターンの母でもある)という血統、ライアン自身決して3000mで悪い走りはしていない(90年菊花賞3着・91年春天4着。以後故障のため春天には出られなかったが)こと、交配相手となるメジロの牝馬も大半が長い時間をかけて作り上げられた長距離適性を持っていることを思うと、今後も長距離で活躍する馬が出てくるだろう。

で、レースは結局、亡くなったエガオヲミセテと同厩のユーセイトップランが弔い合戦のように勝ってしまい、メジロ勢はロンザン5着、アトラス6着、サンドラ7着(こんな位置で並ぶなよ…)。うーん、メジロ現役の大将格ブライトが故障で長期離脱、ランバートも昨年の春天以来長期療養中とあって、今年の春天に期待できそうなのはロンザンとサンドラくらいなのだが…。(障害G1馬ファラオが出走、というのは論外ね(^^;)) ところで万が一サンドラが春天に出てきて勝っちゃったら「親子4代天皇賞制覇」って騒ぐのかな?(^^;)

そんな中、4歳未勝利戦でビワタイテイがやっと勝利。ご存知ナリタブライアンの全弟(つまりビワハヤヒデの半弟)。母パシフィカスも亡き今、兄弟4頭めの重賞制覇(ビワタケヒデはラジオたんぱ賞勝ち)を目指して…というよりも、偉大な上2頭の兄同様にクラシック戦線に乗って欲しい馬の一頭である。

 この味、甘いか苦いか
 2000.2.14 (Mon)
朝(?)、郵便配達員がドアをノックする音で起こされる。配達日指定で届いた郵便物はチョコレートであった。そういえば今日はバレンタインデーだった…。ありがとうございます。