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アンジェリーク

〜 太陽の休日 Vacance au Soleil 〜

◇7/9(土) 昼の部◇


アンジェリーク
〜 太陽の休日 Vacance au Soleil 〜

<CAST>
ランディ
オスカー
リュミエール
セイラン
ティムカ
チャーリー
園丁A…中原さん
園丁B…岸尾さん

<立ち位置>
会場左側にマイクが6本
左から、私市さん・賢雄さん・神奈さん・真殿さん・飛田さん?(ごめんなさいこの辺り怪しいです 謝)
一番右が岩永さん。
舞台中央付近に、マイクが2本
そこに園丁役のお二人


◇STORY◇

ティムカの案でオスカー、ランディ、リュミエール、チャーリー、セイランでピクニックに行くことになります。

ティムカ「うわぁ〜、晴れましたね、チャーリー。暑くていい天気です。」
チャーリー「これは真夏日になるかも知れんなあ。せや、今このセレスティアは夏真っ盛りや。」
ティムカ「そんなに暑くなりますか?あぁ〜失敗したかな。外でピクニックなんて」
チャーリー「いや、ティムカのアイディアはええんとちゃう?炎天下、脱水症状の一歩手前まで遊んで、
      日陰に座って死んだように眠る。うん、夏らしい過ごし方や!」
ティムカ「それって、夏らしいんですか?」

ランディ「おはよう、ティムカ、チャーリーさん。二人とももう集合場所に来てたんだ。」
オスカー「早めに来たつもりだったが、出遅れたな。」
チャーリー「あ、ランディ様にオスカー様。いらっしゃい。」
リュミエール「お招き有難う。楽しい一日に致しましょう。」
ティムカ「リュミエール様。ようこそお越し下さいました。」
ランディ「俺、ものすごく今日を楽しみにしてたんだ。今の季節の虹の小川って、気持ちいいよな。」
オスカー「まあ、たまにはこんな休日も悪くない。メンバーはこれで全員なのか?」
ティムカ「いえ、まだ…」

そこにセイラン登場。

セイラン「おや、皆さんお揃いのようで。一体何人いるんだい?」
ティムカ「セイラン。あなたをいれて今六人。後もう一人。」
セイラン「そんなに?まずいな…全然足りないじゃないか。」
リュミエール「足りない?」
セイラン「あ、独り言です。」

ランディ「後一人って誰だい?」

オスカーが、今日はスペシャルゲストをよんである…と。
誰だろうと不思議がるメンバー。

会場も 「?」

そこへ、客席に向けて青いスポットライトが幾重にも照らし出されます。
オスカー「決まってるじゃないか。 ほら、見えてきた『お嬢ちゃん』」だ」とv

会場からも喜びの声が(笑)

次々に「貴女なら大歓迎ですv」
と「お嬢ちゃん」の登場を喜ぶ守護聖たち。

そして「お嬢ちゃん」を入れた
7人で虹の小川にピクニックに行くことになります。

今日はみんなにそれぞれピクニックに必要なものを持ってきてもらうようお願いしたんですが…
というティムカ。
次々に、持参してきたものを披露します。

チャーリーは水鉄砲
オスカーはコンロ一式
そしてランディは…
ランディー「マシュマロとビスケットと剣玉とビー玉とー」
オスカー「……は?」
リュミエール「…マシュマロ…?」
ランディー「はい! マシュマロを焼いてビスケットに挟んで食べるんです!美味しいんですよ!」
     (早口に爽やかな口調で)

― ここで、オスカーが「マシュマロを焼いて食べた事がある人?」
と客席に問いかけます。 ―

手を挙げる人は意外と多かったです。
そんな私もやったことがあるので挙手。
するとオスカー賢雄さん…
「(挙手した人)帰ってくれ」 と(笑) 

セイランは参加者が7人と分かってから「これじゃ全然足りないな」と独り言。
何が足りないんです?と周りがつっこむがセイラン適当にごまかす。

全員集まって、さあ行こうというところで突然セイランは別行動をすると言い出します。
「後で必ず合流するから先に虹の小川に行ってほしい」と。
他のメンバーは用事があるなら一緒に行くというが、
「わざわざ全員で周り道をする必要はない」
と引き下がらないセイラン。
なお食い下がるティムカに
「個人の行動を必要以上に干渉する事はないだろう?」というような事を言い
戸惑う面々を残して、ひとりふらっと去っていきます。

どうする?と思案するが、ここは先に行くしかないだろうと結論を出すオスカーとチャーリー。


セイランの心配をするティムカ。それを気遣うリュミエール。
とりあえずセイランの後で合流するという言葉を信じ、先に現地へ向かいます。

―場面は変わり「虹の小川」へ
この時、舞台の白い階段などに「虹の小川」の風景が投射されて綺麗でした。―

虹の小川に着いて、早速ピクニックの準備に取り掛かる面々。
準備をする間、木陰で待っていてくれとお嬢ちゃんを気遣うオスカー。
リュミエールが水を汲んでくるといい、先程から様子がおかしかったティムカを気遣ってか
「ティムカ、一緒に行きますか?」と声をかける。
ティムカ「はい。」と…

ここで、私市さんと飛田さん以外は一旦退場するんですが…
この時に「(ピクニックの準備をするから)待っててくれよ〜!」
といって客席の「お嬢ちゃん」に舞台ギリギリまで出てきて手を婦ってアピールする賢雄さん(笑)
周りからも、「何をそんなにアピールしてるんですかっ!(笑)」 との声が(笑)


―再び場面は変わり湖へ−

ティムカとリュミエールは水を汲みに園丁の憩い場にもなっているという湖へ向かいます。
するとそこにはセイランがいました。
セイランは園丁とは顔なじみのようで、話をしています。

声をかけるかどうか迷うますが、話の内容は立ち聞きをしている2人が入り込みにくいものに…
しばし様子を見ることにする、リュミエールとティムカ。


自然の手入れをする園丁。
(いったいどこの地方の出身なんだという、岩永さんのつっこみが入るような喋りでした 笑)
園丁の二人はこの泉で一息つこうとしたら泉に何か沈めてあるのを発見。
セイランはしばし、園丁と話をした後、おもむろに湖から何か引き上げます。
それは良く冷えた葡萄で、前日から今日のピクニックのデザートにと冷やしていたものでした。
「足りない…」というのはその葡萄の数で、予想以上の人数が集まってしまったために
どうするか迷っていたようです。

園丁「わざわざ前日に準備にくるなんて、今日のピクニックに参加するのは
   本当に大事な友達なんだな〜」
セイラン「心から大切だと思える相手でないと、友人と呼ぶには値しないね。」
園丁B「はぁ〜なるほど〜。で、そのお友達はどこに?」
セイラン「いないよ。取りに来たのは僕一人だ」
園丁A「何でまた?一緒に来ればいいのに」
セイラン「必要がないじゃないか」
園丁A「へ?」
園丁B「必要がない?」
セイラン「わざわざ団体で遠回りするなんて、ナンセンスな極みだ。」
園丁A「いや、それはどうかな。セイランさん、それってどうかな〜?」
園丁B「一人で単独行動するなら、皆で遊びに来てる意味ないんじゃない?」
セイラン「そんな事はない。」

リュミエール「何やら、声をかけにくい方向に話が進んでいるようですね」
ティムカ「どうしましょうか?」

影で聞いていたリュミエールとティムカはさらに出るにでられなくなってきました。

セイラン「そんなに奇妙かなあ。僕達は一本の独立した人格だ。
     磁石のN極とS極じゃないんだから、いつもくっついてる必要はないと思うよ」
園丁A「うーん、人の気持ちと磁石は全然、全く違うと思うなー」

また団体行動中に一人理由も言わず別行動をとったことに対して、
園丁にさんざんつっこまれるセイラン。

そこで…客席に向けても突然アンケートコーナーが始まりました(笑)
中原さん&岸尾さん
「団体行動をしている時、1人で別行動をとる人間をどう思う?」

「(それぞれ個人の事情があるのだから)セイランの1人での別行動は常識の範囲内?」

会場の半数以上が挙手したように思いました。
(ちなみに私も肯定派)

「続いて否定する人?」
会場の3分の1くらいが挙手したようです。

が…(笑)
1人での別行動は常識の「範囲外」の方が少なかったようでしたが
園丁B(岸尾さん)がしれっと「範囲外が3万人だね」。
それに対して園丁A(中原さん)が「すごい! わしは29998人までしか 数えられなかった!」
と返してました。(笑)
さすがですこのお二人(笑)


そこへ、さっきからそこで水を汲みにきて待っている人がいる…と
リュミエールとティムカの存在をセイランに明らかにしてしまいます(笑)

ばつの悪そうに出てくる二人に、またセイランも慌てます。

そんな様子には臆さずに、中原さんと岸尾さんの園丁二人は
そっちの二人にもアンケートとリュミエールとティムカにも声をかけます。

園丁「今アンケートしてるんですけど、何人で来られましたか?」
リュミエール「7名です」
園丁A「7人、ですか。で、そのうちの一人が突然黙って何処かに行ってしまったとしたら
      どう思いますか?」
セイラン「面と向かって聞くなよ。当事者の前で」
ティムカ「あの、人には其々に自分なりの考えや生き方がありますから、
     そういう人をただ否定するのは違うように思います。」
リュミエール「ティムカ…」
ティムカ「必要なのは、ほんの少しでいいから、行動の理由を説明する事ではないでしょうか。
     歩み寄りとは先ずお互いの違いを確認する事から始まるのですから」
セイラン「だ、そうだよ。」
園丁A「うーん、一言一言に重みがある」
園丁B「まだ若いのに、只者じゃないね」
園丁A「うん。あ、失礼ですがお仕事は?あ、まだ学生さんですよね?」
ティムカ「え…えぇ…」

リュミエール「私達の事がわからないようですね」
セイラン「君達、いちいち人の事情を詮索するのはやめたまえ。
     全く自然を相手に暮らしている人間は、世間に疎くていけない」
園丁A「よりによって、セイランさんに言われたくないな〜」

園丁B「おい、今日は午後から花の野原の手伝いに呼ばれてるんじゃなかったっけ?」
園丁A「えっ?あぁ、そうだったー!もう行かないと」
園丁B「じゃ、セイランさん」
セイラン「ああ、また会おう」
園丁A「ああ、そちらのお二人もどうぞごゆっくり〜
    セレスティアの自然を楽しんで下さいね〜」

そして園丁の二人は午後の仕事があった事を思いだし、慌てて出発。

セイラン「…本当に濃いキャラクターだったな」(笑)


セイランはピクニックのために前日にこの場にきて、デザート用の葡萄を湖の中に冷やしていて、
それを取りに来るため別行動をした。
それを皆でぞろぞろ取りに来るのは無意味なので、1人だけで来た。
しかし葡萄は7人では足りない量なので、これでは意味がないと嘆くセイラン。
しかしリュミエールは、葡萄の数より、そのセイランの気持ちが嬉しいと礼を言います。

セイラン「そうか…少し考えを改めないとな」

お互いの気持ちを確認し、和やかな雰囲気に。


―場面は再び虹の小川でピクニックの準備をしていた面々へ―

そのころ虹の小川ではランディとチャーリーが水鉄砲勝負をしていました。

チャーリー「ほな、はじめよか。男と男の真剣勝負やっ」
ランディ「1,2の3で振り返るんですね」
二人「1,2の3!」


バシュー!!

ランディー「うわっ!顔にかかっちゃった…」
結果はチャーリーの勝ちだったようです(笑)

オスカー「子供だな…」
ランディ「結構楽しいですよ。オスカーさまもやりますか?」
オスカー「飛び道具はやらない主義なんだ。俺は、剣一筋だ」
チャーリー「かっこええ〜」


そうこうしている所へ、リュミエール、ティムカ、セイランの3人が戻ってきました。


セイランも一緒にいるのをみて、首をかしげる面々。
「湖で会ったのですよ。」と説明するリュミエール。

セイラン「迷惑をかけたのなら謝るよ」と素直に謝罪。
ランディ「(爽やかに)オレは気にしていません。いつものことですからっ!」
セイラン以外の一同は一斉に笑います。
セイラン「悪かったよ!」
とバツが悪そうに再び謝罪(笑)。
オスカー「悪かったと思うなら、俺が背負ってきたコンロで火をおこしてくれ」


と、再び和やかな雰囲気を取り戻し、全員揃ったところで、ビクニックを始める事に。


リュミエール「セイランがデザートに葡萄を用意してくれました。」
喜ぶ面々。

オスカー「お嬢ちゃんは、俺の隣に…」
と誘導して、ちゃっかり『お嬢ちゃん』を自分の隣に座らせて、
7人でピクニックを楽しんだのでした。




◇7/9(土)昼の部ポイント◇

・園丁A…中原さん
 かなり弾けてらっしゃいました(笑)
 怪しいなまりも最高でした(笑)


・園丁B…岸尾さん
 こちらもかなり濃いキャラに(笑)
 園丁Aよりは若め。
 セイラン達のことを守護聖とは知らないのでセイランともタメ口でした。