バイクのユーザー車検の勧め
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個人的な考えだけど、自分にとって車検制度そのものはバイクの安全性や信頼性を保証するものでは全くなく、ただ制度上受けないと公道を走れなくなるから、仕方なく受けるという程度のものである。 |
●準備編
| ○陸運支局のテレホンサービスで予約 | 最寄りの陸運支局のテレホンサービス(予約)に電話して、メッセージ通りにダイアルを操作します。電話はプッシュ式でもダイヤル式でも出来ます。 自動メッセージに従い、ユーザー車検を選択します。万が一不合格になることも考慮し、予約は午前中のラウンドに入れておきましょう。予約作業の中で予約番号を伝えられますのでメモしておきます。 車検は満了する1ヶ月前から受けられます。通常、予約は車検の1週間前から前日まで受け付けています。雨の中の車検は最悪なので、天気を見ながら予約するのも手ですね。 北海道内の陸運支局の一覧はここをクリック。テレフォンサービスの番号も載せています。 ※札幌運輸支局はライン検査があるので注意! |
| 書類の準備や点検は車検の1週間より前には終わらせましょう。遅くなると問題が発覚した場合、間に合わない場合があります。 | |
| ○書類の準備 1 自賠責保険の更新 2 軽自動車税納税証明書 3 自動車検査証 4 定期点検整備記録簿 |
1 次の車検までの期間をカバーするよう、更新しておきます。更新は自動車保険取扱を行っている所ならどこでもOK。私は農協で作ってもらってます。車検当日は古い自賠責保険証と新しい自賠責保険証の両方を持って行きます。住所が車検証と違っていても特に問題ありません。 2 毎年5月頃に支払っているアレです。もし無くしてしまっていたら、市町村の税務課へ行って、再発行してもらえます。もし支払っていなかったら、直ちに払って下さいね。 3 もちろんありますよね。 4 バイクに付いているのがあればそれを使います。もし無ければ四輪用でもOKなので、四輪の点検記録簿をコピーして使いましょう。 すべてのチェック項目を点検することが基本ですが、はっきり言って無理です。書類上ちゃんと項目にチェックマークが入っている程度で十分です。そして検査官は記録簿に目を通すことすらほとんどありません。 |
| 左の画像はハーレーJapanの定期点検整備記録簿。クリックすると拡大されます。車検時には冊子でなく1枚だけ外して持って行くのが普通。 | |
| ○バイクの点検1・・灯火類等 1 ヘッドライト(遠目、近目) 2 ウインカーの正常な作動 3 尾灯の点灯 4 ブレーキランプの点灯 5 ホーンの正常な作動 |
電気関係はおおむね左記の内容をチェックすればOKでしょう。 ちなみにエアクリーナーやオイル類は全くチェックを受けません。 |
| ○バイクの点検2・・安全性等 1 前後のブレーキパッドの状態 2 前後のブレーキオイルの量 3 タイヤの摩耗 4 オイルの漏れやにじみ 5 タイヤ周りのボルトの締め付け具合 6 その他日常の運転で不具合な箇所 |
左記内容は車検というよりも命を預ける部分ですので普段からの点検が重要です。 ブレーキパッドやブレーキオイルの量は検査官はチェックしませんがこの機会に再度点検をしておきましょう。 タイヤの溝は0.8mm以上必要。スリップサインでチェック。不安なら交換です。 オイルの漏れや多めのにじみは車検に通らない可能性があります。 |
| ○カスタム車で特に注意すること 1 消音器(マフラー)の音量、構造 2 シートがタンデムになっているか(定員2名の場合) 3 タンデムの握り手が付いているか(定員2名の場合 4 ハンドルの変更はしているか 5 ボルトオンのカスタム部品の取り付けはほとんどOK |
1 マフラーはノーマルより音量が高めなら、ノーマルに戻しておきます。排気方向は後ろまたは下向でないとダメです。横に排気するスーパートラップはダメな可能性が高い。 2 車検証で乗車定員2名ならタンデムシートは必ず必要です。 3 車検証で乗車定員2名ならタンデムの握り手が必ず必要です。太いロープ等でもしっかり固定されていれば大丈夫でしょう。 4 ハンドルの変更で、高さや幅が変更になっている場合、車検に通らない可能性があります。。ただし幅は2cm、高さは4cmまで前後してもかまいません。それ以上の変更の場合、構造変更をするかハンドルを元に戻します。ここは検査官のチェックを受けやすい箇所です。 5 ウインドシールド、バッグ類、シーシーバー、荷台はボルトオンであれば何を付けても問題と思います。 |
| 注意 バイクの点検では車検に通すことのみを前提としたもので、安全性を保証したものではありません。あくまで各個人が責任を持って、点検整備を行いましょう。まったく自信が無い方はショップで点検、整備しましょう。けど自信が無くても、いろいろ情報を得て、自分で挑戦して欲しいと思っています。なお法律上はブレーキ周りの分解整備は有資格者でないと出来ないことになっています。 構造変更を行う場合は、車検の前か同時に行います。車検の後に構造変更を行うと重量税を2回払うハメになります。 |
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| ○車検当日に持参する物 1 印鑑 2 バインダー 3 準備した書類(「書類の準備」を参照) 4 工具一式 5 電球類 6 お金 7 予約番号のメモ |
1 認印でOK 2 書類を挟める必須文具です 3 バインダーに挟んでおきます 4 車載工具程度でもOK。いろいろあるとなお良い 5 万が一、当日電球が切れた場合役立ちます。特にハーレーではウインカーの電球はそこら辺に売ってないので事前に準備しておきましょう。 6 確実に重量税5,000円、検査料1,400円は絶対必要です。出来れば予備も含めて2万円程度は持って行きましょう。 |
●検査編
| 車検当日は書類作成の時間やトラブルも考慮し、余裕を持って予約の1時間前には陸運支局に到着したいものです。あらかじめ陸運支局の場所もチェックしておきましょう。ここでは平成16年に室蘭運輸支局で行った私の事例を紹介します。 | |
| ○まずは自動車協会へ行く 1 書類、印紙を買う 2 料金の支払い |
陸運支局の近くに必ず民間の自動車協会なるも のがあります。まずそこへ行き、検査関係の窓口で「オートバイのユーザー車検をしたい」としっかり伝えます。バインダーの書類を手渡すと、自動車重量税納付書、自動車検査票、継続検査申請書の3枚の書類が貰えます。重量税5,000円、検査料1,400円分の印紙も一緒に購入することとなります。用紙代は40円でした。ちなみに今まで訪問した自動車協会の対応は事務的でイマイチでした。 |
| ○陸運支局で書類の記入、提出 1 自動車重量税納付書 2 自動車検査票 3 継続検査申請書 |
陸運支局では必ず記入例があるので、記入例を見ながら必ず車検証と同じ内容記入します。もし車検証に記載されてる住所と実際の住所が異なる場合でも、車検証の住所を書かなくてはなりません。![]() 鉛筆で記入する部分とボールペンで記入する部分があるので気を付けて。全部記入し、捺印し、印紙も貼ったら、すべての書類を検査窓口へ持って行き、ユーザー車検であることを伝えます。 最近の陸運支局は驚くほどユーザー車検を歓迎してくれて、とても親切です。わからない事はすぐに聞きましょう。すごく丁寧に教えてくれます。 下の画像をクリックすると各様式を見ることが出来ます。↓ |
| ○検査開始 1 外観検査 2 灯火類、ホーンの検査 3 発進、停止の検査 |
私の経験した帯広、室蘭支局ではバイクの検査ラインはありません。予約開始前に検査ラインの建物の横にバイクを止めて、待てばいいのです。 検査官に書類一式を渡し、検査開始です。 ![]() 1 外観検査では小さなトンカチを持って、ボルト類をトントンしながら緩みをチェックします。また時としてメジャーで車幅や車高を計測します。 2 検査官の指示通り操作します。光軸検査はありません。簡単なので焦らないこと。 3 エンジンをかけ、発進後すぐにタイヤが鳴る程度の停止をしてブレーキをチェックされます。普通に走れるバイクなら大丈夫でしょう。 5分ほどで検査は終わりです。検査官もバイクに詳しくないしホントに簡単です。 画像の左側にポツンと見えるバイクの場所が検査場所です。 |
| ○車検証と自賠責のステッカーをもらう | 検査官から合格のハンコを貰ったら、再び陸運支局へ行き、書類を渡します。5分ほどで新しい車検証と自賠責のステッカーが貰えます。以上ですべて完了。 古いステッカーは剥がれにくいので、家に帰ってからゆっくり剥がし、新しいステッカーを貼りましょう。 |
| ○不合格だったら | 不合格でも慌てる必要がありません。不具合箇所を直し、検査当日であれば何度でも新たな費用無しで検査を受けることが出来ます 。バイク用検査ラインのある支局では光軸検査が有り、一発で合格する可能性は低いです。光軸が不合格な場合は、近くに予備車検場があるので、そこで調整してもらって下さい(調整料は四輪の場合で3,000円くらいでした) もし、その場での修理、調整が不可能な場合でも、15日以内であれば検査料1,400円の追加のみで再検査を受けられます。 |
| ○費用 合計たったの24,880円 | 自賠責保険 18,440円 重量税印紙 5,000円 検査登録印紙 1,400円 登録申請用紙 40円 合 計 24,880円 ※H17年4月1日より自賠責保険料は19,620円になります。 |
| 注意 平成18年5月時点で室蘭陸運支局では前後のブレーキ及び光軸のライン検査が導入されていましたのでご注意下さい。 |