時々日記:2000.1.1 - 1.15
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 A HAPPY NEW YEAR
 2000.1.1 (Sat)
あっさり2000年へ。結局トラブルは何も起きなかった。「もっと何か起きるものだと思っていたから拍子抜けした」と親は言っていたけど、何も起こらないようにこの数年間頑張ってきて、たぶん今も休日返上で待機しているコンピュータ関係者のこと思うとそんなことを口にする気にはなれないな。

一度寝て、起きてきたらテレビで染乃介・染太郎が「おめでとうございますー!!」をやっていた。この辺、いつもと変わらない正月の風景。

天皇杯はグランパスがサンフレッチェに2-0で快勝。前半は苦しんだけど後半は一方的に近かったかな。まぁ、あれだけの戦力が揃っていて勝てない方がおかしい、という気はするけど。アントラーズ・ジュビロ・レイソルに勝って決勝まで進んできたんだし。トヨタの資金力で次々と有力選手かき集めて、けど監督/コーチがダメで昨シーズン前半は低迷、サッカー界のジャイ●ンツ化していたが、監督が交代してからめちゃめちゃ強くなった。今シーズンは最初から優勝争いに絡めそう。
 けど天皇杯優勝じゃ時期が時期だけに、テレビ特番はあっても優勝セールとかないし(名古屋は昨秋にドラゴンズで優勝セールやってるし…)、あんまり名古屋でも盛り上がってない気がするんだよね(苦笑)。こうなったらどうしても初のリーグ制覇をしなきゃいかんでしょう。秋にはドラ&グラの名古屋ダブル優勝の期待も今年はできそう。

母方の実家へ挨拶に行く。といっても母方の実家は僕が通っていた中学校のすぐ近くなのだけど。この歳になってもお年玉を頂いてしまったりするのはめちゃめちゃ恥ずかしいのだが…、お陰でMac買うときに親から借りた借金ようやく完済しました(苦笑)。

 住職のいる神社
 2000.1.2 (Sun)
初詣。母が「行ったことがない」ということもあって(僕も行ったことはなかったが)初めて豊川稲荷に出かけることになった。混んでいそうだよな〜。10時半に出発。

さすがに岡崎以東の国道1号線は渋滞気味。途中に、名古屋地区でよくCMが流れている一畑山薬師寺もあるので、そのせいか。豊川市内に入ると、豊川稲荷付近は更に渋滞。裏道を抜けて、稲荷裏手の公園脇にうまく車を駐車できたのはラッキーだった。で、駐車場からの通路を抜けて、裏手から境内へ。

豊川稲荷はもともと妙厳寺というお寺の守護としての稲荷社の方がむしろ有名になってしまったもので、神社なのに建築様式はあくまで仏教的で、「お稲荷さん」に付き物の連続した赤鳥居もないし、宮司ではなくお寺の住職が祈祷やお祓いをしてくれるらしい。明治以前の神仏混交が残っている例のひとつだろう。あとでスポーツ新聞を読んで知ったが、この日はイチロー一家が参詣に訪れていたらしい。もっとも、その時は全然気付かなかったし、それとは関係なく正月は混雑している処だけど。

参拝を終え、境内の露店や参道の商店街をぶらぶら。途中、油揚げを焼いて醤油と海苔で巻いたものや串カツなどを食べたり。

帰宅は夕方。夜は「ショムニ」を見ていた。

 今夜はお肉、今夜はお肉
 …このCMって関西だけだよな、たぶん(笑) 2000.1.3 (Wed)
昼まで1時間ほど、実家の仕事の手伝い。

服を買いに母・妹と外出。そのままコメダで昼食。コメダは愛知県下では随所にあるコーヒー店で、ウインナーコーヒーが知られる。ここで昼食にコーヒー+ランチ(パン+フライ物+山盛りキャベツ)+デザートを食べるのは実家ではよくあることだったりする。以前は本山(名古屋大学がある場所)の方(おそらく此処が本店?)へ出かけたついで、という事が多かったが、ここ数年で支店が急激に増えたのか、実家近辺にも幾つかできているらしい。

その足で親戚の家へ。従兄(いつもお世話になっている従姉の弟)の子が高校受験ということで、この帰省中、頼まれて勉強を見ている。家庭教師という程のものでもないのだけれど。ただし今日は勉強の面倒ではなく、従姉のiMacの方。彼女(の犬)のホームページのバナーを作った。

夕食は親戚一家とご一緒して焼き肉に連れていって頂いた。めっちゃ美味しかった。

 録画王
 2000.1.4 (Wed)
年末にいきなり実家のビデオデッキが故障。今日、修理に出すことになり、電気店に電話したりビデオデッキのコード類を外して掃除したり。修理費次第では買い換えることになるかもしれない。下宿にあるデッキ(従姉から譲り受けたもの)と同一機種の8年前のPanasonicだけど、名古屋地区では3年後に地上波デジタル放送が始まることを考えると、いま買い換えるのはちと勿体ない気がする。

そのあと、昼まで実家の仕事の手伝い。

昼寝しつつ、ふいに浮かんだギター・フレーズを実家に置いてある古いガットギターで弾いてみようと試みるが俺の腕では弾けないことが判明。(T_T) 忘れないうちに鼻歌をMD録音するか打ち込むか、どっちかしなくちゃ。

夕方、母・妹と一緒にビデオデッキ抱えて電気店へ。事前の電話では「最近のビデオデッキは安いし、5年以上前のものなら買い換えた方が…」という話だったのだが、デッキを見て店員の反応が一転。
 バブル崩壊期にあたる8年前頃のS-VHSデッキは、各部品にいいものを使っておりデッキ自体も丈夫に造られている(その分、値段も高いが)ので、徹底したコストダウンで設計され壊れたら買い換えた方がお得な現在のデッキと異なり、できるだけ修理して使った方がいいという判断だった。年始の多忙期のため修理完了までに2週間ほどかかりそう。

 京都へ
 2000.1.5 (Wed)
朝、母に送ってもらって実家を発つ。
 尾張横須賀から名鉄で金山乗り換え、以後京都までJR在来線をゆっくりと行く。新快速で大垣まで、大垣で米原行きに乗り換える。
 以前はこの区間が1時間1本だったのだが、昨年12月の改正で倍増した。ただし、従来は浜松−米原直通の4両編成だったのが、大垣−米原を往復する2両編成(最新型電車ではあるが…)に変わったので混雑度は高い(座れない)し、乗車ホームも2番ホーム先端を切り欠いて設けた形の3番ホームからの発着のため、大垣までの電車を降りたら先の方へ歩かなければならない。
 米原からは新快速。こちらは流石に座れた。正午過ぎに下宿に辿り着く。

まず年賀状チェック。出していなかった人たちに急いで年賀状を書く。そのあと外出、買い物。ついついMG:GMカスタム買ってしまいました。(^^;) 作ってる余裕あるのか!? けど今MG買わないと、サービスで貰える非売品のMGカタログ貰えないし。ティターンズ・カラーのGMクゥエルとどちらを買うか迷ったけど、GP01と並べるにはカスタムかなと思って。ティターンズ・カラーのMk-IIは俺持ってないし。

 げほげほごほげほ
 2000.1.6 (Thu)
京都に戻って早々、風邪ひいた…。

 雷鳴 (^^;)
 2000.1.7 (Fri)
風邪は相変わらずひどく、薬飲みまくりの1日。胃腸にきているので下痢気味、外出が怖い。俺の場合、一気にキますから。そういえば食事どうしよう…。

 この週末は
 2000.1.8 (Sat)
「ハッピーマンデー」施行で世間は今日から3連休。今年はY2K対応で正月休みがなかった人たちが、この連休前後でやっと休暇、というのもありそうだ。
 俺…? 風邪ひいてるし、ひたすら暖めて寝ます。(^^;) 時々GM作りながら。

 だうん
 2000.1.9 (Sun)
今日は、体調が戻っていれば日本橋でもうろついて、夕方からは梅田で近々結婚する友人を囲んでの飲み会に参加するつもりだったが…。夕方になっても体調は戻らず、外出せずに自宅静養。友人には詫びの電話を入れる。

仕方ないので(?)下宿でGMカスタムを作る。頭が完成。「0080」「0083」に出てくるジムは、顎の部分が独立していたり目の上のヒサシ部分に、ガンダムでいえばツノ(アンテナ)の基部となっているパーツがあったりで、メインカメラが左右独立でなくゴーグルタイプである点を除くと、ジム系というよりはガンダム系に近い 頭部デザインになっている。だからこそ、「0083」より後の話の筈の「Z」で、外形がまんま初期GMのGM2が出てくるのが矛盾っぽくなってしまうのだけど(笑)

 大事なものが変わってきた
 2000.1.10 (Mon)
■10日が「成人の日」ってのは、どうもなぁ…。

年末に出ていたらしい「月刊カドカワ」増刊のCHAGE&ASKA特集本を買う。92年から現在に至るまでの主に「月刊カドカワ」のチャゲアス特集記事・連載記事を再編集し記事を追加したもの。
 「月刊カドカワ」って「新潮45」「文藝春秋」といった文芸誌のようなB5判で厚さもほぼ同じサイズという体裁をとった音楽誌だが、ビジュアルが中心の他の音楽誌と異なって文章量が際だって多い(アーティストが書いた小説などが載ることもあるが)ので、じっくり読むにはいい特集も結構組まれている。一時期、角川書店発行のいわゆるアーティスト本(特に文章モノ)が多かったのは、恐らくこれが理由だろう(初出が「月刊カドカワ」って文章も多いだろうし)。最近この手の本は幻冬舎刊が多いような気がするが、これは幻冬舎を設立した社長がもともと角川にいた人で、ライターや編集者といった人脈を引き継いだから、らしい。そういえば以前は角川から出ていた中島みゆき「夜会」のシナリオ本も、ここ数年のものや文庫版は幻冬舎だものな。さだまさしは近年サンマーク出版ばかりだが(笑)

 さんざん闇に泣く
 2000.1.11 (Tue)
CD-Rでバックアップも取れる環境が整い、使わないファイルをCDに焼いたことでHDに余裕もできたので、外付けHDのフォーマットを従来のHFSからHFS+に変更することにした。
 HFSは古いMacフォーマットで、現在のような大容量HDには向かない部分がある(小さいファイルの場合、無駄にサイズを喰ってしまう部分がある)。新しいHFS+は、WindowsのFATに対するFAT32と似ているだろう。Mac OS 8.xからDVD対応の意味もあってこのフォーマット規格が作られ、最新のNorton Utilitiesなども現Ver.あたりでHFS+に対して安定してきた、ということらしいので、まだHDが空いているうちに変更しようと考えた次第。

 全ファイルをCD-Rに焼くのも手間なので、玉突き的な手順を考えた。もともと増設HDは3つのボリュームにパーティションを区切ってあり、まず、一つのボリュームを空にして、これをHFS+にフォーマットしなおす。次に、B's Crew(HDドライバソフト)でパーティションの変更を行い、(旧フォーマットの)ボリュームのサイズをできるだけ小さく、HFS+でフォーマットしたボリュームのサイズをできるだけ大きくしたあと、ここに他の(旧フォーマットの)ボリュームからファイルを移動させて、空になった分を更にパーティションのサイズ変更で新ボリュームに移す…という手順で、最終的には3つのボリュームすべてをHFS+にする、ということを考えたのだが、実際に始めるとこれがなかなかうまくいかない。
 ひとつはNorton Utilitiesの様々な不可視ファイルや設定がパーティションの変更を阻害するらしく、また、一度にHD全体をフォーマットするのでなくボリューム毎に行ったために、サイズ変更できる範囲をかなり制限されてしまったらしいのだ。この問題については、空にしたボリュームを一旦消去した後改めてボリュームを作る、ということをやったら何とか解決。
 何度か試行錯誤の末、まる1日かかってやっと完了。このあとNorton Utilitiesでディスクを検査したら…、出るわ出るわファイル不良。(T_T) 一時は修復不能でファイル全滅か?と思ったが、どうにか乗り切った。よかったよかった…既に明け方近くになっていた…。

 完了
 2000.1.14 (Fri)
火曜日に引き続き、今度は内蔵HDのフォーマット変更に挑む。内蔵HDにはシステムフォルダやアプリケーションを集中させてあるので、これをパァにするとエライことになるので慎重になるのは当然。
 内蔵HDは1.2GBと外付に比べて小さいし、パーティションも切っていないので、操作自体はシンプルである。まず外付HDに内蔵HDの全ファイル(システムフォルダ含む)をコピーし、起動ディスク指定を外付HDの今システムフォルダをコピーしたボリュームに変更して再起動、更に仮想メモリを切って再び再起動。起動ディスク変更後も特に問題なく動作するので、もとの内蔵HDの内容を全消去してHFS+で初期化した。初期化は呆気ないほど一瞬で終わる。で、先程コピーしたファイルをすべて再び内蔵HDにコピー。HFS+になったら、同じ量のファイルなのに今迄1GBを超えていた総容量が800MB程度まで減っていた。ここがHFS+の最大の有り難さかもしれない。
 ファイルのコピーが終わったら、起動ディスク指定を元の内蔵HDに戻して再起動。問題なく動作してホッとする。Norton Utilitiesをかけても問題ないようだ。これまでと異なるのは、自動整列となるランチャー項目の並びが今迄「カナ漢字(JIS順?)→アルファベット順」だったのが、HFS+にしたら「アルファベット→カナ漢字」順になっていたこと。Unicodeか何かによるものなのだろうか。

 10年前を思う
 2000.1.15 (Sat)
この土日は大学入試センター試験が行われる。僕が受験したのは1990年・1991年の2回。ちょうど「共通一次試験」から「センター試験」に変わったときの第1回と第2回を受けたワケだ。昔、その話題になったときに1年上の先輩が「俺は最後の共通一次と最初のセンター試験を受けたんだぞ」と自慢していたが…、それって自慢になるの?(^^;)